パスポートのいらない外国!? 横須賀・どぶ板通りのディープ旅

横須賀・どぶ板通りのディープ旅。パスポートのいらない外国へ!?

突然ですが、みなさん、パスポートはお持ちでしょうか?

僕は持ってはいるんだけど、飛行機が怖くてね……(泣)。
臆病なハムスターのように気の小さい僕が、パスポートのいらない外国へと出発! 飛行機には乗りません!

え? そんな都合の良いとこがあるわけないって? ここだけの話、実はあるんですよ。それがここ、ワタクシ虎太郎が生まれ育った街・横須賀でございます! 夜のどぶ板通りは外国のような雰囲気で、ディープな体験ができること間違いなし!

今回は、首都圏の人も意外と知らない“知られざる横須賀”の魅力を存分に堪能していただきましょう!

「YOKOSUKA軍港めぐり」で横須賀のルーツを勉強!

東京駅から横須賀線で横須賀駅へ。駅から10分ほど歩いて目的地に到着!
さて、まず最初にご紹介するスポットですが……。
これな~んだ?

YOKOSUKA軍港めぐり

そうです、船です!
しかし、ただの船じゃあございません!!
アメリカ海軍や海上自衛隊の艦船を間近で見ることができる「YOKOSUKA軍港めぐり」クルージングツアーの船なのです。

ここで横須賀の基礎知識をひとつ。
約160年前、「開国してよぉ~」と米国ペリー艦隊が上陸したのが横須賀港でして、それをキッカケに、海軍港として発展したのはご存じのとおり。
以来、アメリカ海軍施設(横須賀本港)と海上自衛隊の司令部(長浦港)が置かれた港となり、日米の人々が暮らす港町・横須賀になったんですね。

冒険の始まりはいつだって船出から。おもかじいっぱぁ~~~~い!
クルージングが始まると、さっそく潜水艦を発見!

潜水艦

あれはまさか!? 最近ニュースでも話題の空母「ロナルド・レーガン」じゃないですか。こうやって間近で見ると、国際情勢も身近に感じられるってもんです。
両親がくれた愛より、でっけぇー!

空母「ロナルド・レーガン」

そんなこんなで約45分のクルージングは、あっという間に終了。軍港としての横須賀を堪能したら、いよいよ本日の目的地、「どぶ板通り」に向かいましょう!

どぶ板通りは、まだまだ“時間外”? 海軍カレーで腹ごしらえ

クルージングを終え、ターミナルから歩いて5分。アメリカ海軍施設目の前のどぶ板通りにやってきたのは、ちょうどお昼時。

どぶ板通り12時

あれ?閑古鳥、鳴いてる?(汗)

まだお昼前ですから、どぶ川に住むねずみも二日酔いで寝てますよ(笑)。

ところで、なぜ「どぶ板」なんて言われているかというと、昔、ここにどぶ川が流れていたから。人やクルマの通行の邪魔になるため厚い鉄板を敷き、どぶ川にふたをしたことから「どぶ板通り」と呼ばれるようになったんだよ。ちなみに今はどぶ川は埋められ、鉄板も撤去されているみたい。

さて、おなかもすいたし、とりあえずご飯でも食べようかな。
やってきたのは、どぶ板通りから脇道を少し入ったところにある「よこすか海軍カレー館」。ここは「よこすか海軍カレー」の元祖といわれるお店で、明治41年の日本海軍のレシピに最も忠実な味を提供しているんだそう。

よこすか海軍カレー館

よこすか海軍カレー館店内

船内を思わせる内装に、アンティークの品々が並ぶ

元祖よこすか海軍カレー

こちらが「元祖よこすか海軍カレー」。ミニサラダに加え、牛乳がついてくるのが海軍っぽいでしょ? ビタミン不足で病気にならないように、セットになってるんだって! 食べてみると、どこか懐かしくやさしい味でおいしい! 明治時代の人と同じレシピを基に作られたカレーを食べられるって、すごいよね。
ほかにも、こだわりのレシピで作った上等兵カレー、水兵カレー、艦長カレー、よこすか開国ペリーカレーなんてのもあり、バリエーションも豊かだよ。

絶対オーダーしたくなる!「スカジャン」の聖地へ

横須賀を代表するファッションアイテムといえば「スカジャン」ですよね。お邪魔したのはどぶ板通りに店を構える、老舗の「プリンス商会」。

プリンス商会

プリンス商会

ちなみに、スカジャンの始まりって知ってる?
調べてみたら、戦後間もない頃、アメリカ軍兵士たちが日本滞在の記念として、鷲・虎・龍などのオリエンタル柄や、自分の所属していた部隊や基地などの紋章をデザインした刺繍をテーラーショップにオーダーしたのが始まりなんだってさ。

プリンス商会スカジャン

プリンス商会の店内には、オリジナルデザインのスカジャンが所狭しと並ぶ

ここのお店は、スカジャンのオーダーメイドができるんだよ! 店頭での販売もあるけれど、欲しくなったらお店まで足を運んで、ズラリと並ぶスカジャンを見ながら、どんな柄にするかを検討するといいかも。

制作途中の生地

こちらは特別に見せていただいた、刺繍を入れている最中の生地。(本来、店内でさえ撮影禁止なのです。むちゃくちゃ貴重な写真!)

100種類以上のオリジナルデザインの中から選んでもらい、ひとつひとつ手縫いで刺繍するという一点モノ。刺繍専門の職人さんが一人で約5日間かけて、一着を仕上げるんだとか。

さらにビックリなのは、ここのスカジャンは既存のジャンパーに刺繍するのではなく、ジャンパー自体が一から作られること。つまり刺繍職人の仕事が終わると、今度は縫製職人が仕上げるんです。

刺繡糸サンプル

もちろん、色もお好み通り。細かな注文にも対応してくれる

まさに世界に1つだけという、何もかもが手作りの完全オーダーメイドのスカジャン。一生モノになること間違いなし!

くう~~、自分で取材に行っといて、僕が一番ほしい~~!(笑)  絶対、この仕事終わったら注文しに行こ。

お話を聞くと、一着1万6,800円~3万9,800円あたりが相場のようで、僕のような貧乏ギタリストでも決して手が届かないわけじゃないんだよね(嬉)。

ただし、注文から3カ月ほどかかるので、今すぐ欲しい方は早めの注文がおすすめ!

夕方以降の「どぶ板通り」は、まるでアメリカ!

さて、そろそろ日も暮れてきて、どぶ板も活気づいてきました。
20代の頃の僕が毎日のように遊び尽くした、どぶ板をご案内いたしましょう!

どぶ板通り17時

17時頃から、徐々にお仕事を終えた米兵さんが歩きだす

一軒目は、どぶ板でも特に有名な老舗のBARであるBUFFALOから行ってみよー!

BUFFALO

老舗・BUFFALO。ネオンが印象的だ。

カウンターには古今東西のお酒がズラリ

BUFFALO カウンター

ちょっと大人な雰囲気。
ネオンに囲まれ、壁は落書きだらけ。音楽はコテコテのRockがガンガン流れている。

BUFFALO 店内

補足をしておくと、どぶ板通りは、どこのお店もワンコインのキャッシュオンという“明朗会計”。初めは入りにくいかもしれないけれど、勇気を出して扉を開けば、誰でも温かく迎え入れてくれるところばかりです。
19時を過ぎればお店はお客で大賑わいになるんだけど、ここBUFFALOに限らず、そのほとんどが米軍の兵隊さんをはじめとした外国の方々。「ここはアメリカ?」って錯覚しちゃうはず。

ダーツ

商売道具のギター放り出して遊んでただけあって、僕もうまいんだぞぉーー!

ダーツやビリヤードなんかもあってね、それが1ゲーム100~200円くらいとリーズナブル。時間制じゃないから、いつまででもできる。

BUFFALO店長と

BUFFALOの店長さんとパシャリ。とても優しくて気さくな方、いろんな話に花が咲きました

お次はここ、「Rock City」。

Rock City

外からじゃ中が見えないけど、ぜんぜん怖くないよ。
気になる店内の様子はこちら。味があるでしょ? ここも大好きな店。

Rock City店内

米軍の兵隊さんたちは、とってもフレンドリー。向こうから話しかけてくれて、初対面でいきなり乾杯なんて当たり前。英語? しゃべれなくてもぜんぜんOK。僕も長いこといたけど、いまだに「コカ・コーラ」くらいしか英語わからないし(笑)。

21時。気づけば、外もごっちゃごちゃ。そこら中で、踊ったり、歌ったり。

どぶ板通り21時

そろそろ、海軍カレーのエネルギーも切れてきたんで、ディナーでも食べるかな。
やってきたのは、「どぶ板食堂Perry」!

どぶ板食堂Perry

最近、人気急上昇中のネイビーバーガーだぜい!

ネイビーバーガー

うっまぁーーーー!
いっけねいけね。あふれ出す肉汁に、内なる野性が目覚めて、フォークの代わりにサバイバルナイフで食べるところだったよ(笑)。

どぶ板食堂店内

よっしゃー、もう一杯だ、「ビールおかわり!」

楽しすぎて、もうどこで何杯飲んだか忘れちゃったよ。でもいいよね? いつも頑張ってる自分にご褒美ってやつだから。

……そんじゃ、もう一軒だけ行っちゃおうかな? いいよね? 怪しい雰囲気に包まれた、同じくどぶ板にある秘密の場所へ。

店内

実はこのBARで、僕5年間くらいバーテンダーやってたんだよ。
ここで修業を重ねて、チューハイくらいは作れるようになったんだよ(笑)。

店内は広く、ビリヤード台が3台も入っていてね、一人で来る兵隊さんもたくさんいてさ、僕が相手してたんだ。

カウンター

天井一面、サイン付きのチップのドル札が貼ってある

どぶ板に来たら、ぜひ探してみて!

地元横須賀に捧げる一曲をどうぞ!

懐かしい横須賀の街を歩いて、ギタリストの血がうずいてきました! 今回の旅の思い出に一曲作ったので、どうぞお聞きください。

国籍にかかわらず、みんなが手を取り合い仲良く暮らす横須賀。出会いが結ぶ奇跡でできた港町で、皆様にも素敵な思い出を作ってもらえたらと思います。
ぜひ一度、足を運んでみてください。とにかく思いっきり楽しんでもらえたら、この街で生まれ育った僕も幸せです。

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