【駅弁の旅】地元でしか買えない人気駅弁&名湯&絶景を巡る

鉄道旅の楽しみといえば「駅弁」!
物産展などのイベントでも、全国各地の人気駅弁が登場し、おいしい駅弁を買うのを楽しみにしている方も多いことでしょう。
でも、「駅弁」って、駅で買って列車で食べるのが、やっぱり最高ですよね。
全国には、現地に行かないと食べられない駅弁が、たくさんあるのです!
今回は、これまで4500個以上の駅弁を食べている私が、「駅弁と温泉と絶景」のある鉄道旅をプロデュース。冬ならではの鉄道旅に、ご案内しましょう。

新型「スーパーあずさ」に乗って、富士山のビュースポットへ!

E353系電車・特急「スーパーあずさ1号」松本行、JR中央本線・新宿駅

朝6時半過ぎ、JR新宿駅の10番線に、ピカピカの車両が入ってきました。
この車両は、2017年12月23日にデビューしたばかりの新型「スーパーあずさ」。
今までよりも揺れが少なく、普通車も全席電源コンセント付きなのがうれしいですね!

MASAICHI

新宿から約2時間、最初の途中下車は、2017年夏にリニューアルされたJR小淵沢駅。
実はココに、注文から受け渡しまで45分かかる「完全予約制」の駅弁があるんです!
駅舎1階にオープンした「MASAICHI」という、おしゃれなお店でのみ販売されています。

三峰の丘からの富士山と、E351系電車・「スーパーあずさ5号」

駅弁の予約を済ませ、できあがるまでお散歩。
小淵沢駅から徒歩約30分、山梨県北杜市(ほくとし)を代表する景勝地「三峰(さんぽう)の丘」へ。富士山、南アルプスの北岳、北アルプスの奥穂高岳という日本を代表する三つの山が、一望できるありがたい場所です。
富士山をバックに、ちょうど「スーパーあずさ5号」がやって来ましたよ!

 E257系電車・特急「あずさ7号」松本行、JR中央本線・小淵沢駅

完全予約制の駅弁。その中身は…

往復約1時間の散歩で、小腹がすいてきました。
「MASAICHI」で予約した駅弁を受け取って、特急「あずさ」に再び乗り込み、約50分かけて終点のJR松本駅を目指します。

直火炊き山菜とり釜めし

この旅、最初の駅弁は、小淵沢駅弁・丸政の「直火炊き山菜とり釜めし」(1,000円)!
手にすると、陶器製の釜がズシリ。ぬくもりも感じられます。この駅弁は生米から炊き上げるホントの釜飯で、ご飯には「おこげ」もあります。
その上には、甲斐味鶏の照り焼きをメインに、しいたけ、ぜんまい、ふき、たけのこ、しめじ、花にんじん、栗といった、たっぷりのおかずが、彩りよく載せられていました。
自分だけのために炊いてくれる温かい釜めしと、車窓から眺める絶景の富士山を、一緒にいただきます!
これを食べるためなら、小淵沢で途中下車する価値がありますよね。

篠ノ井線の普通列車で、日本随一の絶景へ!

松本駅

松本駅からは、JR篠ノ井線で長野駅方面を目指します。
長野駅へは特急「しなの」もありますが、今回は景色を楽しむべく、特急のあとにたつ普通列車の長野行に乗車しました。

姨捨駅

姨捨の棚田と千曲川

松本から約50分のJR姨捨駅は、鉄道の「日本三大車窓」のひとつとされる駅。
駅からは、国の名勝・姨捨の棚田、千曲川、善光寺平を望むことができます。
2017年から運行を開始した豪華寝台列車「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」にも停車時間が設けられているツアーがあります。 日本一と言っても過言ではない、美しい車窓をご覧あれ!

絶景とともに味わう、信州米豚を贅沢に使った駅弁

信州山ごはん 米豚のめし

絶景とともに、「イイダヤ軒」の駅弁「信州山ごはん 米豚のめし」(1,000円)を……。こちらは数量限定で、松本駅構内「駅弁あずさ」と駅前のイイダヤ軒(要予約)のみで販売。
長野県のブランド「信州米豚」が、信州みそ漬けと塩だれで楽しめる駅弁で、冷めても豚肉の旨味がしっかりと感じられます。
コクのあるみそ・サッパリした塩の2つの味と、山と川の2つの景色を一度にいただきます!
この駅弁は、姨捨の美しい景色を2倍楽しめる“オイシイ”アイテムなのです!

北陸新幹線にチョイ乗りして、信州を代表する名湯へ…

E7系「はくたか565号」金沢行、JR北陸新幹線・長野駅

野沢グランドホテル 外観

姨捨駅からJR長野駅までは約30分、そこから北陸新幹線に10分ほどチョイ乗りして、JR飯山駅までサクッとワープ!
駅からバスに揺られて約25分で到着したのは、野沢温泉の「野沢グランドホテル」。
1950年の営業開始以来、皇室の方々も宿泊されている、由緒あるお宿です。

野沢グランドホテル 露天風呂

名物は、雪見の源泉かけ流し露天風呂!!
ホテルは高台にあるので、展望露天風呂からは温泉街を一望できます。
しかも、内湯は「麻釜(おがま)源泉」、露天は「真湯(しんゆ)源泉」と、2つの泉質を楽しめちゃうんです。
特に露天は、温泉らしい“硫黄っぽい”香りが楽しめるお湯ですよ!

体の芯まで温まる温泉で疲れを癒やし、明日の駅弁旅に備えて就寝しました。

上杉謙信ゆかりの、地元食材にこだわった手作り駅弁!

:味蔵 月あかり いいやま食文化の会・三井ひろみさん

「信州いいやま謙信笹ずし」を販売している、いいやま食文化の会・三井ひろみさん

翌朝やって来たのは、飯山駅から徒歩約20分の「味蔵 月あかり」。
ココ、飯山の駅弁を作っているお店の1つなんです。

信州いいやま 謙信笹ずし

上杉謙信のイラストが描かれた駅弁が、「信州いいやま 謙信笹ずし」(800円)。
飯山の笹ずしは、信越国境にある富倉地区が発祥とされ、川中島の戦いに向かう上杉謙信の軍勢に振る舞ったという言い伝えがあるそう……。今回は特別に、駅弁作りを見せていただきました。

信州いいやま 謙信笹ずし

厨房には、食欲をそそる酢の香りが漂います。
こだわりは、「手作り」と「地元の食材」!
手際よく笹の葉を並べて酢飯、ぜんまい、みそ漬け、干ししいたけ、削り節の具を載せます。
その上に錦糸卵、自家製紅しょうが、クルミを飾り、おしまいに「おいしくなぁれ!」の想いをこめて、手のひらで柔らかくひと押し。
地元・飯山の“母ちゃん”たちの愛情が、じんわりと笹ずしに注がれていくのです。

信州いいやま 謙信笹ずし

華やかな彩りと、程よい量がうれしい笹ずし。
歴史の重みと地元の方の温かい気持ちを、一緒にいただきます!
こちらは飯山駅1階改札外の「NewDays 飯山」で、午前9時ごろから販売しています。
「味蔵 月あかり」に電話予約(0269-67-0188)しておくと、確実に入手できますよ!

新潟随一の酒の街・長岡の新名所「長岡銘品の館 ぽんしゅ館」で、利き酒体験!

E129系・普通列車長岡行、JR上越線・越後川口駅

長岡銘品の館 ぽんしゅ館 外観

飯山駅から、飯山線・越後川口行に乗り込み、3時間近くかけて飯山線の旅を楽しんだあとは、上越線の普通列車・長岡行に乗り換え、23分でJR長岡駅へ。
長岡駅に2017年にできたのが、「長岡銘品の館 ぽんしゅ館」!
越後湯沢・新潟の両駅で好評を博していた「ぽんしゅ館」が、長岡にも登場しました。

長岡銘品の館 ぽんしゅ館 内観

長岡銘品の館 ぽんしゅ館 利き酒コーナー

ココは、新潟県内のお酒や名産品などの銘品がそろう店舗。駅の中にいながら、ワンコインで地酒5種の「利き酒体験」もできるんです。
受付で500円を払うとメダル5枚とおちょこが渡され、お好みでクイッと、新潟の地酒が楽しめます。
ほろ酔い気分で、ついついおいしいお酒とお土産を、いっぱい買っちゃいますよね!!

ラストは、新潟産のお米&野菜のうまさが光る駅弁

越後長岡喜作瓣當

新潟の酒に合う駅弁といえば、「越後長岡喜作瓣當」(1050円)。
創業130年・長岡駅の駅弁屋「池田屋」が作る、人気の長岡限定駅弁です。
「喜作」とは、創業者の名前。地元産コシヒカリのご飯はもちろん、長岡の名物野菜・神楽南蛮を使った鳥団子が秀逸です。
この旅の締めとして、おいしいお酒とおいしい駅弁を一緒にいただきます!

 E2系「とき」東京行き、JR上越新幹線・長岡駅

長岡駅からは、上越新幹線「とき」で一気に東京へ。
本州を縦断しながら日本一の山、車窓、川を眺める、1泊2日の濃い「駅弁&温泉&絶景旅」。
駅弁は、美しい景色も、大事な「おかず」のひとつなのです。
さあ、現地でないと食べられない駅弁を求めて、アナタも今度の週末、出かけてみませんか?

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