大曲の花火

日本一の花火!大曲の花火を楽しむ8つのポイント

三度の飯より「花火」が好き! 花火と出会ってから人生がバラ色に変わった“花火マニア”の安斎幸裕です。

昨年は「長岡まつり大花火大会を120%楽しむ方法を、花火マニアが教えます!!」「『長岡まつり大花火大会2017』に行ってきた【動画あり】」の2記事をご紹介しました。

今回は、「長岡まつり大花火大会」「土浦全国花火競技大会」と並んで日本三大花火のひとつであり、日本一権威のある花火大会とも称される「全国花火競技大会・大曲(おおまがり)の花火」についてご紹介します。

全国選りすぐりの花火師が競う「日本一の美」

大曲の花火

大曲の花火

毎年8月最終土曜に、秋田県大仙市・大曲地区にて開催される「全国花火競技大会・大曲の花火(以下、大曲の花火)」。今年で92回目の歴史ある花火大会です。

まずは「大曲の花火」の基本をQ&Aで押さえましょう。

Q1大曲の花火とは?

毎年日本全国で開催される花火大会はなんと1000カ所以上! そのほとんどが地域の街おこしイベント、納涼祭のフィナーレの催しなど、夏の風物詩のひとつとして行われる一方、大曲の花火は「花火師さんの競技会」として開催されます。

競技形式の花火大会は全国的に珍しく、大曲の花火のほかに土浦全国花火競技大会(茨城県)や、やつしろ全国花火競技大会(熊本県)が挙げられますが、その中でも大曲の花火は最も名前の知られている花火競技大会ではないでしょうか。

Q2競技大会ってどんなもの?

大曲 昼花火

競技大会とは、花火師さんが腕によりをかけて制作した自慢の花火を打ち上げ、その技を競い合う大会のこと。大曲の花火は、「昼花火の部」「10号玉の部(尺玉の単発打ち)」「創造花火の部(音楽シンクロスターマイン)」の3部門で競技を行います。それぞれ細かく採点基準が設けられ、最も点数の高かった花火師には、花火界最高峰の賞「内閣総理大臣賞」が授与されます。
この日本一の花火師の証しを手に入れるため、全国から名だたる花火師が大曲に集結し、匠たちが技をぶつけ合う。そんな「日本一アツい花火大会」が“大曲の花火”なのです。

Q3競技大会以外の魅力は?

打ち上げられるのは、競技花火だけではありません。競技花火の合間には、音楽と花火をシンクロさせた豪華絢爛な「ミュージックスターマイン」が打ち上げられます。中でも終盤の「大会提供花火」は、競技花火に勝るとも劣らない大人気プログラムで、地元大曲の花火業者4社が合同で制作する、打ち上げ幅最大900mにも広がるワイドスターマインです。競技大会が厳かな雰囲気であるのに対し、豪華絢爛な「大会提供花火」は、競技大会に大いに刺激を与えるプログラムなのです。

しっかり基本を押さえたところで、大曲の花火を楽しむ8つのポイントを紹介します!

1.2018年注目の花火は?

一昨年、昨年と2年連続で内閣総理大臣賞を受賞したのが、茨城県の花火業者「野村花火工業」。今年も野村花火工業が3連覇を成し遂げるのか!? それを阻止する花火師が現れるのか!? 花火マニアの間ではアツい議論が交わされています。

動画提供:orangealice100様

私としては、最新技術に定評があり、ここ数年で急成長を遂げている山梨県の「マルゴー」、過去に内閣総理大臣賞を賞し、創造花火の第一人者でもある長野県の古豪「紅屋青木煙火店」、この2社に大いに期待を寄せています。どの花火がどの業者かといった情報は、会場近辺で購入できるプログラムに記載されています。

2.大迫力を楽しむなら桟敷席

大曲の花火 桟敷席

期間中は、国内外から毎年約70万人ものファンが押し寄せます。花火は、大曲地区の雄物(おもの)川河川敷にて打ち上げられますが、誰でも河川敷に入れるわけではありません。

観覧会場である河川敷のうち、ロケーションの良い場所はすべて有料。この区画へは、事前に桟敷席券(有料チケット)を持っていないと入れないのです。

しっかり楽しみたいなら、事前に有料チケットを購入しておきましょう。価格はA席(定員6名) 23,000円/C席(定員5名)15,000円/イス席(定員1名)3,000円(詳細は大曲の花火公式サイトへ)。花火を近くで楽しみたい方はA席、ゆったり観覧したい方はC席、足腰に不安のある方や、なるべく会場の中央寄りでリーズナブルに席を確保したい方はイス席をおすすめします。

3.どこに泊まる?大曲のホテル事情

「大曲の花火」で毎年のように悩まされるのが「宿泊事情」です。開催地の大仙市内にある宿泊施設の収容人数は約2,000人分。何十万人もの方が宿泊できるキャパシティは到底ありません。しかも、花火大会当日の市内のホテルは何年も前から埋まっていたり、宿泊が抽選だったり……この状況は近隣の市も同じです。

ではどうすればよいかというと、なるべく大仙市から離れたエリアを選ぶこと。離れれば離れるほど、当然ホテル・旅館の空き部屋は多くなっていきます。
そこでおすすめなのが、岩手県盛岡市。大曲駅から盛岡駅まで秋田新幹線で1時間ほどですが、駅徒歩5分圏内にビジネスホテルがたくさんあります。宿泊場所に困ったら、エリアを広げて探してみましょう。臨時列車も増発されているので安心ですよ!

4.2018年オープン!花火の資料館とは?

はなび・アム

「大曲の花火」のPRの一環として、2018年8月5日、花火伝統文化継承資料館『はなび・アム』が開館する予定です。

館内には4K4面マルチシアターによる大迫力の映像をはじめ、歴代の公式プログラムやポスター、火薬の配合秘伝書など、14,000点を超える資料が収蔵されています。

場所は丸子川河川緑地のすぐ脇、諏訪神社に近接。大曲の花火は諏訪神社の祭典の余興として始まっており、大曲の花火のルーツともいえる場所。徒歩圏内で、花火会場へ向かう途中に立ち寄れます。

5.花火だけじゃない!大曲にある癒やしの観光スポット

旧池田氏庭園

大曲の魅力は花火だけじゃありません。

大曲の観光スポット「旧池田氏庭園』は、時の流れをゆったりと感じられる癒やしスポットです。

JR大曲駅からタクシーで約10分、約42,000平方メートルの広さを誇ります。地元の大地主が所有していた庭園ですが、2004年に県内の庭園で初めて国指定名勝となりました。

庭園内には大正時代に完成した門や蔵、池などが当時のままに残されていて散策にぴったり。ひときわ目を引くのが、高さ約4メートルの「雪見灯籠」。こんな大きな石材をどうやって運んだのだろうと驚きと疑問が湧いてきます。そのほか意外なインスタ映え「洋館」などがあり、撮影スポットとしてもおすすめです。

6.大曲名物といえば?大曲納豆汁!

大曲納豆汁

北野水産の大曲納豆汁

大曲納豆汁

弁天の大曲納豆汁

旅先で忘れてはならないのがグルメ。大曲のご当地グルメといえば「大曲納豆汁」です。
郷土料理として各家庭で親しまれてきたものなのですが、2008年に山形県で開催された「天童・平成鍋合戦」での優勝をきっかけに、県内外に広く知られるようになりました。納豆は「ネバネバ&独特の香り」が特徴的ですが、大曲納豆汁は「本当に納豆入っているの?」と不思議に思えるほど納豆感がありません。その理由は、納豆をすりつぶしてペースト状にしているから。具材はネギ・豆腐・山菜で、みそ仕立て。納豆が苦手な方も、グイグイいけちゃいますよ。

「大曲納豆汁」のPR活動を展開している「大曲納豆汁旨めもの研究会」の辻卓也さんは、「大曲納豆汁は大曲のおふくろの味。自分たちの郷土料理を誇りに思い、街を元気にしていきたい」と力強くおっしゃっていました。

大曲納豆汁旨めもの研究会認定の店舗で食べることができますよ!!)

7.お菓子、花火グッズ…おすすめのお土産は?

大曲のご当地土産として喜ばれる和菓子をご紹介! 地元で五代にわたって和菓子を作り続けている「菓子司・つじや」の「三杯もち」と「大曲花火男最中」です。

三杯もち

三杯もちパッケージ

高級感のある包装紙に包まれたこの「三杯もち」は、つじやさんの看板商品のひとつ。ようかんのような見た目ですが、口に入れた瞬間は粘り気があり、もちもちした食感はまるで「お餅」。かみ始めると、その食感に変化が訪れます。徐々にサラサラとした舌触りに変化し、ぐいっとのみ込む頃にはあんこそのもの! 甘すぎず上品なおいしさ、そしてその意外性のとりこになりました。

大曲花火男最中

大曲花火男最中

ひげを生やしたキャラクターとインパクトのある包装紙が特徴的な「大曲花火男最中」。こちらは皮とあんが別々になったモナカで、好みの量のあんを入れて食べられます。作る楽しみも兼ね備えた大曲花火男最中は、花火のお土産にぴったりです。

グランポール店内

和菓子以外の大曲土産を買うなら、観光情報センター「グランポール」へ。JR大曲駅西口2階にあるこちらの店舗は、とにかく品揃えが豊富! 大曲の花火をあしらった文房具、マグカップ、ポストカードなど、さまざまな花火アイテムが揃い、花火大会の公式プログラムも入手できます。(公式プログラムのほかにも、地元印刷会社などが制作したオリジナルプログラムなども販売されております。見比べるのも面白いかもしれません)

花火柄の風呂敷

花火通り商店街内にある「和装はきもの・小物 加藤」もおすすめ。経営者の加藤真吾さんがオリジナルで制作している、花火柄の小風呂敷・お茶缶が人気です。

8.カフェ&茶房で暑さをしのごう!

カフェ・ビーコロ店内

日本一アツ~い大曲の花火、8月の最終土曜開催のため、気候もアツ~いです。そんなときは、ちょっと涼しい場所に寄りたくなりますよね? つめた~いコーヒー飲みたいですよね? 花火会場に行く前に立ち寄ることができる店舗をご紹介します。

一杯一杯をハンドドリップで抽出、オリジナルブレンドが人気の「カフェ・ビーコロ」。大曲駅から近く、温厚なご夫婦が経営されています。

茶房 Batik

花火通り商店街と会場の途中にある「茶房Batik」もおすすめ。広々とした和室と調度品が和の雰囲気を醸し出す店内では、冷たい抹茶、アイスコーヒーなどのドリンクの他、ソフトクリームも楽しめます。熱中症に気をつけて、暑さをしのぐ意味でも、ぜひご利用ください!

まとめ

日本一権威ある花火大会、全国花火競技大会・大曲の花火。その舞台である大曲は、時の流れが穏やかに感じられる、心安らぐ街です。花火はもちろんのこと、地元の人との交流や、美味しいグルメも楽しんでいただき、心も体も満たされてみてはいかがでしょうか。

花火の街・大曲を、めいっぱい満喫してくださいね!

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