家族で行くとこんなに楽しい!恐妻家ライター5歳一家が初めてのスキーへ 甲信越

【かぐらスキー場】ファミリースキーって最高! 子連れで満喫できる3つのポイント

こんにちは! Twitter界最強の恐妻家ライター5歳です。
今回、初めて家族でスキー旅行に行ってきました。目的地は《スキー天国》と言っても過言ではない、越後湯沢にある「かぐらスキー場」です!

「かぐらスキー場」を選んだのは、
① 小学生以下はリフト券無料で、レンタル用品も豊富
② JR越後湯沢駅から、スキー場や宿へのアクセスが楽々
③ スキー場周辺に、ロープウェイや温泉など、1泊2日飽きずに楽しめるスポットが多い
という3つのポイントがあったから!

超絶寒がり屋の嫁は「雪国に連れて行くなんて、わたしを殺す気か!」と全然乗り気じゃなかったんですけど「美味しいものが食べられるぞ~」「温泉は気持ちいいぞ~」と耳元で囁き続けること1ヶ月、やっとその気になってくれました。

目的のかぐらスキー場へは、JR東京駅から上越新幹線でJR越後湯沢駅まで約1時間30分、そこからかぐらスキー場までは、かぐら・苗場行きバスで約20分の道のりです。


【行程】


はじめての家族スキー旅行@越後湯沢

駅でココアを飲む子どもたち

スキー旅行の朝はいつだって早い。めちゃ早い。

僕の父はスキー大好き人間だったので、冬になるとよくスキー場に連れていかれました。子どもだった僕は深夜に毛布に包まれて、車に乗せられて、そのままスキー場に連れていかれました。それが僕の小さかった頃のスキーの思い出です。

あの頃、父が僕のことを毛布で包んでくれたように、今度は僕が息子たちを毛布で包む番です。
起きたのは深夜3時。寝ぼけてる息子を抱きかかえると、「パパ……まだ夜だけど…」と言う。

駅で温かいココアを渡してあげると「あったけ~あったけ~」と言いながら息子たちは飲んでいました。

筆者家族

東京駅7:05発Maxたにがわの前で、Maxポーズ

初めてのスキー旅行を、息子たちもめちゃくちゃ楽しみにしていました。なので、出発の朝の機嫌が奇跡的に良かった。

特に次男は、写真を撮るときにポーズまでとってくれて「こんな機嫌の良い次男を見たことがない!」と、嫁と感激しました。
旅行なんて子どもの機嫌ひとつでホントにすべてが決まります、滑り出しから最高な気持ちです。

上越新幹線で駅弁を持つテンションがヤバい

駅弁と筆者家族

ポケモン弁当を持つ次男(右)の、このうれしそうな表情を見てほしい。(髪形はフードをずっとかぶっていたので、ピーナッツみたいになっている)
ちなみに僕は世界で一番愛している米沢の駅弁【牛肉どまん中】。
一年中いつでも寿司が食べたい嫁は【北の海鮮鮨】。
そして最近カメラを向けるとイキった表情をするようになった小1の長男は新幹線弁当。(イキってるけど、選ぶ駅弁はしっかり小学生)

窓の外を眺める次男

「パパ! たくさんやまがみえてきた!」と興奮する次男。
「いまから、あの山に行くんだよ!!」と僕が言うと、次男は車窓を眺めながら「どんどんやまが、ちかづいてくる…」と目を輝かせてていた。

そしてしばらくすると小さな声でまた「どんどんやまが…ちかづいてくる…」と、つぶやいていた。

大人になると、すべてのことが当たり前になってしまう。この息子の新鮮な感覚を、僕はうらやましく思う。息子の目には世界がどう映っているのだろうか? その目から見てみたい。

トンネルを抜けた瞬間、子どもたちは歓声を上げた

越後湯沢駅

山をひとつ越えただけで、ここまで景色が変わるのか! と思うくらいの大雪。
越後湯沢駅8:31着。東京駅からたった1時間26分で、僕たちは雪国に来た。

息子たちは「おお! すげー! ゆきだ! ゆきだ! おお! すげー! ゆきだ! ゆきだ!」と連呼している。この興奮した顔を見たくて旅行に来ているから、わかりやすくテンションが上がっているとうれしい。しかも東京からたったの! たったの1時間26分ですよ!!
新幹線に感謝の気持ちしか湧いてこない。

そして興奮した僕たちを乗せて、バスは「かぐらスキー場」に向けて発進した。

ゲレンデへ向かう筆者家族。イキっている長男(右)。

かぐらスキー場に着いたら、ウェアに着替えてブーツを装着して、いざ山頂へ!!
長男は相変わらずイキり続けてますが、そういう年ごろみたいなのでスルーしてください。

ファミリーで楽しめる! かぐらスキー場

ゲレンデに立つ筆者家族

朝3時に起きて、ようやくゲレンデに着いた!
まだ時刻は10:30! ビバ! 早起き! 休日が長く感じる!
そして滑ってないけど、すでに楽しい!

子どもにスキーを履かせる筆者

僕以外は、みんな初心者(そして子ども)なので……。
ブーツを履かせる×3人 板をつけてあげる×3人
これをやるだけで、時間がめちゃくちゃかかる!
初めてだから当然のことだけど、滑れないし、転ぶし、嫁はずっと叫んで転がってるし、もうマジで大変だった。ハッキリ言って、僕は滑っている場合ではなかった。

雪で遊ぶ子どもたち

ぶっちゃけ子どもたちは、滑れなくても雪があるだけで楽しそう。
親はいつも「こうしたらきっと子どもは喜ぶはずだ!」とかっていろいろと考えて用意したりするけど、子どもはシンプルに、そこに雪があって、それだけで楽しんじゃったりするんですよね。

雪はふかふかで、転げ回っているだけで確かに楽しい。

ぜんぶ雪のせいだ。

筆者家族

ゲレンデマジックという言葉があるけど、嫁がいつもよりもかわいく見える。

カップルでスキーに行くと、もう一度恋が始まるんじゃないかと思うので、やっぱりスキー旅行はおすすめしたい。写真フォルダを眺めながら、そう思う僕です。嫁が最強にかわいい。
全部、雪のせいにして、ゲレンデを溶かすほどの恋を、もう一度しましょう。みなさん!!

お昼を食べる筆者家族

そしてお昼ご飯。
前から思っていたんですけど、スキー場で食べるカツカレーって、なんでこんなに美味いのだろうか。
【しあわせ】って目には見えないものだと思っていたけど、それは間違っていた。
スキー場のカレーがしあわせだったよ。息子たちもむしゃむしゃ食べていました。たくさん遊んでたくさん食べる。これがしあわせのかたち。

スキーをする筆者

遊び疲れた息子たちが休んでいる間に滑らせてもらう。この日、滑れたのはこの一本だけだったけど、満足です。今回ひとつわかったことは、スキーが滑れない人を3人連れてゲレンデに行くと、自分が滑る時間はまったくないということです。

全国のスキー好きのパパにお伝えしておきます。滑れません!!!

朝の3時に起きたから、そろそろ活動限界な気がする。そろそろ上がろう。

再びバスに乗って、越後湯沢駅に戻ります。

越後湯沢温泉って最高って話

越後湯沢駅に着いたら、ホテルに電話して送迎車を手配。車で数分、宿泊する「湯沢ニューオータニ」に到着。雪道を歩く必要がないから、子連れには嬉しいサービス!

夕食

そして夕ご飯です。

料理人の方々が一品ずつ丁寧に作ってくれた料理の数々。こんなにたくさんのおかず作るのは、めちゃくちゃ大変ですよね。

ホテルの方々に、感謝の気持ちしかない…。そういう気持ちになるから、ホテルのご飯は大好きです。しかも美味しい。

新潟限定ビール 風味爽快ニシテ

あと新潟限定ビール「風味爽快ニシテ」が美味すぎて、気絶するかと思った。
いままで生きてきたのは、この瞬間のためだったのかもしれない。マジでそう思った。

お風呂に入る筆者と息子たち

貸切の檜風呂ですよ!! スキーで疲れた体に、温泉の成分が毛穴から染み込むのを感じる。「あぁ…この瞬間のために、僕は生まれてきたんだ」と確信する。生まれてきてホントによかった。

あと大浴場にはサウナがあるんですけど、水風呂が「これ確実に雪解けの水だろ⁉︎ 」っていうくらいに、キンキンに冷えているんですよ! ハッキリ言って最高です。
サウナ→雪解け水(?)の水風呂→サウナ→雪解け水(?)の水風呂…

この繰り返しで何回、天国に行ったことか…
マジでこれはみんなにも体験してほしい。

卓球で遊ぶ筆者と息子たち

温泉のあとは卓球。息子たちは初めての卓球。へとへとになるまでやりました。
息子たちの体力が底知れない…

窓からの雪景色

次の日の朝。

ホテルの朝食から部屋に帰ってきて再び布団にダイブする瞬間を、僕はしあわせと呼びたい。
そしてそのあとにまた風呂に入って、チェックアウトギリギリまで部屋でゴロゴロしたい。

ホテルにずっといたいくらいだったけど、今日はこのあとは山頂のレストランでお昼を食べる予定なので、お布団にバイバイです。湯沢ニューオータニ、最高のホテルでした。また来ます。

湯沢高原ロープウェイで山頂のレストランへ

湯沢高原ロープウェイ

ホテルから徒歩5分ほど、湯沢高原ロープウェイに乗って山頂まで来ると…残念ながら今日は吹雪!! 雪が降っています。

「そうなんしちゃうよぉぉおおお!!!」と息子たちが騒いでいる。

レストラン「Alpina(アルピナ)」前

スキー場にあるイタリアンレストラン「Alpina(アルピナ)」です。
スキー中の食事休憩で利用しているお客さんが多かったですが、僕らはアルピナで食事をするためだけに、ロープウェイに乗ってやってまいりました。

ミネストローネ

まずは「ミネストローネ」から。
僕はイタリアン大好き人間なのでわかるんですけど、美味いイタリアンかどうかは、ミネストローネでわかります! これはマジ情報です。寿司屋でいうところの、「こはだ」みたいなものです。ちなみにアルピナのミネストローネなんですが…、★★★★★五つ星です。わざわざロープウェイに乗って食べにくる価値があります。

石窯ピザ

石窯ピザも最高です。

石窯ピザ

アルピナはびっくりするほど、どの料理も美味しかったです。みんなにテイクアウトして食べさせてあげたかったです。マジで。

越後湯沢でゴルゴンゾーラチーズケーキという奇跡

ゴルゴンゾーラチーズケーキ

どれもパーフェクトな料理ばっかりだったんですけど、特にデザートのゴルゴンゾーラチーズケーキが絶品すぎてヤバかった。ゴルゴンゾーラを使ったチーズケーキってすごく珍しいと思うんだけど、食べてみるとゴルゴンゾーラの味がちゃんとして、それでいてしっかりスイーツなんですよ、ひと口食べてみて美味しすぎて、思わず「うっほ!!」とゴリラ化してしまいました。

チーズケーキ好きは、このゴルゴンゾーラチーズケーキを食べるためだけでも越後湯沢に来るべきだと思います。それくらいの感動がありました。

レストランからの眺め

少し晴れたら、このロケーションです。最高の景色。

高原スノーランド

アルピナの目の前には、子どもが遊べる「高原スノーランド(有料)」があります。息子たちがそこを素通りできるはずもなく、遊ぶことにしたんだけど、そりとかチューブとかがたくさん置いてあって、滑りたい放題の最高の施設だった。息子たちのテンションが爆発していた。

スキーウエアとか着てないのに雪まみれになって遊んでいたので、嫁は「あんたたち寒くないの?」と心配していたけど、普通に寒かった。ただ「楽しい」って気持ちが上回っているだけであって。

旅の締めは温泉で!

コマクサの湯

ロープウェイの駅に併設されている「コマクサの湯」。
冷え切った僕たちのために湧いてくれた温泉なんだと思う。温泉を掘ってくれた人に感謝の気持ちを伝えたい。僕らを温めてくれてありがとう。最高の温泉でした。

こうして1泊2日の越後湯沢スキー旅行は無事に終わりました。
帰りの新幹線で長男が「つぎのスキーはいつ?」と聞いてきました。
その横で次男が「らいしゅういこう!」と言っています。
僕も気持ちとしては、来週にでもすぐに行きたい。今シーズン、もう一度行こうかな……。

みなさんも、今年の冬は越後湯沢に行ってみてはいかがですか? マジで最高だから。
ではまた!

 

今回の旅の行程

【1日目】JR東京駅→JR越後湯沢駅→かぐらスキー場→湯沢ニューオータニ

【2日目】湯沢ニューオータニ→イタリアンレストラン「Alpina(アルピナ)」→高原スノーランド→コマクサの湯→JR越後湯沢駅→JR東京駅

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1泊2日/東京駅⇔越後湯沢駅/夕朝食付き

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この記事を書いた人

5歳(嫁公認アカウント)

1983年生まれの34歳。7つ年下の嫁と、6歳と4歳の息子の4人家族。日々の家族日記をTwitterに綴っています(@meer_kato)。好きなものは、嫁、息子、ビール、本。暇さえあれば、家族でお出かけ。いろんなところに家族を連れて行ってあげたいと思っています。原作に『ぼくの嫁の乱暴な愛情』(KADOKAWA)
Twitter:https://twitter.com/meer_kato

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