【目次】

アンバサダー紹介&今回の旅の見どころ

入道崎でモニュメントと一緒に記念撮影するえり様

びゅうたびアンバサダーとして活動中のえり様(@sakaibuu)が、「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」を利用して、1泊2日で岩手・秋田を巡る列車旅へ!

「岩手も秋田も、どちらも行きたくて選べなかった!」と話すえり様が選んだのは、両方の魅力を一度に楽しむ“よくばりルート”。なまはげが有名な秋田県・男鹿半島をメインに、盛岡周辺にも立ち寄るプランを立てました。

旅の行き先を決めるときに大切にしているのは、“季節を感じられる場所”。今回の旅では、藤の花がちょうど見頃を迎える「十ノ瀬藤の郷」も訪れたそうです。

自然・文化・グルメを満喫できる充実のルートと、自由でフットワークの軽い旅のスタイルをご紹介します!

【えり様プロフィール】

こんな旅が好き

お花畑や紅葉などの四季折々の風景を感じられるスポットを巡ったり、ご当地グルメを食べたりする旅が好き。せっかく旅に出るのなら効率よく多くのスポットを巡りたいので、いつもとことん調べてルートを組みます。

【1】旅の計画|行きたい場所・食べたいものから考える、自由度の高い旅プラン

旅の計画は、Instagramの「#旅先が見つかるハッシュタグ」検索からスタート。ほかのアンバサダーとかぶらず、かつ自分が行ったことのない行き先がいい……と考え、秋田県の男鹿半島に行くことをまず決めました。

★「#旅先が見つかるハッシュタグ」とは?

びゅうたび公式Instagram(@viewtabi)では、「#旅先が見つかるハッシュタグ」で国内の旅先で見つけた素敵なモノ・コトの投稿を募集中! 次の旅行のヒントがきっと見つかるはず。みんなで旅の情報をシェアして、素敵な列車旅に出かけましょう。

調べていくうちに、岩手県にある小岩井農場にも惹かれ、男鹿半島をメインにしながら盛岡周辺にも立ち寄るルートを組むことに。

えり様が旅で大切にしているのは、「効率よく多くの場所を回ること」。滞在時間や交通機関の接続を考え、時刻表とにらめっこしながらルートを練っていったそう。

今回の旅は、JR東日本びゅうダイナミックレールパックで申込み。往路は横浜から盛岡まで(新幹線はJR東京駅〜JR盛岡駅)、復路は秋田から横浜まで(新幹線はJR秋田駅〜JR東京駅)というルートで切符を手配しました。

JR東日本びゅうダイナミックレールパックは、往路の着駅と復路の発駅で別の駅を選べるのが大きな魅力! 列車とホテルをまとめて申込みできることに加えて、最大14日間の旅行が可能なことや、最短出発当日まで申込みが可能な柔軟さも、旅好きにはうれしいポイントです。

【2】1日目|「小岩井農場」「そば処 東家」へ。岩手・盛岡の自然と味覚を楽しむ

JR盛岡駅

東京駅から新幹線「はやぶさ」に乗り、盛岡駅に到着! 盛岡駅に降り立つのはかなり久しぶりだった、というえり様。お土産屋さんがぎゅっとコンパクトにまとまっていて、駅ビルにも回遊しやすく、久しぶりの訪問ながらとても歩きやすく感じたそうです。

小岩井農場まきば園のひつじ 小岩井農場まきば園のひつじ

盛岡駅から路線バスに乗り、次の目的地へ。窓の外に広がる鮮やかな菜の花畑を眺めながらバスに揺られること約35分、「小岩井農場まきば園」に到着しました。

小岩井農場には幼い頃に訪れたことがあるというえり様ですが、当時の記憶はほとんどなく、今回はほぼ初めての訪問。

ヨーグルト、低温殺菌牛乳

この日のお目当ては、「小岩井農場育ち ヨーグルト」と「小岩井農場ソフトクリーム」、「低温殺菌牛乳 小岩井農場育ち」です。

とくにヨーグルトと低温殺菌牛乳はその新鮮さから日持ちがせず、持ち帰りや発送ができないため、現地でしか味わえない特別な一品! しっかりとした食感と濃厚な味わいで、とてもおいしかったそうです。ソフトクリームはミルクの風味が感じられるやさしい味わいで、こちらも大満足だったとのこと。

次の予定が詰まっていて、牛舎までは行けなかったんです。牛が見られなかったのはちょっと残念でしたが、かわいいひつじには会えました!

小岩井駅の駅舎

帰りは、小岩井農場まきば園からバスで小岩井駅前へ行き、JR小岩井駅から盛岡駅を目指すことに。

小岩井駅の駅舎は、1921年(大正10年)に建てられた歴史ある建物で、国登録有形文化財にも指定されています。2023年には、大正時代の面影を再現する形でリニューアルされ、現在は滝沢市所有の交流施設としても活用されているそう。

小岩井駅は、レトロな雰囲気がすごくかわいかったです!

駅舎の中には、大人と子どもが互いに質問を投げかけ合うやりとりが書かれた紙がたくさん貼られていたんです。ユニークな取り組みだな、と印象的でした。

そば処東家(あずまや) 駅前店の「手打ち 鴨なんばん」

盛岡駅に到着し、ランチを食べに向かったのは、「そば処東家(あずまや) 駅前店」。

えり様は、出汁の香りと鴨の旨みあふれる「手打ち 鴨なんばん」をいただきました。同行した旦那様は、名物のわんこそばに挑戦! 目標は100杯だったそうですが、それを大きく上回る150杯を完食しました。

大量に積み上がったわんこそばの空の器 旦那様は150杯を完食!

店内では、ほかにもわんこそばを楽しむお客さんの姿が多く見られ、賑やかな雰囲気。お蕎麦を食べている人が多い中、カツ丼を注文している方を見て、「もしかして地元の常連さんかな?」と感じたそうです。観光客だけでなく、地元の人たちにも愛されているお店なのだと、あらためて実感したひとときでした。

近くの席に座っていた女性もわんこそばに挑戦していました。ものすごい杯数を食べている姿を見てびっくり…! 私はホテルの夕食に備えて普通のお蕎麦にしましたが、次回はぜひチャレンジしてみたい!

ランチのあとに盛岡駅の構内を歩いていると、人だかりができているお店を発見。そこには、「福田パン」と書かれたコッペパンが売られていました。食後のデザートに「つぶつぶいちご」を購入してみたところ、そのおいしさにびっくり。

調べてみると、福田パンは盛岡市民のソウルフードとして親しまれているパンとのことでした。パンはふわふわと柔らかく、やさしい甘さが広がる味わいで、とてもおいしかったです!

【3】1日目|盛岡駅から秋田駅へ。秋田・男鹿半島でなまはげ文化に触れる

秋田駅にある秋田犬となまはげの巨大なオブジェ 秋田駅では巨大オブジェがお出迎え!

盛岡駅から秋田駅へは、新幹線で移動。(※JR東日本びゅうダイナミックレールパックとは別に切符を購入)

秋田駅に到着し、改札を出るとすぐに目に飛び込んできたのは、秋田犬となまはげの巨大なオブジェ。多くの人が足を止め、オブジェの前で写真を撮っていました。

秋田駅でなまはげと秋田犬を目にした時は、すごく歓迎してくれているように感じました。

なまはげ立像

秋田駅からレンタカーで男鹿半島へ向かい、まずは男鹿総合観光案内所内にある「なまはげ立像」 へ。

初めて目にしたえり様の感想は、「大きすぎて怖い!」。想像をはるかに超える大きさと迫力に圧倒されたそう。なまはげと戦っているようなポーズを取るなど、さまざまな構図で写真撮影を楽しみました。

赤と青で彩られた車両 JR男鹿駅でなまはげカラーの車両を見学

続いて訪れたのはJR男鹿駅。男鹿駅の2階には展望デッキがあり、赤と青の“なまはげカラー”で彩られた車両を眺めることができます。

さらに、駅に隣接する「道の駅おが」にも立ち寄りました。新しくきれいな施設で、館内には、なまはげをモチーフにした赤と青のお土産がずらり。迫力あるなまはげのパッケージが印象的などら焼き「おがどら」を購入しました。

男鹿半島に伝わる伝統行事であるなまはげ。列車やお土産など、「ここにもなまはげの要素が!」と驚くことが多くて、遊び心を感じました。

【4】1日目|「男鹿観光ホテル」で秋田グルメを堪能

ホテルの客室の窓辺に立つえり様の後ろ姿

ホテル選びは、お金をかけるときとかけないときがはっきり分かれるというえり様。今回は「せっかくなら良いホテルに泊まって、ご当地グルメを味わいたい」と、「男鹿観光ホテル」を選びました。

決め手となったのは、夕食で地元のグルメを楽しめるプランがあったことに加え、温泉に入れる点や、高台からの眺望が期待できる立地です。

客室の窓から見た青空と木々の景色 上層階プランは眺望も抜群!

今回は上層階のプランを予約。客室はとても清潔感があり、景色も抜群。窓からの眺めを存分に堪能できました。

館内には2か所の温泉があり、両方に入りました。どちらもゆったりと過ごすことができて、旅の疲れを心地よく癒せました。

男鹿名物・石焼料理 男鹿名物・石焼料理

夕食では、男鹿名物の石焼料理をスタッフが目の前で実演してくれました。

石焼料理とは、水を張った桶に魚や海藻、ネギなどを入れ、熱した石を中に投入して一気に煮込み、最後に味噌で味を調えるというもの。スタッフの方が解説を交えながら目の前で調理してくれ、えり様はその迫力に驚いたそう。

夕食の料理全体の様子

石焼料理のほかにも、秋田県のブランド牛・秋田錦牛や魚介など、地元食材を使った多彩な料理が並び、どれもおいしく堪能できたとのことです。

「石焼料理」と聞いて最初は鉄板焼きのようなものを想像していましたが、熱した石を入れて煮込むという予想外の調理法にびっくり! 実演中はスタッフの方と会話しながら、地元の食文化について楽しく学べました。

【5】2日目|「秋田犬の里」「十ノ瀬藤の郷」などで秋田ならではの体験を満喫

入道埼灯台 入道埼灯台

2日目がスタート! 朝早くにレンタカーでホテルを出発し、まずは「入道崎(にゅうどうさき)」 へ向かいました。お目当ては日本に16基しかない“のぼれる灯台”のひとつ、「入道埼灯台」。

旅行中は2日間とも天候に恵まれなかったものの、この時は奇跡的に青空が広がり、美しい景色を堪能。青空の下でモニュメントと一緒に記念撮影も楽しみました。

灯台好きのえり様はこれまでもさまざまな灯台を訪れてきたそうですが、白黒のカラーリングのものは初めて見たとのこと。「すごくかわいい!」と大満足でした。

鵜ノ崎海岸 鵜ノ崎海岸

次に向かったのは、鵜ノ崎海岸。「秋田のウユニ塩湖」とも呼ばれ、晴れた日には鏡のような水面に風景が反射した美しい写真が撮影できる人気のスポットですが、悪天候のため実現できず。

青空の下で灯台を見られたのはすごく嬉しかったです。鵜ノ崎海岸は残念でしたが…天気ばかりはどうしようもないですね。またリベンジしたいです!

2つのジェラソフト 写真左の「いちごミルク」は季節限定商品(販売終了)。
右の「ミルク」は通年販売

鵜ノ崎海岸から次の目的地へ向かう途中、「道の駅ふたつい」を発見し、立ち寄りました。名物の「ジェラソフト」はしっかりとした固めの食感で溶けにくく、暑い季節にもぴったりと感じたそう。

道の駅の裏手には米代川が流れており、川の景色を眺めながらひと休み。運転の疲れも心地よく癒されたひとときでした。

大館駅前の秋田犬の銅像 大館駅前には秋田犬の銅像が

「秋田犬の里」は、本物の秋田犬に会える施設です。無料で入館できることにまず驚いた、とえり様は話します。

秋田犬が遊んでいる様子をガラス越しに見て、そのかわいらしさに思わず笑みがこぼれたそう。館内には忠犬ハチ公に関する展示や、お土産販売コーナーもあり、秋田ならではの魅力を存分に味わえるスポットでした。

十ノ瀬藤の郷の看板 十ノ瀬藤の郷へ! 藤の花を見に来たものの…

次に訪れたのは、「十ノ瀬藤の郷」。例年の開花時期を参考に訪れたものの、この年は開花が遅れており、一分咲きの状態でした。季節の花を見に行くのが大好きなえり様、とても楽しみにしていただけに、少し残念だったそうです。

開花した藤の花 開花している木を発見。きれいでした!

この経験から、最短出発当日まで申込みが可能なJR東日本びゅうダイナミックレールパックの利点をあらためて実感したとのこと。

今回はスケジュールの都合もあり早めに申込みをしたので、開花時期に合わせて訪れることができず…。天候や開花状況をチェックしつつ旅程を組めるのは、JR東日本びゅうダイナミックレールパックの便利なところだなと思いました。

秋田駅に向かう途中、「大館能代空港」に立ち寄りました。道の駅が併設された空港で、お土産屋さんやレストラン、カフェなどがあります。道の駅の雰囲気は控えめながら、旅の合間のひと休みにぴったりの場所でした。

【6】帰りの移動|秋田駅からの快適な帰路

秋田駅のなまはげのオブジェ 秋田駅のオブジェに見送られつつ帰路につく

レンタカーを返却し、秋田駅から帰路へ。「たくさんの場所を巡りたいので、いつも帰りの時間ギリギリまで予定を詰め込むんです」と話すえり様は、今回も列車の発時間に間に合うギリギリに駅へ到着したそう。滞在時間は短かったものの、お土産売り場が充実しており、さまざまな商品を眺めて楽しみました。

行きにも見かけた大きな秋田駅のオブジェをあらためて眺め、満足感と少しの名残惜しさを感じながら改札を通過。新幹線「こまち」にワクワクしながら乗車し、帰路につきました。

思いっきり楽しんで、あっという間の2日間でした!

秋田新幹線「こまち」は東京駅まで乗り換えがないので、最後までゆったり快適に帰れました。

今回の旅の感想

男鹿駅で記念撮影するえり様

今回の旅を振り返り、えり様は「天候には恵まれなかったものの、事前に組んだタイムスケジュール通りに巡れたことに満足している」と話しました。盛岡から秋田への移動もスムーズで、2日目は車での移動距離が長かったものの、予定していたスポットはすべて訪れることができました。

JR東日本びゅうダイナミックレールパックの最大の魅力として、えり様は「自分で旅をカスタマイズできること」を挙げます。往路の着駅と復路の発駅を別々に設定できるうえ、最大14日間の旅行が可能という柔軟さが特徴です。特に、最短出発当日まで申込み可能という点は、旅行の選択肢を広げてくれる大きな魅力だと感じたそうです。

今回特に楽しみにしていた「十ノ瀬藤の郷」で、満開の藤の花を見られなかったのは心残りでした。次は開花のタイミングに合わせて旅を計画して、咲き誇る藤を見に行きたいです!

最後にえり様に、「JR東日本びゅうダイナミックレールパックで、次に行ってみたい場所は?」と伺ったところ、2か所を挙げてくれました。

ひとつは、JR新函館北斗駅まで新幹線で行って、久しぶりに函館周辺を観光する旅ですね。もうひとつは新潟。これまでは移動の通過点として立ち寄るくらいだったので、今度は目的地としてじっくり訪れてみたいです。

これからも、びゅうたびはアンバサダーの皆さんと一緒に、列車旅の魅力をお届けしていきます。次はどんな旅が待っているのか、ぜひチェックしてくださいね!

写真提供:びゅうたびアンバサダー えり様

▼アンバサダーえり様が利用したダイナミックレールパックで行く岩手・秋田旅行の申込みはこちら

秋田・男鹿温泉
JR+宿泊 男鹿観光ホテル

1泊2日/東京駅⇒盛岡駅・秋田駅⇒東京駅/夕朝食付き

※商品が0件の場合は検索条件を変更いただき、
再検索をお願いします。

▼他のアンバサダーの旅行プランもチェック!

掲載情報は2025年9月19日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 

アンバサダー企画

【2025年・春夏】びゅうたびアンバサダーの活動の様子を紹介!列車旅の投稿、アンバサダーと一緒につくる旅の記事

びゅうたびアンバサダーの列車旅の投稿や旅のモデルコース、ワークショップのレポートまで。 2025年・春夏の活動をまるっと紹介します!

記事を読む

【2025年・春夏】びゅうたびアンバサダーの活動の様子を紹介!列車旅の投稿、アンバサダーと一緒につくる旅の記事

記事を読む
アンバサダー企画

【2025年・春夏】びゅうたびアンバサダーの活動の様子を紹介!列車旅の投稿&一緒につくる旅の記事

びゅうたびアンバサダーの列車旅の投稿や旅のモデルコース、ワークショップのレポートまで。 2025年・春夏の活動をまるっと紹介します!

記事を読む

【2025年・春夏】びゅうたびアンバサダーの活動の様子を紹介!列車旅の投稿&一緒につくる旅の記事

記事を読む

人気記事ランキング

週間

月間

旬の旅

春は桜、夏は高原、秋は紅葉、冬はスキー……
今行きたい、季節ならではの旅の情報が満載です。

みんなの#びゅうたび

読者の皆さんが撮影した「とっておきの一枚」を集めました。
旅先で見つけたあなただけの写真を「#びゅうたび」でぜひ投稿してください!

みんなの投稿を見る

みんなの#びゅうたび

みんなの投稿を見る