新栗のモンブラン、栗おこわ…栗の街・小布施町で絶品スイーツを食べまくり
カフェ、スイーツ、パンケーキのお店を年間約1,000店、ぶーらぶらしているミスター黒猫です♪
そんな黒猫にとってテンションの上がる、食欲の秋がやってきた!
特に秋のスイーツ代表のひとつ・栗が大好きな黒猫が、毎年行きたくてたまらなかった長野県小布施町。
なぜなら小布施町は栗の街として有名で、新栗が登場するこの時期は、全国から栗好きが集まってきて大盛り上がりなんですよ。
そしてこの秋、ついに念願の小布施町へ行くことに!
まずは善光寺の門前で、秋の限定パンケーキ!
JR東京駅から北陸新幹線で約1時間半。思っていたより早く、JR長野駅に到着。
そして長野駅前からバスに乗り、15分ほどで善光寺へ。
せっかく長野に来たので、「牛に引かれて善光寺参り」ならぬ「栗に惹かれて善光寺参り」でお参りを。
お参りした善光寺の門前で、江戸時代から七味唐辛子を販売する老舗「根元 八幡屋礒五郎 本店」。
缶に入ったこちらの七味唐辛子は、きっと一度は目にしたことがあると思います。
その七味唐辛子などを販売する本店の奥には「横町カフェ」が併設されているんです。
カフェ店内は、オシャレな雰囲気なんですが、各テーブルに七味唐辛子が9種類も置いてあるのはさすが!
七味の効いたカレーや七味マカロンなど、さすが老舗七味唐辛子店のカフェといったメニューが並ぶ中で、黒猫がチョイスしたのは……。
秋限定の季節メニュー「麻の実入り 米粉のサラダパンケーキ」※。
七味唐辛子の七味のひとつ「麻の実」は、タンパク質・食物繊維が豊富。
そんな「麻の実」が入った米粉のパンケーキと、彩り鮮やかなサラダのプレート。
サラダのドレッシングは、もちろん特製の七味ポン酢ドレッシング。
あっという間にペロリ完食のあとは、店頭でお土産の七味唐辛子を購入して長野駅に戻り、駅前のホテルに宿泊し、明日の栗三昧に備えます(笑)。
※取材時の限定メニューです。
紅茶もおいしい「栗の木テラス」で、新栗のモンブランを堪能!
2日目の朝は早めにホテルを出て、長野駅から長野電鉄で30分ほどの小布施駅へ。
駅前には、観光マップが無料で置いてありますので1枚いただくことをオススメします。
そのマップを見ながら、駅から徒歩7分の「栗の木テラス」へGO!
西洋アンティーク家具で統一されたシックな店内。
観光客だけでなく、地元の方にも愛される人気のお店です。
この素敵な雰囲気の中で、モンブランと一緒に味わってほしいのが紅茶。
「栗の木テラス」は、日本紅茶協会から「おいしい紅茶が飲めるお店」に認定された紅茶専門店でもあるんです。
常時20種類前後ある紅茶は、ポットサービスなので、ゆっくりと楽しむことができますよ。
モンブランは、通年ある人気メニューなんですが、秋の新栗の時期は、こだわりの栗ペーストに使う栗が新栗になるので、開店前から行列ができるほどの大人気。
例年9月下旬頃から新栗を使用していて、黒猫も新栗のモンブランを味わえました。
タルト生地の上にスポンジとたっぷりの生クリーム。その生クリームを覆い隠すように美しく盛られた新栗のペースト。コクのある生クリームは甘さ控えめで、濃厚な新栗の風味を純粋に堪能することができて、ウマウマMAXひゃっほー♪
柳ごうりに入った名物の栗おこわを堪能!
栗スイーツ三昧の合間に食事もしたい。今回は、もちろん栗おこわ!
ということで次に向かったのは、栗の木テラスのほど近く、長野県内に13店舗を展開する「竹風堂」の小布施本店。
頼んだのは「栗おこわ山里定食」。
栗がごろごろ入った栗おこわに、山菜の煮物、むかご(山芋の葉の付け根にできる球芽)のくるみ和え、お新香、味噌汁が付きます。
大粒の栗がたっぷりの栗おこわ。程よい硬さで、いくらでも食べられそうなおいしさ。
食事でも栗を堪能できて大満足♪
小布施の街を、ぶらり散策
栗おこわを堪能したあとは、小布施の街をぶらりと散策。
人気店が集まる敷地の中には「栗の小径(こみち)」が。
栗の木で作った木れんがで舗装された道沿いは、趣ある素敵な風景で散策にオススメ。
散策していると、街中いたるところで新栗を販売しています。
新栗をその場で焼き栗にしている所も多く、試食もあちらこちらでできてありがたい(笑)。
散策の合間の栗スイーツでオススメが、テイクアウトスイーツ店の「茶蔵(SAKURA)」。
黒猫チョイスは「モンブランソフトクリーム」。
栗あんと牛乳のソフトクリームの上に、なんと朝寄った「栗の木テラス」のオリジナル栗のペーストがのった贅沢なソフトクリーム!
気軽に食べられるのに、栗を満喫できる一品ですよ♪
超人気の朱雀パルフェは、見て美しく、食べても大満足!
小布施に数店舗構える人気の小布施堂。
今回はその一店「傘風楼」へ。
小布施堂の中でも、本店で期間限定で提供される「栗の点心 朱雀」と、カフェえんとつで提供される「モンブラン朱雀」。
そして、この傘風楼で提供される「朱雀パルフェ※」。
これら「朱雀」と名の付く3品は、栗あんに生クリームを混ぜたりせず、栗本来の味わいが楽しめる人気メニューとなっています。
※不定期で提供されているため、お店にご確認ください。
傘風楼では、明るくゆったりとした店内で「朱雀パルフェ」を楽しめます。
どーーーん! 登場した「朱雀パルフェ」。
高さもあり美しいお姿に、黒猫テンションMAXひゃっほー♪
TOPの栗あんの上には栗かのこがのり、グラスの中はアイスクリーム、スポンジケーキ、自家製クルトン、季節のフルーツ(この時はナガノパープル)、いちごソース、栗のアイスクリーム、チョコレートクッキー、パンナコッタが美しい層になっています。
アイスクリームとパンナコッタには、地元の「小布施牛乳」を使用。
この牛乳が濃厚で絶品なので、ウマウマ倍増!
栗本来の味わいが広がる濃厚な栗あん。
もちろん今の時期は、新栗を使用しています。さらにパルフェは色々な味の変化を楽しめるので、最後までワクワクしながら味わえるのがうれしい。
極力地元の食材を使うことにこだわっているのも素敵です。
何もかも大満足だった小布施の栗尽くし旅。
毎年この時期には、遠くから栗目当てに多くの方が小布施を訪れるのも納得です。
来年の秋もまた訪れることを誓いながら東京へ帰る黒猫でした。
掲載情報は2019年10月11日更新時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
今回の旅の行程
【1日目】JR東京駅→JR長野駅→善光寺→横町カフェ
【2日目】JR長野駅→小布施駅→栗の木テラス→竹風堂小布施本店→栗の小径→茶蔵(SAKURA)→傘風楼→小布施駅→JR長野駅→JR東京駅