はじめまして。プロレスラーのスーパー・ササダンゴ・マシンです。普段は新潟市在住で、月に1~2試合くらいしかしないマイペースレスラーの僕ですが、肉体は疲労し、心は鬱々とし、常にリフレッシュを求めています。
そんなわけで、地元・新潟県の赤倉温泉へ行ってきました!
今回の旅の同行者は、お笑い芸人・うしろシティの金子学さん。金子さんは同じ新潟県出身で、同じ事務所に所属する年下の大先輩です。
まずは朝7時30分にJR新潟駅に集合して、上越新幹線に乗って20分ちょっとでJR長岡駅へ。長岡からは特急「しらゆき」に乗り換え、終点のJR新井駅まで。
特急に揺られること1時間15分で、終点の新井駅に到着。ここからは妙高はねうまラインで目的地の妙高高原駅まで約25分です。
新潟駅から妙高高原駅までの所要時間は、約3時間。ちなみにJR東京駅から北陸新幹線を利用すれば、同じく3時間くらいです。
間もなくして、本日のお宿「赤倉ホテル」に到着。赤倉温泉は、スキーでも有名な妙高高原の中腹にある温泉街で、江戸時代から続く隠れた名湯です。
荷物を預け、手ぶらで近くのレンタルスキー屋さんへ。
実はスキーは10年ぶり。ちなみに金子さんの出身は日本有数の豪雪地帯、新潟県津南町。当然スキーはプロ級の腕前なのかと思いきや「まあ英語で言ったら日常会話ができるくらいすかね」と、自信があるのかないのかわからない返答。でもまあ、ほぼ雪男として育てられてきた金子さんが一緒なら、10年ぶりでも大丈夫でしょう。
「き、気持ちいい~~!!!」(まだひと滑りもしてません)
リフトで登るだけなのに、最高の気分の良さ。空気もおいしすぎます。
妙高高原駅に着いてまだ30分でこの景色、素晴らしいなんてもんじゃありません。
絶景と、太陽の日差しの効果で、幸せを司る脳内物質・セロトニンが湧き出す温泉のように脳内で分泌され、ちょっとばかりご機嫌な状態、つまり「赤倉ハイ」になってしまいました。
ここからはもう2人とも、ひたすら新しいコースを求めて滑りまくり。僕なんて、スキーが10年ぶりだったことすら忘れてました。
ずーっとやってなかったけど、体って覚えているものなんですね。ちなみに金子さん、普通にうまかったです。一回も転んでいませんでした。
結局2時間くらい滑り、いい加減おなかが減ってきたところで昼食へ。ゲレンデには6つのレストランがありますが、僕たちが向かったのはここ。
「カレーハウスCoCo壱番屋 赤倉温泉スキー場内店」です。ここは日本で唯一、ゲレンデでココイチのカレーが楽しめるお店なのです!
よく「スキー場で食べるカレーライスが一番うまい」とか言うけれど、実際に同じものを街中で食べたら、同じくらい感動するのかなって、ちょっと思うじゃないですか。今回は普段食べているものをゲレンデで食べてみて、どのくらいおいしさが倍増するのか、その差を実際に体験してみましょう。
まずは金子さんが一口。
「ああ~~、うまい!!!!!」
いやいや、金子さん撮影してるからって、何をそんな大げさに……。
う、うまい!!!!!!!!!
おいしさで脳がしびれる!
ココイチには今まで数え切れないくらい通いましたが、今日のココイチがダントツです。軽く絶叫したいくらいおいしい。
ここはトッピングが通常の店舗に比べて少ないのですが、それは厨房の設備がちょっと心もとないからなんて理由ではありませんでした。「スキー場でクタクタに遊び疲れたあとに食べる」っていう、このシチュエーション自体が最大のトッピングになるんだよっていうことを、僕らに伝えたかったのです。
※現在、カレーハウスCoCo壱番屋 赤倉温泉スキー場内店は営業しておりません
あらためて赤倉ホテルにチェックイン。
お待ちかねの温泉タイムです!
まずは、高温~低温までの3種の熱さのお湯が楽しめる「楽々の湯」。僕は、真ん中クラスからの入浴です。
き……気持ちいい!!!!!!
バキバキに疲れきっている筋繊維の隙間に、温泉の成分が優しく染み込んでいく感じ……。
迷わず一番熱いお風呂に入った金子さん。
「ああ~~、熱い!!!!! ヤバいですねこれ。スキーのあとに入る温泉の仕組み考えた人、天才ですね!!!」
完全に同意! スキーのあとに入る温泉を考えた人、天才!
赤倉ホテルのお風呂は、すべて妙高山の赤倉温泉から引いた100%源泉掛け流しという贅沢さ。外には雪の中にぽつんと佇む、雪見露天風呂「風雪の湯」が。
この上ないリラックス状態。ヒノキの露天風呂を2人占め。目の前にはひたすら雪原が広がり、ぼんやり雪を眺めながら、ゆっくりお風呂を楽しめました。
夕食を満喫し、パンパンのおなかで部屋に戻ると、寝る準備万端です。ちょっとだけ布団の距離が近かったので離しつつ、修学旅行の夜みたいなおじさん男子トークをして、あっという間に就寝しました。
翌朝、よっぽど疲れていたのか、まったく目覚めない金子さん。あえて昨日から言いませんでしたが、着ている浴衣が女性用でした。
お目覚めの金子さん。この浴衣姿も見慣れたころですが、チェックアウトの時間です。
2日目に最初に訪れたのは、ホテルから歩いてすぐの赤倉温泉街にある「お食事処みよしや」。お目当ては赤倉温泉名物「レッド焼きそば」です。百聞は一見にしかず。まずは、このフォトジェニックなビジュアルをご覧ください。
完全に辛そうですが……。
こんなに赤々としているのに、全然辛くはなく、口の中に旨味がブワッと広がります。辛くないし、かといってナポリタン系ともいえない不思議な感じ。スパゲッティか焼きそばかと言われれば、確実に焼きそば寄りの味なのです。ああ、これは完全にクセになる味……。
日曜午前の赤倉温泉街。普通の温泉街に見えますが、実は決して少なくない割合で、外国人でにぎわうカフェやバーが。
おしゃれ外国人が集まるカフェを発見! 「FULL CIRCLE」さんは、オーナーをはじめ、スタッフのほとんどがオーストラリア人。
隣のテーブルで食べていた料理がとてもおいしそうだったので、同じものを注文。
この「Eggs your way(エッグス・ユア・ウェイ)」は僕が持ってもこの大きさ、なかなかのボリューム。カリッカリのベーコンに、スクランブルエッグ、えのきのバターソテーもたっぷりです。全部地元の材料なのに、海外で朝食を食べているような気分。近所にあったら、週3回通ってしまいます。
赤倉温泉のある妙高市は、10年以上前から外国人スキーヤーの招致に力を入れていて、それが功を奏して、ここ3年ほどで、急速に来訪者の数が増えてきているんだそうです。昔からある豪雪地帯というイメージと、適度な湿度の雪質、このお店のように外国人の受け入れ体制の整った飲食店が多いことが、リピーターを増やす要因になっているようです。
※冬のみ営業。2019年は12月末のオープンを予定
では、最後にビシッと、パワポ風に赤倉温泉の魅力と見どころをプレゼンします。
ご静聴ありがとうございました!
掲載情報は2019年12月17日更新時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
お食事処みよしや
住所:新潟県妙高市赤倉476
電話:0255-87-2068
営業時間:11:30~14:00、19:00~21:00
定休日:不定休
今回の旅の行程
【1日目】JR新潟駅→JR長岡駅→新井駅→妙高高原駅→赤倉温泉スキー場→赤倉ホテル
【2日目】赤倉温泉街→お食事処みよしや→FULL CIRCLE→妙高高原駅→新井駅→JR新潟駅