今回の列車旅ポイント
みなさん、こんにちは。日本全国を巡ってその土地の魅力を知るきっかけをつくり「また、旅しよう」とみなさんが旅に出たくなる情報をSNSでお届けしている、またたび研究所です。
今回は、「ゆっくりと温泉宿でおいしいものを食べて過ごしたい」と思い立ち、富山県氷見市の絶景温泉宿「氷見温泉郷 くつろぎの宿 うみあかり」で心ゆくまで宿を堪能することに。そんな「観光よりもお宿で旅先を選ぶ」非日常な旅にしよう! と心躍らせながら、一泊二日の旅程を立てました。お宿についてもたっぷりレビューします。
では、さっそく旅に出かけましょう!
JR東京駅から北陸新幹線「はくたか」に乗って約2時間40分で、JR新高岡駅へ到着しました。北陸への旅は、「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」を利用すると、新幹線と宿をお得なセットで申込みできておすすめです。
和の雰囲気を感じるJR新高岡駅
JR高岡駅に向かうため、新高岡駅南口からすぐの城端線の新高岡駅へ。
赤くてかわいらしいレトロな車両
新高岡駅から約3分で高岡駅に到着、ここで氷見線に乗り換えます。高岡駅からは晴れていれば、立山連峰を望むことができるのです!
目の前に広がる圧巻の景色に感動
JR越中国分駅を過ぎた頃から、目の前に広がる美しい富山湾と3000m級の立山連峰。世界的にも珍しいこの景色に、感動のあまり言葉を失いました。
世界的にも珍しい絶景を車窓から
雪化粧をした山と青い海のコントラストがすばらしいです。車窓から見られるなんて素敵すぎますよね。
海景色を楽しみながら、約30分でJR氷見駅に到着しました。きっぷを駅員さんに渡すのも旅感があってうれしい。
青空に映える寒ブリの雪割り瓦
駅の外に出て屋根を見上げてみると瓦に魚⁉ 氷見の寒ブリの雪割り瓦だそうです。かわいすぎる写真スポット!
送迎バスから見る立山連峰
送迎バス(事前予約制)を利用して本日のお宿に向かいます。海沿いを走るので、窓からは富山湾と立山連峰が見えます。
約10分で「氷見温泉郷 くつろぎの宿 うみあかり」に到着しました。
フロントロビーから望む立山連峰
富山湾を一望できる海辺にあるこちらのお宿。モダンな雰囲気の広々としたフロントロビーからは、立山連峰が見えています。
入り口やロビーを照らす照明はイカ漁のライトをイメージしたオリジナルだそう。
こちらのロビーでは、淹れたてのイタリアンコーヒーやオーガニックティー、ソフトクリームの無料サービス(※)の提供があります。ゆったりとしたソファに座り、絶景を楽しみながらいただくことができます。
※編集部注:無料サービスは時間限定です。イタリアンコーヒー・オーガニックティーは7時~11時/14時~21時、ソフトクリームは14時~21時
チェックインを済ませて、本日のお部屋へ。
星の棟「和モダンハリウッドツイン」
星の棟「和モダンハリウッドツイン」のお部屋は斜め海側で、山の緑色と海の青色、両方の景色を楽しめます。
広々としてモダンな落ち着いた雰囲気。窓際のテーブルセットがお洒落で素敵。
実は、うみあかりには女性にうれしいサービスがあって、バスアメニティセットが女性限定で「L'OCCITANE(ロクシタン)」なんです! とっても良い香りが旅の幸福度を上げてくれます。
窓際には海が見えるテーブル、パソコンも開けるカウンターデスクもあって快適に過ごせそうです。富山の名物「白海老せんべい」とお茶でほっこり休憩タイム。
星の棟「和モダンコンフォートダブル」今回は山と海の景色を楽しめるタイプのお部屋でしたが、星の棟には海が一望できる海側のお部屋もあります。見たい景色で選べば、お部屋で過ごす時間がより充実しますね。
お部屋でくつろいだあとは、楽しみの1つである温泉へ。うみあかりが引いている岩井戸温泉は、貴重な高張性温泉(成分が濃いため、温泉成分が皮膚から浸透しやすい)で体内に天然温泉100%の成分がしっかり吸収されるそう。
源泉の違う2つのお風呂「展望大浴場」と別館にある「潮の香亭」がありますが、まずは、展望大浴場に入ることにします。
海を望むインフィニティ風の内風呂(女湯)
立山連峰からの朝日や、夜の漁火が一望できる展望大浴場。内風呂は大きなガラス張りで青空と海、そして雄大な立山連峰が見えました。温泉に浸かりながら、この景色が見られるのは幸せすぎる!
露天風呂(女湯)からの立山連峰
露天風呂からは、さらに山々を近くに感じることができました。まるで海と一体化しているような開放感のなかで入る源泉掛け流しの温泉に、思わず「極楽〜!」と心の中で呟きました。
展望大浴場の女湯「日の出の湯」の脱衣所には、コールドサーバーでスポーツドリンク、ジャスミン茶、ほうじ茶を飲めるサービスもあり、湯上りにいただきました。
温泉で温まったあとは、海が一望できる、深海ダイニング「ダイニング海」へ。いよいよ、お待ちかねの夕食です。海と立山連峰を望むモダンな雰囲気が素敵な夕食会場に、心が弾みます。
こちらでいただくのは、氷見漁港直送の「キトキト」な海の幸をメインにした会席料理(メニューは季節により異なります)。富山の食を存分に楽しみたいと思います。ちなみに「キトキト」というのは富山弁で「新鮮な」という意味です。
ダイニング海からの景色
海が見える窓側席は、おひとりさまでも気にせずゆっくりと過ごせますよ。
「やまふじぶどう園」ワイン3種飲み比べ
まずは、ドリンクメニューをチェックすると富山らしい飲みものがたくさん! その土地のお酒を飲むのは旅の醍醐味なのでメニューを吟味して、富山県で最も古いぶどう園「やまふじぶどう園」のワイン飲み比べを注文。
※編集部注:ドリンクは別料金
料理に合わせたいので、まずは全部味見。「いつもの(白)」は、軽やかな飲み口にフルーティーで1杯目にピッタリ。「いつもの(赤)」はライトでありながら渋みが抑えられており、食事に合う毎日飲みたくなる味わい。ロゼの「あさっぱら」は、チェリーを感じる甘い香りとスイスイ飲めるお味でした。
キトキトな魚介を味わう「富山湾の玉手箱」
まず運ばれてきたのは前菜の「富山湾の玉手箱」。氷見の新鮮な魚介や富山の名産がたくさん詰まった、まさに玉手箱。
手書きのお品書きを見ながらひとつひとつ味わいます。
タイ、ブリのタタキ、白エビ昆布じめ
中でも、お造りの「白エビ昆布じめ」が最高でした。昆布の旨みと白エビの甘みが口いっぱいに広がり、お酒もすすむ。ブリのタタキとタイのお造りも新鮮で美味。
一世帯あたりの昆布の消費量が日本一の富山だけあって「富山名物とり肉の昆布〆」もありました。氷見イワシのすりみ揚げや、氷見産の海藻、ナガラモ(アカモク)のネバシャキ食感も美味。富山名産のます寿司も入っていました。
蟹の旨みとアボカドとチーズが絶妙な味わい
次は、料理長おすすめの一品「紅ずわい蟹とアボカドのオーブン焼き」。富山湾で水揚げされた蟹とアボカドをオーブンで香ばしく焼き上げた一品です。ワインにもぴったり。
洋風なお味の氷見牛トマト鍋
「氷見牛トマト鍋 全粒粉入りの美乃氷見うどん」は、薬味にチーズ、バジルソース、大葉が用意されているので、お好みで味変しながら食べられます。氷見牛とたっぷりの野菜、牛の旨みとトマトの酸味がベストマッチでした。
洋風な味付けのお鍋の締めに、氷見うどんを入れて、まるでパスタのように食べるというのも新しいですね。うどんは、氷見市にあるうどん店「美濃屋」が製造している全粒粉入りのもの。全粒粉が3割配合されていて、ツルっとモチモチな食感で喉越しも良く、バジルソースとの相性抜群でした。
ご飯ものは、「トロたく巻きと料理長おまかせ漬け丼」。
トロたく巻きは、脂ののったトロの甘みとたくあんのコリコリとした食感と塩味がおいしい。料理長おまかせ漬け丼は、ごま油風味のタレに漬けたブリ。酢飯には赤酢が使われていました。汁ものの氷見牛テールスープは、牛の旨みがたっぷりです。
デザートは「氷見のお菓子屋さんの濃厚クリームブリュレ」。氷見市内の和洋菓子店「さかじり」の手づくりスイーツだそう。パリパリのカラメリゼの下には、バニラビーンズたっぷりの濃厚なクリーム。氷見産のハトムギ茶と一緒に、味わいながら食べました。
氷見だけでなく、富山のご当地グルメを味わい尽くせる氷見懐石で、お腹も心も満たされました。
今日は早めに寝ることにします。おやすみなさい。
1泊2日/東京駅⇔氷見駅/夕朝食付き
※商品が0件の場合は検索条件を変更いただき、
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おはようございます。夕食と同じく「ダイニング海」へ朝食を食べにいきましょう!
港町ならではの食材をふんだんにつかった約40品から選ぶ和洋ビュッフェスタイルの朝食は、魅力的なメニューばかり。
悩みに悩んで選んだのは……、ひみ穂波米の海鮮丼・ととぼち汁・氷見牛すじ・ブリの麹焼き・氷見牛入りハンバーグ・白エビの唐揚げ八尾そば・釜揚げしらす・サラダとスクランブルエッグ&氷見ベーコン・オレンジとメロン・ドーナツ。
朝食も氷見と富山のおいしいご当地メニューが豊富でうれしいです。
ご当地グルメのととぼち汁
ととぼち汁の「ととぼち」とは、氷見沖で水揚げされたキトキトな小魚をすり身にしたもの。ふんわりとしたすり身団子の食感と魚の旨みがたっぷりのだしで、浜気分を存分に味わえるお味噌汁です。
絶景を見ながら食べるおいしい朝食、ご馳走さまでした。
朝食後は、もう1つのお風呂に入るために別館「潮の香亭」へ。本館から歩いて3分ほどで、フロント横に靴や防寒着も準備してくれているので安心です。
別館は宿泊者以外の利用もできて、お湯や雰囲気の良さが地元の方からも好評だそう。
朝日が差し込む源泉掛け流しの天然岩風呂
天然岩風呂の風情のある浴室は、湯けむりと朝の日差しで幻想的な雰囲気です。
展望大浴場の温泉とは色合いや肌触りも少し違っていて、湯巡り気分も味わえます。岩井戸温泉はアルカリ性で、入浴後はお肌がすべすべ。朝から、源泉かけ流しの温泉を心ゆくまで堪能することができました。
入浴後はチェックアウト時間まで、うみあかりで宿ステイを思いっきり満喫。温泉に入りながら見る立山連峰の大パノラマは一生の思い出となりました。
チェックアウト後は、氷見の新名物と噂の「ひみぷりん」を買いに出発!
うみあかりから徒歩約2分の岩井戸温泉バス停から路線バスに乗って約15分、海沿いにある道の駅「ひみ番屋街」へ。
お目当てのプリン専門店「ひみぷりん」はひみ番屋街の駐車場エリアの前にありました。
専属スタッフが毎日工房で手づくりしている素材にこだわったプリン。店舗はかわいいカモメの「みぷりん」がアイコンで、お洒落な雰囲気です。
ひみぷりんと保冷バッグ
フレーバーは、定番の4種類と、季節限定が数種類ありました。定番から一番人気の「氷プリン」と「なめらかプリン」、季節限定から「塩チーズプリン」、保冷バッグが好みだったので購入。
ひみ番屋街の各所にあるテーブルで飲食可ということで、氷プリンを食べることに。
青いラムネジュレがのったフォトジェニックな「氷プリン」は、「氷見」の文字のイメージと、寒ブリの様子から着想を得たそう。オリジナルの氷砂糖をかけていただく新食感が面白いプリンです。
まずはそのまま。バニラビーンズがたっぷりで、なめらかで濃厚なお味。次にオリジナルの氷砂糖をかけていただきます。ザクザク、プルプル、なめらかな三重奏が口の中で楽しく、おいしく、広がります。
氷見の新名物のひみぷりんと立山連峰
この日は立山連峰がきれいに見えていたので、ひみ番屋街のすぐ目の前、徒歩約1分の比美乃江公園内にある展望台でひみぷりんの写真をパシャリ!
ひみ番屋街からは、路線バスで氷見駅へ。行きと同じルートで新高岡駅へ。
氷見線の車窓から海景色を眺めていると、万葉集にも詠われた雨晴海岸の女岩が見えました。
改札すぐの新高岡駅観光交流センター
旅の締めくくりは、「新高岡駅観光交流センター」のなかにある「GALLERY MONONO-FU」へお土産を買いに来ました。富山県西部の伝統工芸品やクラフトを展示販売しています。
観光スポットやイベントの情報、パンフレットもたくさん扱っているので、1日目の新高岡駅到着時に立ち寄るのもおすすめです。
老舗好きの私にはたまらない品揃え。高岡銅器・高岡漆器・井波彫刻・庄川挽物木地・越中和紙・越中福岡の菅笠など、富山の伝統的な歴史ある老舗の作品を一度に見ることができます。
人気があるのは越中和紙でつくられたしおりや、高岡市にある鋳物メーカー「能作」の錫製の酒器だそうです。
陶器のようで、実はアルミなので軽くて丈夫
お土産に購入した越中和紙のしおり
自分へのお土産には鋳物産業で有名な高岡市でつくられた「アルミ製の酒器」を、友人には「越中和紙のしおり」を購入しました。帰ってからはお猪口で富山の地酒を飲んで、氷見の思い出に浸ろうと思います。
GALLERY MONONO-FUでは歴史と風土に培われた、富山の職人たちの技によるものづくりの系譜を感じられました。
旅のお土産も購入し、富山を大満喫した一泊二日。帰りも北陸新幹線「はくたか」に乗って乗り換えなしで東京へと戻ります。
氷見のご当地グルメをこれでもか! というほど食べて、2つの源泉の温泉に浸かって部屋でくつろぐ。自分だけのひとときを大切にすることができました。
ぜひ、氷見に訪れる際は旅の参考にしてみてくださいね。また旅しよう!
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掲載情報は2026年1月27日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
今回の旅の行程
【1日目】JR東京駅→JR新高岡駅→JR高岡駅→JR氷見駅→氷見温泉郷 くつろぎの宿 うみあかり
【2日目】氷見温泉郷 くつろぎの宿 うみあかり→ひみぷりん→JR氷見駅→JR高岡駅→JR新高岡駅→新高岡駅観光交流センター/GALLERY MONONO-FU→JR新高岡駅→JR東京駅
1泊2日/東京駅⇔氷見駅/夕朝食付き
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