自分らしく、快適に!旅の達人に聞くパッキング術【動画あり】

国内旅行のパッキング術を旅の達人が伝授!動画で紹介も。

2019.02.05 カテゴリなし
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旅の準備をしていると、高揚感が募ります。荷物はできるだけ軽く、コンパクトにまとめて、旅先で快適に過ごしたい。そして、できれば自分らしさも出せるといいな。旅じたくからワクワクしたい人へ、準備のコツを動画と記事でお見せします。

また、パッキングのコツに加えて、月に1~2回ほどの頻度で国内外を旅している私、柳沢小実が普段から使用しているグッズも紹介しています。

パッキングの流れは、荷物のジャンルごとに大まかに分類して、それぞれケースに入れ、スーツケースに詰めていくだけ。動画でパッキングのコツを紹介しているので、まずはこちらをチェックしてみてください。


【見出し】


収納のコツは「軽い&中身が見える」がポイント

旅は、移動するということ。その際、荷物は軽ければ軽いほどいい。必要な物だけを軽量のケース類に入れて、重さを削るのがポイントです。

ジッパーバッグ

KINOKUNIYAとFlying Tiger Copenhagenのジッパーバッグ

ジッパーバッグは軽量で中身が見えて、お値段的にも気軽に使える最強のパッキングツール。旅の達人の中には、大中小のジッパーバッグを駆使して、それだけで荷造りしている人もいるほどです。

スーパーマーケットKINOKUNIYAの「ジッパーバッグ」(右)は、横長で口が大きく開き、出し入れがしやすい。キュートなイラストが描かれた、北欧の雑貨店Flying Tiger Copenhagenの「ジッパーバッグ」(左)には、化粧品やスキンケアアイテムを収納しています。スキンケアアイテムは、ボトルをそのまま持っていかずに試供品を活用すると、荷物がかなり減りますよ。これは、ぜひ取り入れてもらいたいアイデアです。

片面がメッシュのケース

無印良品の「パラグライダークロスたためる仕分けケース」

無印良品の「パラグライダークロスたためる仕分けケース」は、片面がメッシュ。中身を適度に隠しつつも、何が入っているかがひと目でわかる。だから、探し物とは無縁です。私は洋服と下着に分けて、洋服をMサイズに、下着をSサイズに入れています。

アウトドアブランドの軽量ポーチ

モンベルの「U.L.ペーパーポーチ」

マスクや薬、ウエットティッシュなどのこまごましたアイテムは、アウトドアブランド、モンベルの「U.L.ペーパーポーチ」に入れています。もうひとつのペーパーポーチには、充電ツール一式を。軽さが正義なアウトドアブランドでは、ライトウェイトな名品がざくざく見つかります。名前の通り、紙のように薄くて、驚くほどの軽さです。

洗濯ネット

洗濯ネット

洗濯物入れには、洗濯ネットが最適です。昔はレジ袋などに着た服を入れていましたが、洗濯ネットならそのまま洗濯機に放り込めると気づいて、10年ほど洗濯ネットを愛用しています。どの家にもあり、わざわざ買う必要がなく、中身が入っていないときはスペースをとらないので、気軽に入れておけます。

スーツケースのパッキングのコツは「仕分け方」にあり!

パッキング中のスーツケース

荷物をケース類に入れて仕分けしたら、スーツケースに詰めます。

パッキング中のスーツケース

まず、洋服などのようにかさがあって重いものを、メイン収納部分のタイヤ近くに入れます。

パッキング中のスーツケース

次に、上の余白に下着やポーチ類を入れます。

パッキング中のスーツケース

よく使うものや、一部のコード類はトランクのポケットへ入れると出し入れしやすいです。

パッキング中のスーツケース

旅先でたくさん買い物をする人は、おみやげのために2~3割ほどスペースを残しておくと、ちょうどよく収まります。

旅先で増えた荷物は「たためる軽量バッグ」へ

旅先で使うバッグや、荷物が増えたときのためのサブバッグには、アウトドアブランドのものをピックアップ。使わないときはコンパクトにたためて、開くと驚くほど大容量! もう、手放せません。

リュック兼ショルダーバッグ

パタゴニアの「ライトウェイト・トラベル・トート・パック」

旅の間は両手を空けていたいから、私は基本、リュックかショルダー派です。パタゴニアの「ライトウェイト・トラベル・トート・パック」は本体の軽さと背負いやすさに加えて、持ち手の長さがポイント。持ち手が肩掛けできる長さだから使いやすいのです。旅をきっかけに購入しましたが、今では普段の生活でもしょっちゅう使っています。

ショルダーバッグ

モンベルの「U.L.MONO ショルダー」

モンベルの「U.L.MONO ショルダー」は、超軽量で手のひらサイズにたためるほどコンパクト。それにもかかわらず、大容量でしっかりした作りをしていて、アウトドアブランドの底力を感じるアイテムです。パスポート・財布・携帯電話だけを入れるならばMサイズ、一緒にノートやポーチも入れたいのであればLサイズがおすすめ。

このパタゴニアのリュックとモンベルのショルダーは、旅グッズ名品リストに絶対に入れたいくらい重宝しています。

コンパクトにたためるバッグ&バッグを固定するベルト

SEA TO SUMMITの「ウルトラSIL ダッフルバッグ」

どんなにコンパクトにまとめても、荷物が入りきらないことがあります。コンパクトにたためるSEA TO SUMMITの「ウルトラSIL ダッフルバッグ」を持っていれば、帰りに荷物が増えても安心です。こちらもアウトドアブランドの製品で、手のひらに載るくらい小さいのに、広げると40Lの大容量ダッフルバッグになります。チャックで口を閉じられるため、バタバタしていても、なくしものをせずに済みます。旅先でおみやげをたくさん買う人に、一度使ってもらいたいアイテムです。

「バッグとめるベルト」で荷物を固定しているスーツケース

そして、手持ちのバッグをスーツケースの上に固定するgowellの「バッグとめるベルト」も隠れた便利グッズ。移動中に、スーツケースの上に載せたバッグが何度もずり落ちた経験のある人には、こんなお助けアイテムもありますよ。

旅じたくから楽しもう!

旅は準備から始まります。自分らしく、快適な旅を過ごすために、今回紹介したパッキングのコツを参考にして、旅じたくから楽しんでくださいね。

※記事内で紹介している商品はすべて、柳沢小実さんの私物です。

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この記事を書いた人

柳沢小実

エッセイスト。暮らしや旅の著書多数。最新刊は、読売新聞連載"軽やか生活"をまとめた『おうち時間のつくり方』(だいわ文庫)。『これからの暮らし計画」(大和書房)、『大人の旅じたく』文庫版も。
Instagram:https://www.instagram.com/tokyo_taipei/
konomi yanagawa:https://note.com/yanagisawakonomi

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