「オールインクルーシブ宿」でまったり過ごす大人旅@作並温泉 東北

「ゆづくしSalon 一の坊」宿泊記。作並温泉でオールインクルーシブを満喫

2019.03.13 東北宮城
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「びゅうたび」がきっかけで国内旅行に目覚めつつある私、前田紀至子が、「オールインクルーシブで楽しめる大満足の宿がある」との噂を聞きつけて向かったのは、宮城県。オールインクルーシブとは、宿泊料金にアクティビティやイベント、ディナーやサロンでの飲食など、すべてが含まれているシステムのこと。そのため、チェックアウトまで、お財布を気にすることなく滞在できます。一体どんなスペシャル体験が待ち構えているのでしょうか?
1泊2日の宮城旅、始まります。

東京駅から楽々アクセスできる作並温泉へ

JR東京駅発の東北新幹線に乗って、約2時間でJR仙台駅へ。そこからさらにJR仙山線に乗り換えて約30分、目的地であるJR作並駅に到着。乗り換えが少なく、アクセスが良いから、1泊2日なのに早起きしなくてもいいのはかなりうれしい!

駅弁「たん熊 北店」

お昼ごはんは駅弁を堪能。今回は、お気に入りの「たん熊 北店」をチョイス

まるでドラマのような、女心をくすぐるカフェ

宿泊するのは、「ゆづくしSalon 一の坊」というオールインクルーシブの温泉リゾート。作並駅から一の坊までは、列車の時間に合わせて送迎バスが出ています。
15時のチェックインまでは少し時間があったので、一の坊から徒歩10分ほどのおしゃれな「アルベロカフェ」でひと休みすることに。

アルベロカフェ

ゆったりと過ごせる、気の利いた店内の雰囲気にほっこり

作並の自然をテーマにした抹茶のトルタカプレーゼや、森林浴をイメージした深炒りのドリップブレンドコーヒーのほか、国産の青レモンを使ったドリンクまで、お店の雰囲気同様に心癒されるメニューがたくさん。

抹茶のトルタカプレーゼと国産青レモンを使ったスカッシュ

アルベロカフェのスタッフ

スタッフの中村さんが丁寧に淹れるコーヒーは絶品

「ゆづくしSalon 一の坊」でオールインクルーシブを満喫

15時を過ぎたので、ゆづくしSalon 一の坊に向かうと、平日にもかかわらず、宿泊客のチェックインで大にぎわい。観察していると、どうやらリピーターの方々も多いようで、期待値を高めつつ客室へ。

客室

客室

広々とした空間や、窓から眺める景色は理想的

部屋で少しゆっくりしたら、3つの源泉からなる8つのお風呂で温泉三昧!
清流を望む「広瀬川源流露天風呂」や、自然湧出の「自然風呂」、秘湯を思わせる「鹿のぞきの寝湯」と、バラエティ豊かな温泉の数々に感激。
露天風呂は男女入れ替え制なので、事前に利用可能な時間のご確認を!

そのほかにも、麗しい景色を眺めながらの立ち湯や、よもぎ蒸し風呂などもあって、いくらでも入っていられそうな気持ちに。エステやマッサージは人気のため、早めの予約がベター。

広瀬川源流露天風呂

温度や造りはさまざま。自分好みのお湯を見つけて(写真提供:ゆづくしSalon 一の坊)

温泉の後は、自宅リビングのように気兼ねなく過ごせる「くつろぎSalon」へ。こちらの宿、オールインクルーシブの快適性が極まった温泉リゾートというだけあって、客室の心地よさもさることながら、くつろぎSalonも大人気。

読書をしたり、ハーブティーを飲んだり、椅子に腰掛けてまどろんだりと、思い思いにリラックスできるのが魅力。

くつろぎSalon

くつろぎSalon

くつろぎSalon

心の洗濯には、これ以上ない空間かも

筆者とビール樽

オールインクルーシブだから、生ビールだって飲み放題。お酒好きにはたまらない

「ゆづくしSalon 一の坊」の夕食はビュッフェ!

温泉とくつろぎSalonで移動の疲れを癒したら、ディナービュッフェがお待ちかね。海の幸、山の幸をふんだんに取り入れた食材を贅沢に楽しむことができるのです。さらに、アルコールだってフリーで楽しめちゃう!
ビュッフェは季節によってメニューが異なるので、いつ来ても楽しみ!

天ぷら

国産牛の鉄板焼き

本日のメニューは国産牛の鉄板焼き。目の前で職人さんが作ってくれるビュッフェは、食欲をそそるスペシャルな体験

※メニューは季節により変更になります

セルフサービスで楽しめるお酒

また、この日はサロンで「COFFEE LIVE」が開催。ジャズの音色に合わせて間近で淹れていただけるサイフォンのコーヒーを片手に、多幸感に浸りながら夜が更けてゆくのでした。

サイフォン

「ゆづくしSalon 一の坊」朝食と朝風呂

前日のディナーに続き、朝ごはんもこだわりたっぷりのビュッフェを満喫。新鮮な卵や名物の油揚げなど、寝起きでもたくさん食べたくなる美味しさ。

朝食

思わず朝から何度もおかわり! 新鮮な地元のお野菜もたくさんとれる「宮城の朝美人ビュッフェ」

腹ごなしも兼ねて、朝風呂へ。パノラマの景色が広がる露天風呂も、ゆったり入れる大浴場も、どちらも捨てがたいので、お風呂の時間はたっぷりとりたいところ。

朝風呂へ

露天風呂へ続く渡り廊下。朝の光を浴びながらの温泉の気持ち良さは格別

チェックアウト後は、ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所へ

チェックアウト後は、ホテルからニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所へ。蒸溜所見学や試飲ができるニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所は、ウイスキー好きなら一度は訪れておきたい聖地。
2014年の朝ドラ「マッサン」の影響で、ニッカにはただならぬ思いを持っている私。宮城峡蒸溜所の成り立ちが学べる1時間弱のガイド付き見学には、大興奮どころか、思わず感動で涙も。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所

ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所

豊かな自然の中でウイスキーについて学べる

お待ちかね、試飲の後は、お土産の購入も。大人気の蒸溜所限定ウイスキーは購入本数に制限があるので、大切な人へのお土産にもってこい。きっと喜んでもらえるはず。

ウイスキーの飲み比べ

宮城峡限定の2000’sウイスキー

宮城峡限定の2000’sウイスキー

ホテルからニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所へも、ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所からJR作並駅へも送迎バスで行けるのは、この旅でうれしいポイントのひとつ。ひとり旅でも楽々と移動ができます。

お目当てのアクティビティをスムーズに楽しんで、そのまま仙台駅へ。駅では、お土産用に「萩の月」と新幹線内で飲むために「ずんだシェイク」を購入。宮城のお土産や名産はどれもこれもおいしくて、また来たい! という気持ちは募るばかり。

萩の月

ずんだシェイク

ご存じ「萩の月」や「ずんだシェイク」は定番のおいしさ

東京からアクセスが良く、快適で、心地よい。わがままに求めるすべてがそろっている宮城。

リピーター続出なのにも納得、それどころか私もリピーターになりそうな、ゆづくしSalon 一の坊。
年に一度どころか、四季折々に訪れたいと思わずにはいられない素敵な旅となりました。次はいつ行けるかな?

掲載情報は2020年11月24日更新時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

 

今回の旅の行程

【1日目】JR東京駅→JR仙台駅→JR作並駅→アルベロカフェ→ゆづくしSalon 一の坊

【2日目】チェックアウト→ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所→JR作並駅→JR仙台駅→JR東京駅

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宮城・作並温泉JR+宿泊 ゆづくしSalon一の坊

1泊2日/東京駅⇔仙台駅/夕朝食付き

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この記事を書いた人

前田紀至子

1985年4月5日生まれフェリス女学院大学文学部卒業。 「nicola」(新潮社)専属モデルや、「JJ」(光文社)編集部でのライターを経て、トラベルやビューティーを中心とした記事を、雑誌やウェブサイトに寄稿。Instagramでは旅先での情報がぎゅっと詰まったリアルタイムなポスト、#前田紀至子世界の旅 が好評。
Instagram:https://www.instagram.com/ki45m/?hl=ja

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