優雅な白鳥に会いに、新潟・瓢湖へ。今しか見れない絶景は必見! 甲信越・中部

白鳥の飛来地・新潟・瓢湖へ。期間限定の絶景を楽しむ旅

POINT

今回の列車旅ポイント

  1. ローカル線、信越本線と羽越本線をハシゴ!
  2. 水原駅では白鳥の剥製がお出迎え
  3. 新潟駅から徒歩圏内のカフェでひと休み

こんにちは。写真家の大村祐里子です。私は昔アヒルを飼っていたことがあるくらい、白くて大きな鳥が大好きです。そこで! 今回は白鳥を見に、新潟県まで行ってみることにしました。

東京駅

上越新幹線に乗って新潟へ

上越新幹線 とき

JR東京駅から上越新幹線「とき」に乗り、約2時間でJR新潟駅へ。新幹線のつるりとしたフォルムがたまらなくかわいくて、毎回乗車前に写真を撮ってしまいます。

上越新幹線 新潟駅付近の車窓

上越新幹線の車窓からの眺め

少し雲が多いほうが写真映えするので、写真家的には絶好のお天気。旅のワクワク感が募ります。

新潟駅

「須坂屋そば 駅前店」でへぎそばを味わう

新潟駅に到着すると、ちょうどお昼の時間。駅から徒歩約3分の「須坂屋そば 駅前店」でお昼ごはんをいただくことにしました。

手振りそば

へぎそば 手振り

新潟名物「へぎそば」を注文してみました。「へぎ」と呼ばれる木製の器に蕎麦が盛り付けられている様子はダイナミックで絵になります。ひとりなら「へぎそば」の「手振り(900円税込)」がおすすめ。

想像以上の量に驚きましたが、須坂屋そばでは、蕎麦のつなぎに海藻の布海苔(ふのり)を使っているため喉越しがよく、ツルッといただけてしまいました。

新潟駅

羽越本線に乗って白鳥を見に行こう!

さて、お昼のあとは白鳥のいる場所を目指します。新潟駅から信越本線に乗車し、約20分でJR新津駅に。そこから羽越本線に乗り換えます。

羽越本線 新津駅ホーム

羽越本線

羽越本線は、新津駅から日本海沿岸を経て、JR秋田駅までを結ぶ列車です。ぽかぽかと暖かい車内でちょっとうとうと。

水原駅 白鳥の剥製

揺られること約12分でJR水原(すいばら)駅に到着です。ホームには白鳥の剥製が展示してありました。白鳥の街に降り立った実感がわいてきて、一気に胸が高まります。

水原駅

白鳥の飛来地、瓢湖

水原駅から30分弱歩くと、いよいよ「瓢湖(ひょうこ)」に到着です。住宅街を抜けた先に突然湖が出現したのでびっくり!

瓢湖 白鳥のモニュメント

瓢湖の入口付近にある白鳥のモニュメント

瓢湖は、江戸時代に造られた用水地で、白鳥の渡来地として国の天然記念物に指定されています。2008年にはラムサール条約登録湿地となり、水鳥の生育地として大切に守られています。

白鳥は毎年10月上旬から3月下旬まで滞在するそうです。

ざっと眺めた感じ、黒っぽいカモがたくさん。白鳥は朝と夕方に湖にいると聞いていたので、時間が早すぎたかな?と焦りました。ちなみに私が到着したのは16時前。

白鳥

そんなことを考えながら湖畔を歩いていると……いましたー! 白鳥! カモよりも5倍くらい大きく、まぶしいほど真っ白なのでとても目立ちます。また、鳴き声にも違いがあります。カモはガアガア鳴きますが、白鳥は「クークー」と丸みのある声で鳴きます。

まんまるの黒目が愛らしく、くちばしの鮮やかな黄色がおしゃれ。佇む姿は華麗。めちゃめちゃかわいい!

湖畔にある瓢湖観察舎で「瓢湖 水鳥のえさ」を購入すれば、餌やりもできるようです。観察舎の前あたりに白鳥を含めた水鳥たちが多く集まっていたので、ここぞとばかりに激写。

瓢湖 白鳥

日没が近くなってくると、次々と白鳥の集団が湖に戻ってきます。上空をしばらく旋回したあと、スピードを保ったままザブーンと大きな音を立てて着水。その様子はまるで滑走路に降りる飛行機のよう。優雅なビジュアルからは想像もできないようなワイルドな姿を目の当たりにして、思わず「かっこいい……」とつぶやいてしまいました。

西陽が射す瓢湖 白鳥

急に、雲の合間から西陽が射してきました。西陽に色づいた木々を背景に飛び交う白鳥たちの姿も素敵。時間を忘れて、食い入るように白鳥たちの舞う姿を眺めてしまいました。いつまでもここにいたい……。

日が暮れていく瓢湖

暮れていく瓢湖

月岡駅

「湯あそび宿 曙」で贅沢なひとときを

日没すぎに瓢湖を出て水原駅に戻ります。そこから羽越本線に乗り、約9分でJR月岡駅へ。

月岡駅 3羽の白鳥

月岡駅のホームに降りると、駅舎の上を3羽の白鳥が通り過ぎていくのが見えたのでシャッターを切りました。きっと瓢湖への帰り道ですね。ここでも会えて嬉しい。

湯あそび宿 曙

湯あそび宿 曙

月岡駅から送迎バス(要予約)に乗り約5分。本日のお宿である、「湯あそび宿 曙(あけぼの)」に到着です。和風かつ温かみのある外観と内装に癒やされます。

夕食は、季節の食材を使った会席料理に舌鼓。ふのり滑子蕎麦、岩船産四つ葉ポークすき焼き……。

岩船産四つ葉ポークすき焼き

岩船産四つ葉ポークすき焼き

新潟産の新之助を使った松茸釜飯

新潟産「新之助」松茸釜飯

新潟のブランド米である「新之助」を使用した釜飯は、お米の甘みと松茸の風味が口の中にふわりと広がって幸せな気分になりました。

※食事内容は季節によって異なります。

大浴場 遊楽

大浴場「遊楽」

ご飯のあとは、一日中歩き回ってクタクタになった身体を休めに、女性大浴場「遊楽」へ。

月岡温泉は、透明感のあるエメラルドグリーン色のお湯が特徴です。この色は、日本でも有数の硫化水素の含有量から来ているそう。硫黄泉ならではの美肌効果があり「もっと美人になれる湯」として女性に大好評とのこと。たしかに、お湯からでたあと、お肌がモッチモチでした。

露天風呂 星鏡

露天風呂「星鏡」

露天風呂「星鏡」では、夜空の星を眺めながらゆったりと温泉に浸かることができます。横にある休憩所で熱くなった身体を落ち着けてから、また温泉へ……というサイクルを繰り返していると、無限に楽しめてしまいます。

贅沢なひとときを過ごし、心も体もすっかりほぐれたところで、早めに就寝。

水原駅

「古田食堂」でボリューム満点のカツ丼を味わう

2日目も素晴らしいお天気。気持ちが良かったので、宿から歩いて月岡駅へ向かいました。所要時間は45分ほど。月岡駅から羽越本線に乗って水原駅に到着。

羽越本線車両 月岡駅

月岡駅のホームに停車する羽越本線の車両

古田食堂

水原駅から約15分歩くと、商店街の一角に「古田食堂」があります。グッとくるレトロな外観です。本日の昼食はこちらでいただきます。お昼どきだったので大賑わいでした。

上等かつ丼 900円税込

上等かつ丼(900円税込)

名物である「上等かつ丼」を注文してみました。丼の蓋を開けると……ホカホカの湯気と共に「美味しそう!」と叫ばずにはいられないビジュアルとご対面。蓋が閉まらないくらいの分厚いカツに、プルプルの卵と、控えめな甘さのつゆが丼の中で渾然一体となっています。そのお味はまさに至福。重たそうに見えますが、カツは柔らかくて歯切れがよく、あっという間にペロリ。

新潟駅

「GIVE ME CHOCOLATE」でひと休み

再び水原駅に戻り、新津駅経由で新潟駅へ。

GIVE ME CHOCOLATE 外観

GIVE ME CHOCOLATE

新幹線まで少し時間があるので、駅から歩いて7分ほどのカフェ「GIVE ME CHOCOLATE」でひと休みすることにしました。店内は、おしゃれな家具や小物で彩られ、とても大人っぽい雰囲気。

いちじくの赤ワインとスパイスのコンポートソース

おやつの時間に近かったので、看板メニューであるパンケーキを注文してみました。せっかくなので、旬の素材を使った秋の期間限定メニュー(現在は提供終了)、「いちじくの赤ワインとスパイスのコンポートソース(1,200円税込)」を。ふわっと焼き上げられた2枚のパンケーキの上に、赤ワインで煮詰めたいちじくと、バニラアイスと、ホイップクリームが添えられています。スパイシーなとろとろいちじくと、ふわふわなパンケーキ生地を一緒にいただくと、エンドレスな美味しさです。

ちなみに、新潟駅付近をもっと観光したい!という方には、日本一長い信濃川をめぐる観光水上バス「信濃川ウォーターシャトル」もおすすめ。乗船の際は、運行期間や便の種別をHPで確認してくださいね。

今回はずっとお天気に恵まれ、お目当ての白鳥に出会えたことはもちろんですが、列車も食事も温泉もすべてが充実していて、こんなに幸せなことがあってもいいのかな!?と思ってしまうほど贅沢な2日間を過ごせました。元気を存分にチャージできたので、これを糧にしてまた毎日頑張ります!

JR東京駅

掲載情報は2021年1月13日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

スポット情報

古田食堂

新潟県阿賀野市中央町1丁目9-9
営業時間:11:00-18:30(不定休)
電話:0250-62-2152

今回の旅の行程

【1日目】JR東京駅→JR新潟駅→須坂屋そば 駅前店→新潟駅→JR新津駅→JR水原駅→瓢湖→水原駅→JR月岡駅→湯あそび宿 曙

【2日目】湯あそび宿 曙→JR月岡駅→JR水原駅→古田食堂→水原駅→JR新津駅→JR新潟駅→GIVE ME CHOCOLATE→新潟駅→JR東京駅

新潟・月岡JR+宿泊 湯あそび宿 曙 24,200円

2021年2月18日出発/1泊2日/東京駅⇔新潟駅/バス付和室/夕朝食付き

※参考価格です。最新情報はこちらからご確認ください

※表示価格は、2020年12月18日時点のおとな1名の価格です

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この記事を書いた人

大村 祐里子

大村 祐里子

写真家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒。クラシックカメラショップの店員を経て、写真の道へ。福島裕二氏に師事後、撮影のほか、雑誌・書籍・Webでの執筆など、さまざまなジャンルで活動中。趣味はフィルムカメラを集めて、使うこと。
Twitter : https://twitter.com/Holy_Garden
YURIKO OMURA : http://omurayuriko.jp/
シャッターガール : http://shutter-girl.jp/

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