おうちに連れて帰りたい!関東近郊のかわいい動物おみくじ5選 首都圏

かわいい動物おみくじが引ける関東近郊のお寺・神社5選

神社やお寺を訪ねると運試しに引いてみたくなる「おみくじ」。書かれている内容はもちろん気になりますが、最近は見た目も気になるおみくじが増えています。中には思わず手に取りたくなるかわいいものや、引き方がユニークなものも。

そこで今回は、関東近郊で見つけた「動物の形をしたおみくじ」を引けるお寺や神社を5つご紹介します! これから運試しをしたい方、年始はどこで初詣をしようか迷っている方、ぜひ参考にしてください。



① 鳩森八幡神社「鳩みくじ」(東京都)

鳩森八幡神社

(写真提供:鳩森八幡神社)

東京都渋谷区千駄ヶ谷にある鳩森八幡神社は、千駄ヶ谷一帯の総鎮守としてそこに住む人々に親しまれる神社です。境内には富士山のミニチュアである「冨士塚」があり、都の有形民俗文化財に指定されています。富士山の溶岩などを利用して作られたこの山を登ることで、富士山を登るのと同じご利益が得られると言われています。運気を味方につける「パワースポット」としても有名です。

鳩みくじ

(写真提供:鳩森八幡神社)

鳩森八幡神社で引けるのは、小さな鳩の形をした「鳩みくじ」。小ぢんまりした鳩の姿がそのまま紙になったような愛らしさがあります。中を見ると、鳩から直々にお言葉が。じんわり響く優しいアドバイスが心に染みます。おみくじは持ち帰ることもできますが、神社のおみくじ掛けに結ぶことも可能です。おみくじ掛けにたくさんの鳩が並ぶ様子も壮観です!

■おみくじに関する情報
授与時間:9:00~17:00
初穂料:100円

②川越氷川神社「あい鯛みくじ」(埼玉県)

川越氷川神社

(写真提供:川越氷川神社)

今からおよそ1500年前、古墳時代の欽明天皇2年に創建された川越氷川神社。緑に囲まれた神社で、街の人々が朝の散歩にも立ち寄るほど親しまれています。多くの文化財が納められているほか、「縁結びの神様」としても知られています。なんと、祀られている5柱の神々がみなご家族であり、2組の夫婦(めおと)を含んでいるのです。

あい鯛みくじ

(写真提供:川越氷川神社)

川越氷川神社のおみくじは、くっきりとしたピンク色が目を引く「あい鯛みくじ」。専用の釣竿で気になる鯛を釣り上げ、尾びれから覗くおみくじを引き出します。その中には、花の名前と花言葉、その花をモチーフとした恋愛のアドバイスが書かれており、出会いや進展などの今後も占えます。まさに良縁に「あい鯛」人にぴったりな「恋みくじ」です。

■おみくじに関する情報
授与時間:8:00~18:00
初穂料:300円

③延喜式内大前神社「うさぎみくじ」(栃木県)

延喜式内大前神社

(写真提供:延喜式内 大前神社)

1500年あまりの歴史を誇る延喜式内の大前神社。福の神様である、だいこく様こと大国主神と、えびす様と呼ばれる事代主神を祀る神社であり、開運招福のお願いをすることができます。よく知られる日本神話、「因幡の白兎」(いなばのしろうさぎ)で、悪さをして鮫に毛を剥がされてしまったうさぎを助けたのが大国様で、「医療の神様」と言われる所以でもあります。

うさぎみくじ

(写真提供:延喜式内 大前神社)

うさぎとそんな縁のある大前神社では、たくさん並んだ「うさぎみくじ」の中から好きなものを選び、それを巫女さんに渡すと、お守り用紙袋に入れていただけます。開封してみると、ころんと丸いフォルムがなんともかわいらしく、選ぶ際、箱に並んでこちらを見ているようなうさぎたちの表情にもまた癒やされます。

■おみくじに関する情報
授与時間:8:30~17:00
初穂料:500円

④於菊稲荷神社「招き狐みくじ」(群馬県)

於菊稲荷神社

(写真提供:於菊稲荷神社)

稲の神様である「稲荷大神」を祀るのが、群馬県高崎市新町にある於菊稲荷神社です。「於菊」(おきく)というのは、江戸時代にこの土地に住んでいた娘の名。重い病にかかった於菊が稲荷の神様からお告げを受けて回復し、稲荷神社の巫女として仕えるようになりました。「困ったことがあれば稲荷の於菊に聞けばよい」と人々が話すようになったことが、この神社の名の由来と考えられています。

招き狐みくじ

(写真提供:於菊稲荷神社)

於菊稲荷神社のおみくじは、張り子の狐がおいでおいでと福を招く「招き狐みくじ」です。招き狐は6色あるので、そのときの自分のインスピレーションを信じて選びましょう。おみくじを引いた後は縁起物としてご自宅に飾ることができます。表情が豊かな招き狐を見ているだけでも、ゆったりと幸せな気持ちになれそうです。

■おみくじに関する情報
授与時間:9:30~11:50、13:00〜16:00
初穂料:300円

⑤宝積山光前寺「早太郎みくじ」(長野)

宝積山光前寺

(写真提供:宝積山光前寺)

長野県駒ヶ根市にある宝積山光前寺。本聖上人(ほんじょうしょうにん)が比叡山における修行後に太田切 黒川の瀑の中から「不動明王の尊像」を授かり、このお寺を開いたとされています。非常に見所が多いお寺であり、庭園をはじめ、境内全域が国の名勝に指定されており、貴重な三重塔や光苔、しだれ桜などがあります。

早太郎みくじ

(写真提供:宝積山光前寺)

「早太郎みくじ」は、およそ700年前に光前寺で飼われていた犬を模ったおみくじです。遠州府中(現在の静岡県磐田市)で恐れられていた怪物を倒し、生贄の風習をなくしてくれた強い山犬であった早太郎。見た目はとても可愛いですが、頼りがいもあります。私たちもよい道に導いてくれることでしょう。ついたくさん並べたくなりますね。

■おみくじに関する情報
授与時間:9:00~16:00
奉納料:500円

「開封したおみくじは神社やお寺に置いてくるもの」という考えが強かった時代もありますが、現在はさまざまな形のおみくじが増え、持ち帰りやすい、飾りやすい縁起物としての存在感も大きくなってきました。それぞれの神社・お寺のこだわりや由縁が詰め込まれた縁起物をぜひおうちに連れて帰り、より一層の運を呼び寄せてくださいね。

掲載情報は2021年11月22日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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