宿のおすすめポイント
北海道函館市の湯の川温泉にある「函館・湯の川温泉 ホテル万惣」。海の幸を心ゆくまで堪能できる夕食のビュッフェや、好きな魚介をのせてつくる朝食の勝手丼などが大人気の温泉宿です。今回は、温泉好き、海鮮好きなら一度は訪れたい、ホテル万惣の魅力を余すことなくレビューします。
【目次】
北海道三大温泉郷の1つに数えられる湯の川温泉。JR函館駅からレトロな路面電車「函館市電」に乗って30分ほどの距離にある温泉地で、観光の拠点にも便利です。
市電・湯の川温泉電停から歩いて約5分
「函館・湯の川温泉 ホテル万惣」は、7階建てのレトロモダンな宿泊棟と、蔵をイメージした瓦屋根の新館からなり、和洋の文化が混じり合う函館の街を彷彿とさせる温泉宿。
暖炉が映えるロビー
エントランスを入ると、吹き抜けのロビーと、そこにそびえる暖炉に目を奪われます。創業当時からあるという銅板製の高さ5mの暖炉フードには、日本三大夜景として名高い函館山や擬洋風建築の街並みなど、函館を象徴する風景が彫刻されています。
ロビーの奥には、コーヒーなどのウェルカムドリンクコーナーがあります。ほっとひと息つきながら暖炉のアートワークを鑑賞してみましょう。
夕食ビュッフェは、新館1階の函館ダイニング「蔵祭」でいただきます。
万惣おさかなマルシェ
中央のビュッフェ台に行くと、いちばん手前に刺身コーナー「万惣おさかなマルシェ」が広がっています。まるで魚市場のように、氷の入ったトロ箱風の木箱に、5種類前後の魚介の刺身が並んでいます。
木箱には殻付きの甘エビとマグロ
ニシンも鮮度がいいから刺身で提供できる
尾頭付きで豪快に盛り付けられたブリとタコ
この日は、天然のブリやニシンもありました。どちらも上品な脂が口の中で溶け、何切れでも食べられそうです。
目にも鮮やかな寿司コーナー
人気の寿司コーナーには、マグロやカツオのほか、「北海道のタイ」とも呼ばれる白身の高級魚・ソイのお寿司もありました。シャリが小さめなので、たくさんの種類が食べられるのもうれしい。
職人技が光る寿司の数々
カニやアナゴの押し寿司、巻き寿司、ミョウガなどの野菜を使った寿司なども。
さらに、目の前で調理してくれるライブキッチンでは、北海道らしい料理の数々ができたてで味わえます。
ゆでたジャガイモやソーセージやパンの上に、断面を温めて溶かした花畑牧場のラクレットチーズをたっぷりかけて。
炉端焼きコーナーでは、ホタテやとうもろこし、ブリなどが香ばしく焼かれています。
函館名物の塩ラーメンもつくりたてで提供されます。ちなみに、次の日の朝食ビュッフェでは、醤油ラーメンがいただけました。
本格的なスープカレーや、ゆでたジャガイモに函館産のイカの塩辛を合わせたメニューなどもあります。
おすすめのアレンジ
地元産の函館牛乳を使った、ホテルオリジナルの万惣プリンと万惣ソフトクリーム。こちらは、ホテルを運営する「オリックス ホテルズ&リゾーツ」のエグゼクティブペストリーシェフである鈴木一夫シェフのオリジナルレシピ。ソフトクリームをプリンの上に絞っていただくと、味わいが何層にも重なります。
ちなみに、函館の名物といえばイカ。例年7月~9月ごろには、その日の朝に獲れたイカの刺身が、夕食で追加オーダー(別料金)できるそう。新鮮なイカは、身が透明で、しっかりとした歯ごたえが感じられます。この時期を狙って訪れるのもおすすめです。
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1泊2日/東京駅⇔函館駅/夕朝食付き
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ホテル万惣の大浴場「湯蔵」は、男女入れ替え制の2つの浴場からなり、多彩なお風呂と本格的なサウナが楽しめます。
函館らしいステンドグラスの看板がお出迎え
大浴場の内湯
シックでモダンな雰囲気の内湯。350年以上の歴史がある湯の川温泉は、無色透明でやわらかい肌あたりが特長。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、塩分を含むため、よく温まり、湯冷めしにくいのが特徴です。
露天風呂
露天風呂は、ルーバー越しに心地良い風が感じられます。
2つある浴場の一方の露天風呂には、全身を伸ばせる寝湯が、もう一方の露天風呂には壺湯があります。
寝湯
壺湯
壺湯は、源泉がそのままかけ流しにされています。源泉温度が65℃と熱いため、夏場は7~8分、冬場は5~6分間隔でパイプから源泉を注ぐことで適温に。鮮度の良さと湯の川温泉らしい熱めのお湯を独りで贅沢に堪能しましょう。
アロマスチームルーム
2つの浴場それぞれに、ドライサウナと、アロマスチームルームまたはアロマミストサウナが付いています。アロマのスチームやミストサウナは低温なので、香りに癒やされながら、じっくり時間をかけて温まることができます。
入浴後の待ち合わせにも便利な湯蔵ラウンジ
湯上がりには、畳が心地いい「湯蔵ラウンジ」で火照った体をリセット。北海道特産の果実・ハスカップの果汁が入った水や、アイスキャンディーが無料でいただけます。
ハスカップ果汁入りの水(写真右)は、コクと深みのある味わい。
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全91室の客室には、バルコニー付きのスタンダードルーム、和モダンなタタミルーム、ソファスペースとツインベッドをそなえたカジュアルルームなどがあります。すべての客室が玄関で靴を脱ぐスタイルで、昔ながらの温泉旅館のくつろぎを大切にしています。
今回宿泊したのは、「スタンダードルームB」(畳スペース付)。窓際にある居心地のいい畳スペースのふすまを開けるとバルコニーがあり、少し離れていますが、海と函館山が見えます。
高層階の客室からは函館の海が見える
コットンやヘアブラシなどのアメニティは、ロビーで必要なものだけを取るサステナブルを意識したスタイル。客室のミネラルウォーターも同様のスタイルで、ペットボトルではなくウォーターサーバーが設置されています。
客室に設置されているウォーターサーバー
アメニティは必要なものをピックアップ
朝食ビュッフェも海鮮が盛りだくさんです。
朝食ビュッフェの勝手丼コーナー
イクラ、イカ、サーモンなどの魚介を好きなだけ贅沢にご飯にのせて、オリジナルの勝手丼(海鮮丼)にして味わえます。
ご飯は、白米と酢飯から選べます。どちらも、道南産のお米「ふっくりんこ」が使われています。
ホタテやサーモン、イクラもたっぷりと
ライブキッチンのオーブンでは、クロワッサンやデニッシュが次々に焼かれています。たっぷりの具をはさんだ玉子サンドや、シュリンプバーガーなどが並び、ご飯だけでなく、こちらも食べたくなってしまいます。
こんな欲張りな食べ方ができるのも朝食ビュッフェならではですよね。
朝食には、函館牛乳の生乳100%ヨーグルトも。生乳のまろやかな風味が際立つヨーグルトで、甘酸っぱいハスカップのジャムと相性抜群です。
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JR東京駅からホテル万惣のある湯の川温泉へは、北海道新幹線「はやぶさ」でJR新函館北斗駅まで約4時間。「はこだてライナー」に乗り換えて、約20分で函館駅。そこから函館市電で、湯の川温泉停留所まで約30分。停留所から宿までは徒歩約5分です。
函館市電の沿線には、名物の活イカ釣りが体験できる函館朝市、五稜郭タワーや金森赤レンガ倉庫などの人気観光スポットが点在し、気軽にアクセスできます。湯の川温泉を拠点に、さまざまな函館の魅力に触れてみませんか。
掲載情報は2026年8月4日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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