函館女子ひとり旅。フォトジェニックな夜景、修道院、海鮮丼を満喫!
2016年開業の北海道新幹線によってアクセスがさらに便利になった函館。
5月初めの爽やかな春の景色を撮影するべく、JR東京駅から東北新幹線・北海道新幹線に乗り、函館へと向かいます!
今回は、函館で「素敵カワイイ写真が撮れるフォトジェニックスポット」を探す女ひとり旅です♪
青函トンネルの歴史に感動!
青森と北海道をつなぐ青函トンネルを通過する時間はおよそ25分。通過する際にアナウンスと電光掲示板で、青函トンネルの歴史が語られます。
「1988年3月13日に営業を開始した青函トンネル。青森県東津軽郡今別町浜名から北海道上磯郡知内町湯の里まで全長は53.85km、そのうち23.3kmを海底部が占め、海面下の最大水深は140mの海底トンネルです。」
青函トンネルについて詳しいことは知らなかった私ですが、このアナウンスと電光掲示板での紹介で理解を深められました。ただ乗り物に乗っているというよりもアトラクションに乗っているような、そんな気分を味わえます。
まずは函館のシンボル、五稜郭へ行かなくちゃ
函館を代表する場所といえば、五角形の特徴的な城郭の五稜郭。タワーからは函館の街を眺めることができ、周囲に広がる五稜郭公園はたくさんの人で賑わっていました。
数日前まで五稜郭の八重桜は満開だったようです……。散りかけてしまっている中でもきれいな八重桜を見つけました。
桜のトンネル?おすすめスポット
五稜郭から歩いて20分ほどの場所に、春は桜のトンネルができるという「桜が丘通り」があると聞き行ってみました。
残念ながら葉桜になってしまっていましたが、それでも充分きれい!桜から新緑へと変わるこの季節を感じられる素敵なスポットです。
ランチは、函館一有名な食堂「うにむらかみ」へ
世界三大夜景のひとつ、函館山!
函館の夜はもちろん、夜景で有名な函館山へ。
ロープウェイに乗り、展望台へと向かいます。
昼間の景色から夕暮れ、夜景にかけてを撮りたい場合は、遅くても日の入り2時間前には展望台に着いているようにしましょう。取材をした5月上旬だと17時頃に着くのがベストです。
展望台から光の集まる街の中心部までは離れていますが、このように遠景を撮影するときは、広角レンズよりも望遠レンズが重宝します。全体を撮りたいから!と広角レンズを使うと、空と山が入りすぎて、街の輝きが目立たなくなってしまいます。
夜景撮影には手ぶれ対策に三脚が必須。函館山の夜景を見るために国内からはもちろん、海外からもたくさんの観光客が訪れます。邪魔にならないよう場所の譲り合いを心掛けましょう。
函館市内の女子的フォトジェニックスポット4選
函館の中でも「おしゃれ」「かわいい」が詰まった女子的おすすめスポットを厳選してご紹介します。これらの場所を背景にすれば素敵な写真になること間違いなし!
【八幡坂】
映画やドラマのロケ地やPRポスターなどの舞台になる美景スポット。函館湾へと一直線につながる坂と空、山々の景色が北海道の豊かな自然を感じさせ、冬のイルミネーションもまた違った美しさです。
【旧函館区公会堂】
八幡坂を上りきって少し歩いた先にあるコロニアル建築。ここは海外?と勘違いしてしまいそうなほど美しく、左右対称の外観が一段と目を引きます。ここではドレスをレンタルでき、60着近いドレスから好きなものを選んで着て、自由に撮影をすることができます。国内なのに海外にいるかのような写真を撮れるフォトジェニックスポットです!
※旧函館区公会堂は2021年4月頃まで工事のため休館の予定
【グリーン ゲイブルズ】
『赤毛のアン』の世界に迷い込んだかのような不思議なカフェ。店内はゆったりとした空気が流れて居心地がよく、アンティーク調の家具や雑貨に囲まれた素敵な空間が広がっています。
【金森赤レンガ倉庫】
函館を代表する観光地のひとつが金森赤レンガ倉庫。港沿いにあり、ロケーションは抜群!レンガを背景に撮影するのもよし、港を背景にするのもよし。どの場所を切り取っても爽やかな雰囲気の写真になります。
少し足を延ばして行きたい、特別な場所
函館駅からバス、または路面電車を乗り継いで一時間ほどで行ける『トラピスチヌ修道院』。ここは日本で最初にできた女子修道院で、現在も数十名の修道女たちがいるとても神聖な場所です。だからと言って、重苦しい雰囲気だとか男性は観光してはいけない、というわけではありません。静けさのなかで美しい写真を撮ることのできるトラピスチヌ修道院は、わざわざ足を運んででも行くべき価値のある場所です。
函館からの帰りに立ち寄りたい!
JR新函館北斗駅からJR東京駅までは約4時間。「もっと函館にいたかったなぁ~」という寂しさを紛らわせてくれるのが、JR新函館北斗駅で購入できる「BENTO CAFE 41°GARDEN」の駅弁。この駅弁屋さんでは、とても面白いことに自分の好きな具材を組み合わせてオリジナル駅弁を作ることができるのです!
新鮮な海の幸を帰りの車内でも堪能できちゃいます。もちろん、出来合いの駅弁もあるので時間がない方はそちらでもOK。ちなみに一番人気の駅弁は『大玉ほたてと大漁ウニ弁当』だそう。いつもすぐに売り切れてしまうので見つけた方はラッキー!
※駅弁メニューは取材時のものです。最新情報はHPでご確認ください。
新幹線なら北海道まで、ラクラク快適!
新幹線ならギリギリまで市内にいられるので観光時間も長く取れますし、最終列車にすれば季節によっては一泊二日でも二回夜景を見ることができますよ!車窓からの景色を楽しめるのも新幹線ならでは。飛行機とはひと味違う、快適な陸旅はおすすめです!
掲載情報は2020年3月19日更新時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
スポット情報
グリーン ゲイブルズ
住所:北海道函館市末広町20-3
電話:0138-26-7644
営業時間:11:00~17:00
定休日:月曜日
今回の旅の行程
【1日目】JR東京駅→JR新函館北斗駅→JR函館駅→五稜郭→桜が丘通り→うにむらかみ 函館本店→函館山展望台
【2日目】八幡坂→旧函館区公会堂→グリーン ゲイブルズ→金森赤レンガ倉庫→トラピスチヌ修道院→JR函館駅→JR新函館北斗駅→JR東京駅