寒さも吹き飛ぶ! ときめく雑貨の宝庫・金沢おさんぽ旅 北陸

金沢まち歩きのススメ。加賀ゆびぬき&九谷焼&金箔雑貨にときめく♪

2019.02.19 北陸石川
written by
大浦春堂

こんにちは、トラベルライターの大浦春堂です。

加賀前田家の城下町として発展した石川県・金沢は、焼き物や金箔など伝統文化が今も息づく街。でも「伝統文化=古臭い」というイメージは、ひと昔前の話で、今は伝統をベースに現代的なテイストをミックスした、かわいい雑貨の宝庫なんです。街がコンパクトなので1泊2日でも徒歩でじっくりと見て回れますよ。北陸新幹線の開業で都心からグンと行きやすくなった金沢へ、おいしいグルメを楽しみながら、ニッポンのかわいいモノを探しに出かけましょう!


【行程】


金沢城公園かいわいを、ぐるりとお散歩

JR東京駅から北陸新幹線に乗って約3時間、JR金沢駅で降りたら、まずは「金沢城公園」へ。徒歩で約25分、路線バスだと東口から約13分で到着です。

ここは加賀藩前田家の歴代城主たちが暮らした場所。広大な園内には大名庭園や城門など見どころも多く、じっくり見て歩くと、数時間があっという間に過ぎてしまいます。

金沢城

石垣の博物館とも呼ばれる金沢城。多種多様な石垣にも注目を

お昼ごはんは、金沢城公園内の鶴の丸休憩館にある「豆皿茶屋」がおすすめ。

豆皿茶屋

柱やテーブルなどには能登半島の能登ヒバが使われ、明るい日差しがたっぷり降り注ぐ店内

ここでは、お城の建造物を一望できる絶好のロケーションの中、九谷焼(くたにやき)のお皿で出されるお寿司やお菓子が食べられます。

豆皿茶屋 お菓子

豆皿茶屋のおすすめは、8つの豆皿に、郷土食である笹や柿の葉にくるまれたお寿司などがのった「殿皿御膳(とのざらごぜん)」。かわいいお皿はもちろん、ちょっとずついろんな名物が食べられるとあって人気。甘味だけの利用も可能です。

豆皿茶屋 海老のお寿司

この日は海老のお寿司。ふんわりと葉の香りが広がります

とっておき、金沢のかわいいお土産を探そう

東神門から出て、徒歩10分ほどの場所にある「[g]ift」は、北陸のおいしいモノや雑貨のセレクトショップです。店内には、スタッフが見つけてきて吟味したいいモノだけが、ずらりと並びます。

[g]ift

石川、富山、福井の昔から伝わる郷土ゆかりの雑貨や、食の逸品探しならココ!

金沢の磁器といえば九谷焼! カラフルでほのぼのした絵付けが魅力の人気作家・赤地径さんの作品を買えるんです。

プチプラの箸置きは、新作も入荷するそう。ひとつひとつ手描きで絵付けをしているので、いわばどれも一点物。ビビッとくるモノがあったら、ぜひ購入を。

[g]ift 小物

うさぎや犬といった動物モチーフのほか、金沢らしい姫だるまの箸置きもキュート

[g]ift ピクルス

どのアイテムにも、スタッフのこまやかなコメントがあるので、購入時の参考になります

【これ買いました!】
「[g]ift」では、こんなものを購入しました。

[g]ift お土産

左から時計回りに、
・たらの子缶詰
・くるみのおやつ
・九谷焼豆皿2点(富士山の形と、丸形のもの)
・九谷焼のキャップがついたジャーポット
・赤地径さんの箸置き2点
・金沢のピクルス

レトロな缶が印象的な「たらの子」は、金沢で古くから親しまれているおかず缶。甘辛いたらこが、ごはんのお供やお酒のアテに重宝しそう。九谷焼が好きなので、普段使いの食器と絵皿のほか、食品ストックに使えるジャーポットを買いました。
箸置きの日本犬は、赤地径さんの新作だとか。金沢のピクルスは、素材の味を生かした食品。未開封ならば半年ほどもつので、金沢の味を長く楽しむのにうってつけです。

「金澤屋珈琲店」の絶品コーヒーでひと休み

お買い物をして歩き疲れたら、とびきりおいしいコーヒーで休憩を。

金沢城公園方向に戻り、徒歩15分ほど。黒門から出てすぐのところにある「金澤屋珈琲店」は、自家焙煎のネルドリップコーヒー専門店です。メニューはコーヒーの味わいをライトからストロングまで表記していて、好みに合わせて選ぶことができます。

また、店員さんに味の好みを伝えれば、ぴったりの一杯を探すお手伝いもしてもらえます。

金澤屋珈琲店

町家風のお店。窓からは金沢城のお堀を見渡すことができ、雪が降った後の景観の美しさは格別だそう

ここで味わいたいのが、同店限定のオリジナル「利家ブレンド」とオリジナルスイーツ「加賀の紅茶ブランデーケーキ」。カブキ者と呼ばれた前田利家をコクのある味わいで表現したコーヒーは、芳醇な香りと深みが絶品! 気に入った豆は買って帰ることもできます。

【これ買いました!】
「金澤屋珈琲店」では、こんなものを購入しました。

金澤屋珈琲店 お土産

どちらも店内で試食可能だそう

・自家焙煎カカオ羊羹
・自家焙煎コーヒー羊羹

これは、なんとカカオとコーヒーの羊羹。羊羹とカカオ、羊羹とコーヒーだなんてミスマッチにも感じますが、しっとりと甘さ控えめで、コーヒーだけでなく緑茶やミルクなどのドリンクと相性抜群でした。

兼六園のライトアップ見学はいかが?

金沢駅に戻り、駅近くのホテルにチェックイン。荷物を置いたら夜ごはんへ。
市内にはこの時期、カニや寒ブリ、のどぐろなどの海の幸や加賀野菜などが味わえるお店が数多くあります。

そして、兼六園や金沢城、茶屋街など人気の観光スポットは、夜になるとライトアップを実施しています。

兼六園

雪吊りの景色が見られる兼六園。夜は昼間とひと味ちがう風情が漂います(写真提供:金沢市)

毎週土曜日には、ライトアップしているスポットを巡るバスも運行(金沢駅発)。約30分で、夜の散策を暖かく、効率的に回れます。(2019年の「金沢城・兼六園ライトアップ【冬の段】」は2019年2月19日まで)

ひがし茶屋街で見つけた金箔コスメ

2日目は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているひがし茶屋街を観光します。
金沢駅東口から城下まち金沢周遊バスの右回りルートに乗り、「橋場町(ひがし・主計町茶屋街)」まで10分ほど(徒歩なら約25分)。下車後、徒歩約1分で着く、格子窓の町家が続く町並みは、絶好のフォトスポットです。

ひがし茶屋街

人の少ない時間を狙うなら、朝8~9時に現地到着するのがおすすめ

昼間の散策におすすめなのが、市の有形文化財に指定されているお茶屋さんの見学や町家を改装した和レストラン、雑貨店巡りです。

金沢は、金箔の産地として数百年の歴史がありますが、このひがし茶屋街には、金箔を使った雑貨を扱うお店がいっぱい!

茶屋美人

店舗は明治6年築といわれる茶屋建築。市の有形文化財にも指定されています

数あるお店の中で注目したいのが、金箔をめぐる美のテーマショップ「茶屋美人」。伝統の技で作られた金箔を使った基礎化粧品やメイクアイテムを展開しています。

【これ買いました!】
「茶屋美人」では、こんなものを購入しました。

茶屋美人 お土産

・オンブライトアイシャドウ 金衣
・箔座のあぶらとり紙

レトロモダンなパッケージがかわいいアイシャドウ。まぶたにのせると濡れたようなツヤが出せて、これひとつで旬顔に仕上がる超優秀アイテムでした。箔座のあぶらとり紙は、金箔を叩いて薄く伸ばす技術を応用して作られている、金箔の街・金沢ならではのあぶらとり紙なんです。抜群の吸収力で、メイクを崩すことなく皮脂をキャッチしてくれます。

食べて金運をためる!? キラキラたこ焼き

箔座 金の縁起屋

随所に金箔をあしらった店内には、イートインスペースと物販のスペースがあります

「茶屋美人」の数軒先にあるのが、昨年オープンしたばかりの「箔座 金の縁起屋」です。ここのコンセプトは「金箔の“縁起よさ”を体感」するというもの。金箔を使った縁起のよい小物やお菓子などを購入できます。

金の多幸焼

できたての多幸焼の上に、贅沢にも金箔をまるっと1枚!

ここで味わいたい縁起食「金の多幸焼」は、足が末広がりの八で縁起のよいタコと、「勝男・武士」、「よろこぶ」にかけた、かつおぶしと昆布の合わせだしを使用したオリジナルのたこ焼き。天然だしにこだわった生地は旨味たっぷりで、まるで料亭で食べる一皿のよう!

金の多幸焼

多幸焼は、店内でのみ食べられます。アッツアツを頬張って

金は「身を守り、幸運を呼ぶ」といわれる縁起物。金沢に来たら、縁起を担いで金箔を食べてみてはいかが?

金沢の工芸品・ゆびぬきの体験制作

「橋場町(ひがし・主計町茶屋街)」から再びバスに乗り10分ほど(徒歩なら約20分)、「南町・尾山神社」で下車後、すぐのところにあるのが、金沢に古くから伝わる「ゆびぬき」の体験制作ができる「加賀てまり 毬屋」です。

ゆびぬき

これがゆびぬき。お裁縫道具のひとつですが、金沢ではこんなにかわいく手作りしたものが使われてきました

ゆびぬきの体験制作

体験の所要時間は2時間ほど

作るのは、縞模様のゆびぬき。お店にある絹糸の中から好きな色を選んでスタートです。土台は厚紙をカットし、布と綿を巻きつけたら、ひたすら印に沿って刺繍をしていきます。

ゆびぬきの体験制作

針先で絹糸の流れを整えながら刺繍していくと、キレイに仕上がるそう

ゆびぬきの体験制作

3~4時間ほどでひとつが完成するペース

それなりに時間を要するため、お店では作り方を習い、仕上げは自宅で行いました。ひとつ作品を完成させたら、いろんな模様にチャレンジしたくなってしまい、絹糸を買い足して夢中で制作しました。紐を通してネックレスにしたり、大きめに作って指輪にしたりして愛用中です。

「近江町市場」で、金沢の味覚に舌鼓

近江町市場

朝から店が閉まる夕方まで、大勢の人が行き交います

「加賀てまり 毬屋」から歩いて約10分。金沢旅の最後は、新鮮な海産物や県外の人には珍しい加賀野菜などを買いに「近江町市場」へ。
買った海産物は発送もできますが、お刺身など今晩食べたいものは、頼めばしっかり保冷包装もしてくれます。

牡蠣

旬の牡蠣も1ピースから買って食べることができます

近江町市場では持ち帰りだけでなく、店頭の海産物やお総菜などをその場で食べられるのも醍醐味のひとつ。朝ごはんや昼ごはんに立ち寄るのもアリですが、小腹が減ったときにも強い味方! 金沢おでんやどじょうの蒲焼、コロッケなど、食べたくなる地元のグルメが目白押しです。

左)フルーツエール、右)コシヒカリエール

左)ブラッドオレンジを使ったフルーツエール、右)コシヒカリエール

なかにはこんなお店も。「百萬(ひゃくまん)商店」は地元の食品や雑貨を購入できるお土産物ショップですが、店頭では地元の地ビール「百萬城端BEER」が楽しめるビアスタンドを常設しています。定番のコシヒカリを使ったビールをはじめ、季節限定フレーバーも。おいしい食べ物をつまんだ後に、ここで喉を潤してみては。

【これ買いました!】
「百萬商店」では、こんなものを購入しました。

百萬商店 お土産

左から時計回りに
HOKKAのビスケット
はちまんさんの落雁
・百萬商店オリジナルのストロングスモークナッツ

ビールだけでなく、金沢のお土産物も要チェック。HOKKAのビスケットは金沢のお菓子メーカーが作る、動物由来の素材を使用しない自然派ビスケットで、見た目のかわいさも◎。小さな姫だるまの缶に入った落雁も、お土産に配りたい一品です。この店のオリジナル商品、ストロングスモークナッツは自家製の燻製器で長時間かけてスモークされており、強烈な香りと程よい塩気が後を引きます。

1泊2日では回りきれないほど見どころが豊富な金沢。紹介した行程は歩いても充分回れますが、バスの一日乗車券を利用したり、レンタサイクルを活用したりする方法も。効率よく移動して、たっぷり古都の情緒を満喫して。

 

今回の旅の行程

【1日目】JR東京駅→JR金沢駅→金沢城→豆皿茶屋→[g]ift→金澤屋珈琲店→兼六園ライトアップ→宿泊

【2日目】チェックアウト→ひがし茶屋街→茶屋美人→箔座 金の縁起屋→加賀てまり 毬屋→近江町市場→JR金沢駅→JR東京駅

上記より商品の詳細がご覧いただけます。商品が0件の場合は「検索条件変更・絞り込み」より条件を変更いただき、再度検索をお願いします。

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この記事を書いた人

大浦春堂

大浦春堂

社寺、トラベルライター、編集者。日本国内や海外を旅しながら、雑誌やWEBマガジンへ社寺参りや旅行に関する記事の寄稿を行う。著書に『御朱印と御朱印帳で旅する全国の神社とお寺』(マイナビ出版)のほか、『神様とつながる暮らし方(協力:三峯神社)』(彩図社)、『神様が宿るお神酒』(神宮館)、『神社とお寺 おいしいお詣りスイーツ』(講談社)などがある。

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