【関東日帰り旅】温泉もビールも体験も!群馬列車旅の魅力再発見
今回の列車旅ポイント
- 東京駅ナカには、おいしいパンがいっぱい!
- 列車旅の醍醐味。上越新幹線で朝からビール♪
- 駅ナカの「みなかみツェルト」でクラフトビールを
こんにちは! ビール大好き週末ビアライターのなな瀬です。今回は、あまり知られていないけれど、おいしいビールも心癒される自然も楽しめる、魅力たっくさんの群馬のビール旅へ、友達と出かけてきました。
どこか出かけたいけど、コストも時間もあまりかけずに気軽に楽しみたいという欲張りさんにぴったりの、ウキウキ♪ビールツアーをご紹介します!
東京駅
旅のスタートは東京駅!朝食を買って出発
さて、旅の始まりは東京駅。早起きをして気合たっぷり! まずは、朝ごはんを調達すべく、駅ナカを散策。出発の時間まで余裕があったのでぷらぷらしていると、パンの焼けるいい香りが?。ついつい引き込まれたのが「ブランジェ浅野屋」。
フォトジェニックなこちらのパンは、たっぷりのカスタードクリームの上にチェリーが並ぶスイートなパン。
ほどよい甘さのカスタードクリームがたっぷり塗られた食パンは、ふんわりしっとり!
今回の朝ごはんはパンで決まり!他にも東京駅改札内の「BURDIGALA EXPRESS」でクロワッサンを、玉子焼専門店「つきぢ松露」で松露サンドを購入しました。
※取材時の料金です。
朝ビールでエネルギーチャージin上越新幹線
朝ごはんに何種類かのパンと、もちろんビールもGETして、いよいよ新幹線に乗り込みます。席に着くやいなや、さっそくプシュ?っと乾杯! 朝ビールタイムです。目的地の上毛高原駅までは、東京駅から新幹線で1時間と10分くらいで到着します。
小麦を使ったビールは、同じく小麦から作られたパンにぴったり♪やさしい甘みとほんのり酸味があって、朝にも飲みやすい、軽くて爽やかな味わい。
先ほど買ったパンを並べて、移動時間も楽しいビール旅のスタートです。パンのお供に買ったビールは、ホームで購入できるGRAN AGRIシリーズの「小麦のビール」。
一番にかぶりついたパンは、分厚い玉子焼きが贅沢に入った「松露サンド」です。だしがジュワッと染み出る玉子焼きは、甘めの味付けで、なんだか懐かしく感じる優しい味です。
休日の朝ビールは、ビール好きにとって至福の時間。ほろ酔いの車中では女子トークにも花が咲きます。
上毛高原駅
月夜野びーどろパークでガラス細工体験
気がつけば、あっという間に上毛高原駅に到着です。爽やかな空気が広がる群馬県に、胸が高鳴ります。
最初の目的地「月夜野びーどろパーク」までは、車で約10分。駅には予約していた送迎車が待ってくれています。移動の間も、窓の外には空や花、緑の色が美しい色鮮やかな景色が広がります。
※編集部注:「月夜野びーどろパーク」は2023年10月に閉館しました。
「月夜野びーどろパーク」では、子どもから大人までが楽しめるガラス細工体験ができます。入り口から、思わず写真を撮りたくなるかわいらしいガラス作品がお出迎えしてくれます。
なかには、このビール旅にぴったりの、こんなガラス作品も! ここはおすすめの写真スポットです。
今回は、グラスに砂を吹きかけて自分だけの模様を描けちゃう、サンドブラスト体験に挑戦しました。まずは、豊富なデザインサンプルの中から、自分の好きなものを選びます。
このステッカーを貼り付けて砂を吹きかけると、グラスにステッカーの形の模様を付けることがきます。もちろん自分でテープをカットして、自分だけのオリジナルの模様にすることも可能です。
道具はとってもシンプル。カッターを使って、あらかじめ切り込みが入っているシールを丁寧にはがし、グラスに配置していきます。
どれだけ個性的なグラスを作れるかは、この配置のセンスにかかっています。ここは会話を忘れて、黙々と作業を進めます(笑)。
模様の配置が決まったら、いよいよ砂を吹きかけていきます。
専用の機械を使うので少しドキドキしましたが、スタッフさんが優しく教えてくれますし、思っていたよりも簡単に自分だけのグラスが完成します。所要時間は、わずか5分ほど!
機械を使ってガラスの表面が満遍なく削れたら、お湯でシールをきれいに剥がしていきます。
このサンドブラスト体験は、約30分で完了します。月夜野びーどろパークには、サンドブラストのほかにも、絵付け体験や吹きガラス体験があり、そちらはもう少し時間がかかるのでるので事前に確認を。
水上駅
群馬といえば水上温泉!
さて、童心に帰ってたっぷりとクラフトを楽しんだら、ちょうどお昼も近くなり、おなかが減ってきました。次に目指すのは水上温泉。源泉掛け流しのお湯を楽しめる「源泉湯の宿 松乃井」で、昼食と温泉を堪能します。
「松乃井」までは、車内からの景色を楽しみながらバスで30分。エントランスをくぐると、落ち着いた雰囲気の広いラウンジがあります。
昼食に「ざるそば定食」をいただいた後は温泉へ。その前に受付でお風呂セットをレンタルします。
残念ながら入浴ショットはお見せできませんが(笑)、広々とした露天風呂のある開放的な温泉でした。アメニティもそろっているので、手ぶらで来ても安心です。
水上駅
水上駅周辺の商店街で、ご当地ビールを購入
温泉を出て、帰りの新幹線の時間までまだ余裕があったので、「松乃井」からバスで5分ほど移動して水上駅まで来ました。
温泉まんじゅうをふかす湯気を横目に見ながら、ふらっと入ったお店で、群馬で造られたビールを発見。こちらは、お土産用にすかさず購入。
上毛高原駅
駅ナカみなかみツェルトの本格ビール
水上駅から関越交通バスで約30分移動し、最後に立ち寄ったのは2018年11月にオープンした、上毛高原駅内にある「みなかみツェルト」です。
※編集部注:「みなかみツェルト」は2023年10月現在、休業しています。
提供されるビールは、最初に行った「びーどろパーク」で作られた、個性的で美しいグラスに注がれています。グラスは、ここ「みなかみツェルト」で購入も可能です。
ビールのお供にはチーズタルトを。地元で作られたビールとスイーツで、旅の写真を振り返ってみながら新幹線の発車時刻までのんびり過ごせます。
コーヒーのような香ばしいフレーバーの「蛍の里の黒ビール」は、スイーツにもぴったり! 小麦を使った「ロマンの里のヴァイツェン」もバナナのようなふんわり甘い香りがするビールで、滑らかなチーズタルトとの相性抜群です。
丸一日、最後の最後までたっぷりとビールと地元の楽しみを堪能できる日帰り旅行。気軽に行けるので、ぜひ夏休みや週末のお出かけに計画してみてください!
掲載情報は2020年5月19日更新時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
東京駅
スポット情報
みなかみツェルト
住所:群馬県利根郡みなかみ町月夜野1756
営業時間:10:00〜18:00
定休日:なし
今回の旅の行程
【1日目】JR東京駅→上毛高原駅→月夜野びーどろパーク→源泉湯の宿 松乃井→みなかみツェルト→JR東京駅