今回の列車旅ポイント

  1. ダイナミックレールパックで大阪へ
  2. 鶴橋駅から徒歩で行ける2つのコリアタウン
  3. 観光スポットにアクセスしやすい天王寺・阿倍野エリアに宿泊

本場韓国のようでもあり、かわいい雑貨やスイーツもあり、大阪のコリアタウン楽しそう!

韓国トレンド情報のみを扱うライターとして10年以上活動している韓国トレンドライター高井香子(たかいこうこ)です。

今回は大阪。韓国通な私もびっくりした「韓国より、韓国してる」と噂の鶴橋コリアタウンと大阪コリアタウンへ。映えカフェや本場韓国グルメの食べ歩き、韓国雑貨などが楽しめる2つのコリアタウンを1泊2日で堪能してきちゃいました。韓国好き必見の列車旅です‼︎

大阪にある2つのコリアタウン

東京駅からいざ大阪へ

JR東京駅から東海道新幹線でJR新大阪駅に向かいます。

東京駅

約2時間半で新大阪駅に到着。大阪への旅は「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」を利用するのがおすすめ。新幹線と宿のセットがお得に申込みできます。

新大阪駅からJR大阪駅を経由して、コリアタウンのあるJR鶴橋駅へGO‼︎

鶴橋に向かう道中の列車内には、韓国グルメやドラマ、アイドルの話をしている方もいてワクワク感がどんどん増していきます……。

鶴橋コリアタウン

ディープに韓国を感じられる商店街

鶴橋駅からは、徒歩圏内で2つのコリアタウンを楽しめちゃう。まずは、それぞれの特徴をご紹介。

鶴橋駅の改札を出るとすぐにある「鶴橋コリアタウン(鶴橋商店街)」。通りの両サイドには韓国料理専門店がひしめき合い、ハングルも飛び交っています。ここは韓国⁇ と錯覚してしまうような雰囲気。

鶴橋コリアタウン 本場韓国屋台のようなネオンがお出迎え
鶴橋コリアタウン 8班通り 広い商店街で韓国グルメがそろう8班通り

地元の方らしき人がキムチやチヂミなどを買っている姿も。試食をさせてくれるお店が多いのは、本場韓国の市場スタイルと同じです。

鶴橋コリアタウン

商店街には、韓食器や韓国の寝具が買えたり、チマチョゴリ体験ができたり、よりディープに韓国を楽しめるお店がたくさん。全国的にも珍しいレアスポットですね。

大阪コリアタウン

「韓国っぽ」な雑貨やカフェが多い商店街

韓国グルメが豊富なのが、鶴橋駅から徒歩15分ほどの「大阪コリアタウン」。韓国の有名チェーン店や映えカフェ、韓国雑貨などを取り扱うお店が多く、若者を中心に幅広い年代の人が行き交う繁華街です。

大阪コリアタウン 分かりやすい看板でお出迎え
大阪コリアタウン ずらっとお店が並ぶ姿は圧巻

そんな、徒歩で行き来ができる距離にある2つのコリアタウンで、食べ歩きスタート‼︎

食べ歩きスポット/SHELTER COFFEE

外観と店内のギャップに驚くクール系カフェ

こんな場所にカフェがあるの? と驚いてしまうような、民家の一角にあるカフェ「SHELTER COFFEE」。鶴橋駅から徒歩10分ほどです。

SHELTER COFFEE 隠れ家のような雰囲気の外観
SHELTER COFFEE 店内は無機質なコンクリート仕様

お店の中はコンクリートとブラックを基調とした内装で、韓国のソンスエリアにあるような韓国っぽいクールなカフェ。ソンスは、かつては工場地帯でしたが、現在はオシャレなカフェやブランドが立ち並ぶ若者に人気のエリアです。

SHELTER COFFEE シルバーで統一されたカトラリー

こちらのお店でぜひ食べたいのが「タオルケーキ」。タオルケーキとは、クレープ生地にクリームをたっぷり入れてタオルのように包む韓国のトレンドスイーツ。クママフィンとレモンスカッシュも一緒にいただきます。

SHELTER COFFEE

注文してからクレープ生地を焼く本格スタイルです。

SHELTER COFFEE クママフィン

写真映え間違いなしのかわいいクママフィンは、ココア味でやさしいおいしさ。ハロウィンやクリスマスには限定デザインのマフィンも販売しているそう。

SHELTER COFFEE 常に韓国人気スイーツが味わえる

韓国発祥のスイーツ、クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いたクロッフルも人気メニュー。シーズンごとに変わるコーヒー豆も販売されているので、コーヒー好きにもオススメしたいカフェです。

食べ歩きスポット/YUN CAFE

韓国人オーナーがつくるスイーツに舌鼓

鶴橋駅から徒歩5分ほどの「YUN CAFE DACQUOISE IN OSAKA」は、店主が手づくりする小麦粉不使用のダックワーズが食べられるカフェ。

YUN CAFE DACQUOISE IN OSAKA ダックワーズのイラストの看板が目印

韓国にある1号店の店主のご兄弟が、鶴橋で2号店をオープンしたそう。

YUN CAFE DACQUOISE IN OSAKA

店内に入るとショーケースいっぱいのダックワーズやバターバー、チーズケーキが並んでいて、見ているだけでも心おどります。メニューは季節ごとに変わるそうなので、何度お店に行っても楽しめますね。

YUN CAFE DACQUOISE IN OSAKA バニラクリームブリュレ(写真左)
いちご&クリームチーズ(写真右)

テイクアウトもでき、写真左上にあるようなかわいいバッグ(有料)に入れてくれます。

今回は店内にあるカフェでいただくことに。ダックワーズ(バニラクリームブリュレ)、ダックワーズ(いちご&クリームチーズ)、カフェラテをオーダーしました。

YUN CAFE DACQUOISE IN OSAKA

ケーキひとつひとつに店主がデコレーションをしてくれるサービスが人気で、連日大盛況なのだそう。

アーモンドパウダーがたっぷり入った香ばしいダックワーズは、表面はサクッ、中はフワフワとした食感で、間に挟まっているクリームとの組み合わせがやみつきになるおいしさ。常連の方が多いというのも納得!

YUN CAFE DACQUOISE IN OSAKA どの席に座っても「映える」内装

フランスで愛されているスイーツ・ダックワーズを食べられると、海外からも沢山のお客さんがいらっしゃるそう! 取材の日も、韓国から団体のお客さんがいらっしゃってました。

YUN CAFE DACQUOISE IN OSAKA 気さくでやさしい店主のファンも多い

オシャレな店内とかわいいだけじゃなく味も本格的なスイーツ。何度も足を運びたくなるようなカフェで優雅なひと時を過ごしてみては?

食べ歩きスポット/土井商店

本場韓国を味わえる韓国屋台グルメ

カフェでゆっくり甘いものを楽しんだら、そろそろしょっぱいもの、欲しいですよね?

土井商店 日本語の店名と、韓国オモニ達が目印

ガチ韓国グルメを食べたくなって向かったのは、鶴橋駅から徒歩1分ほど、鶴橋コリアタウンにある「土井商店」。

土井商店 韓国惣菜が何でもそろう
土井商店

目の前で焼いてくれるチヂミやトッポギをその場でいただくのが韓国屋台スタイルなので、オススメはカウンター席。

お店オモニとのコミュニケーションも本場韓国みたい!

土井商店

お皿にビニールがついてるのも韓国のローカル感。焼きたてのニラチヂミ(青唐)、トッポギ、韓国で有名なチルソンサイダーをいただきました。ピリッとした青唐辛子の辛さが、お酒好きな人にもぴったり。

土井商店

甘辛いタレでよく煮込まれた、韓国屋台の定番メニューのトッポギ(韓国餅)はゆで卵入り。見た目の赤さほど激辛ではなく、もちもちのトック(韓国餅)が病みつきになる美味しさです。おやつ感覚でも食べられます。

土井商店

手づくりのキムチもあります。長芋キムチは東京にはあまりないので買いです‼︎

土井商店のある8班通りでは、店員同士が韓国語で話してたり、キムチの試食をさせてくれたり、歩くだけで韓国を味わえるので、いろいろなお店で、ちょこちょこと食べ歩きするのがオススメです。

屋台で食べきれなかった食べ物をテイクアウトして、鶴橋駅から3駅のJR天王寺駅近くの宿に向かいます。宿泊先でプチ韓国グルメ二次会をして明日に備えます‼︎

韓国雑貨スポット/BOM CAFE

BOM CAFEで自分だけのグッズづくり

2日目は大阪コリアタウン内にある「BOM CAFE 大阪鶴橋本店」さんへ。鶴橋駅から徒歩15分ほどですが、周りに沢山お店があるので道中飽きません。あっという間‼︎

BOM CAFE

元倉庫をリノベーションした広々とした店内は、何時間でも居れちゃうくらいに、とにかくアイテム数が多い‼︎

BOM CAFE

便利で使いやすいと人気のヌビバッグ(キルト生地のバッグ)も、サイズやデザイン、カラーなどの種類が豊富です。

BOM CAFE

そして、韓国から直輸入した雑貨やオリジナルの韓国雑貨をカスタマイズして、世界でひとつのアイテムがその場でつくれちゃうお店なんです。

私もさっそく挑戦!

BOM CAFE

まず、沢山あるワッペンの中から自分が好きなものを選びます。ワッペンの種類は、この写真のスペース×3倍くらいあります。

BOM CAFE

次は、ワッペンがつけられるアイテム選び。バッグやポーチなど、アイテム自体の種類も豊富です。

BOM CAFE

ワッペンとワッペンをつけるアイテムを決めたら、ワッペンをつける位置も決めて、お店のスタッフのところに持っていきます。

BOM CAFE

その場で、アイロンでプレスをして完成!

BOM CAFE

こちらが完成したオリジナルのポーチ。ほかにも、韓国雑貨などをお土産に購入して大満足!

これにて大阪&鶴橋コリアタウンで過ごす旅は終了となりました……。鶴橋駅に降り立つだけで、いろいろな韓国を体験できるなんて夢のような2日間。皆さんもぜひ大阪で、韓国ブームの熱量を実際に肌で感じてみてくださいね〜‼

新大阪から帰路

掲載情報は2025年5月22日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

今回の旅の行程

【1日目】JR東京駅→JR新大阪駅→JR大阪駅→JR鶴橋駅→鶴橋コリアタウン/大阪コリアタウン→SHELTER COFFEE→YUN CAFE →土井商店→JR鶴橋駅→JR天王寺駅(ホテル)

【2日目】JR天王寺駅→JR鶴橋駅→鶴橋コリアタウン/大阪コリアタウン→BOM CAFE 大阪鶴橋本店→JR鶴橋駅→JR大阪駅→JR新大阪駅→JR東京駅

大阪・天王寺
JR+宿泊 ヴィアインあべの天王寺

1泊2日/東京駅⇔新大阪駅

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