首都圏

ママライター直伝!親子で新幹線に乗るときのコツ

2019.12.04 首都圏
びゅうたび編集部

子どもと一緒に行く旅はにぎやかで楽しい一方、気をつけなければならないことが多いもの。小さなお子さんを列車旅デビューさせたい! 小学生のお子さんに旅を通して学んで欲しい! そんな方に役立つお話を、びゅうたびでおなじみのママライター、原あいみさんと豊岡真澄さんに聞いてみました。子連れ列車旅ならではのコツや楽しみ方が満載です!


【目次】

原あいみさん&長女(4歳)

豊岡真澄さん&長男(11歳)・長女(9歳)


※ライターのお子さんの年齢は取材時のものです。

原あいみさん&長女(4歳)

赤ちゃん連れには「多目的室」が便利!

びゅうたび編集部びゅうたびでは、たびたびお子さんと列車旅の取材に行っていただいていますが、お子さんが初めて新幹線に乗ったのは何歳の時でしたか?

お子さんとの列車旅取材  (特急わかしお乗車時)

お子さんとの列車旅取材 (特急わかしお乗車時)

原あいみさん0歳の時から私の実家に帰省する際に乗っています。赤ちゃんの頃は、おむつ替えや授乳がありますし、泣いてしまうことも多くて……。ありがたいことに、新幹線には「多目的室」という個室があるので、子どもがぐずったらすぐに使っていましたね。

多目的ルームの一例 (提供:JR東日本)

多目的ルームの一例 (提供:JR東日本)

びゅうたび編集部困った時に利用できる設備があるんですね!

原あいみさん当時は、多目的室から近い座席を予約して乗車することが多かったです。ただ、多目的室はおからだの不自由な方の利用が優先なので、いつでも空いているわけではありません。予約もできないため、利用するには車掌さんに鍵を開けてもらう必要があります。

ベビーカーの置き場所を攻略するのも大切

びゅうたび編集部子どもが小さいと、おむつなどの荷物も多いですよね。一番かさばりそうなベビーカーはどうやって持ち込んでいましたか?

原あいみさんベビーカーを持ち込む時はやることが多くて、大忙しです。乗車前にベビーカーに乗せていた子どもを抱っこ紐に移動させます。乗車したら、ベビーカーをたたみ、最後部座席の後ろのスペースに収納。その後着席して、目的地に近づいたらまた逆の手順……と、乗車時は毎回大慌てでしたね。なので、帰省時にはワンタッチで手軽に畳めるベビーカーを持っていくようにしていました。

最後部座席後ろのスペース

最後部座席後ろのスペース

原あいみさんが愛用していたベビーカー

原あいみさんが愛用していたベビーカー

びゅうたび編集部おでかけ用のベビーカー選びも大切ですね。最後部座席から近い座席が予約できると安心かも。

原あいみ流「子どもを飽きさせないワザ」

びゅうたび編集部お子さんがもう少し大きくなると、お母さんの膝の上で抱っこしながらの乗車になると思うのですが、この時期に大変だったことは?

原あいみさん子どもを飽きさせないよう、試行錯誤していましたね。座席備え付けのテーブルで遊べるシールブックやおもちゃを用意するとか……。ポイントは「小出しにすること」! 一気に出してしまうと、途中で飽きてしまう可能性があるためです。

シール

びゅうたび編集部子どもがぐずり始めると、一気におもちゃを出してしまいそうですが、焦りは禁物なんですね。ほかに意識していることはありましたか?

原あいみさん娘が1歳の時に効果てきめんだったのが、「普段は触ってはいけないもの」を新幹線内でだけ存分に触らせてあげることです。当時は「ママのポシェットは触ってはいけない」というルールにしていたのですが、新幹線の中でだけルールを解禁して触らせてあげたら、それだけで30分くらいは夢中になって遊んでくれました。

びゅうたび編集部ポシェットだけで!

原あいみさんこの「新幹線内の規制緩和」は4歳になった今でも有効で、普段は本数制限を設けているiPadの動画が見放題だったり、普段よりおやつを増量したりすると、ぐずらずに過ごしてくれます。

「パンを食べ放題」にした時の様子

「パンを食べ放題」にした時の様子

びゅうたび編集部ちなみに、列車内でのおやつにはどんなものを選んでいますか?

原あいみさんあえて食べるのに時間がかかるものを選んでいました。たとえば、みかんをあげると30分はおとなしくしてくれていましたね。特に自分で剥けるようになったばかりの頃は、長い時間をかけて一生懸命剥いて食べることに集中していました。

当時の絵日記

原さんの絵日記

びゅうたび編集部かわいい光景ですね! おなかも満たされて一石二鳥です。

原あいみさんあとは、「新幹線の硬いアイス」としてお馴染みの「スジャータアイスクリーム」も使えます。1時間近くもかけて、一生懸命食べていてくれるので。

硬いアイスと格闘する様子

硬いアイスと格闘する様子

びゅうたび編集部ポイントはお子さんが夢中になれるおやつというところですね。

※一部の新幹線ではスジャータのアイスは販売終了しています。

列車旅だからこそ残せる、親子の思い出

びゅうたび編集部最後に、原さんが親子の列車旅を楽しむために心がけていることは?

原あいみさん子どもに静かにして欲しい時こそ、全力で向き合うようにしています。たとえば「コソコソ話で喋る遊び」をして静かにするよう誘導してあげるなど、子どもの遊びにしっかり付き合うようにしていますね。

おしぼりのシャカシャカ音に夢中!

おしぼりのシャカシャカ音に夢中!

原あいみさん実際には楽しいだけではなく疲れることもあるのですが、列車旅でしかできないことがあると思うんです。車での移動の時には運転があって構ってあげられないので。旅先での思い出はもちろん、移動中も楽しい思い出を残したいな、と思っています。

豊岡真澄さん&長男(11歳)・長女(9歳)

「親子鉄」の列車旅は学びと感動がいっぱい

びゅうたび編集部びゅうたびでも、「親子鉄」として何度か取材に行っていただいていますね。現在、お子さんは2人とも小学生ですが、初めての親子列車旅はいつでしたか?

豊岡真澄さん子どもたちが初めて新幹線に乗ったのは長男5歳、長女3歳の時ですね。長男は0歳の頃から大人向けの鉄道雑誌を読んだりして、ずっと新幹線に憧れていたので、初めてJR北陸新幹線のJR東京駅―JR上田駅間に乗車した時は感動していました。

びゅうたび編集部満を持しての新幹線デビュー! お子さんはどんな風に過ごしていましたか?

豊岡真澄さん景色を眺めたり、鉄道員さんの仕事ぶりを見たりと忙しそうにしていたので、あまりぐずることもなかったですね。事前に列車の本を一緒に読みながら、過ごし方やマナーについてもおはなしできていたのが良かったのかもしれません。

びゅうたび編集部なるほど! 列車内のマナーを親子で予習してから乗車するというのは、とても良いですね。

豊岡真澄さんそれから、幼い頃から列車名や駅名を目にする機会が多く、列車に関する本もたくさん読んできたため、幼稚園の頃から漢字に興味を持っていましたね。 街で看板を見かけた時に「あれって新宿の新?」と聞いてきたり、頑張って書き写してみたり。列車への興味が勉強にもつながっているんですよ。

感動を共有できる家族の列車旅

びゅうたび編集部ところで、お子さんが大きくなるにつれて、親子列車旅の楽しみ方は変わってきましたか?

江ノ電1日乗車券で親子列車旅

江ノ電1日乗車券で親子列車旅

豊岡真澄さん長男は列車ファン歴=年齢なのですが、楽しみ方がどんどん変わってきています。最近では、長男が一眼レフデビューをしたので、車両がよく見える線路沿いに一緒に写真を撮りに行き、親子で盛り上がっています。

有楽町の東京交通会館から新幹線を撮影

有楽町の東京交通会館から新幹線を撮影

びゅうたび編集部親子で同じ趣味があるのは楽しそうですね! ちなみに娘さんも列車好きなのですか?

豊岡真澄さん口では「好きじゃない」と言うんですけど、列車の話をする時に「〇〇系」と言うんです。普通の女の子は列車のことを「系」では呼ばないので、影響はあると思います(笑)。それでも、JR北海道新幹線が開通した日の始発列車のチケットが取れた時には、約4時間半かけてJR新函館北斗駅まで一緒に旅してくれました。こういった記念日を親子で体験できたことは本当に良かったと思っています。

一番列車で新函館北斗へ

一番列車で新函館北斗へ

びゅうたび編集部本来列車ファンではない娘さんも巻き込んで列車旅を楽しんでいるんですね!

豊岡真澄さん列車が好きな家族ではなくても、家族の会話が弾む列車旅は普段よりも距離が縮まると思います。地図や路線図を見ながら目的地について話したり、景色を見ながら話したり。 車で行く旅行よりも、会話が弾む分思い出が色濃く残るように感じますね。

親子で趣味と思い出を共有しよう!

びゅうたび編集部お母さんも列車に興味を持ったら、列車旅はもっと楽しめるかもしれませんね。列車好きのお子さん「子鉄」は多いですが、「ママ鉄」は増えていますか?

豊岡真澄さん列車関係のイベントに出ると、「親子鉄」として列車を楽しんでいるママ鉄が増えているのを感じます。お子さんが成長するにつれて、列車から興味が離れてしまった後も、お母さんだけ列車ファンを続けているパターンも見ますね。列車ファンは長く続けられる趣味なので、いつかお子さんに手が掛からなくなった後の趣味としてもすごく良いと思います。

親子列車旅はこんなに楽しい!

原あいみさんが教えてくれた「お子さんが小さくてもご機嫌に過ごすコツ」と、豊岡真澄さんが教えてくれた「小学生のお子さんと列車を通して学んで楽しむ旅の秘訣」。

子どもと一緒に行く列車旅の参考にして、家族の思い出をたくさん作りましょう!

教えてくれたびゅうたびライター

原あいみ

原あいみ

イラストレーター、アートディレクター。3歳の娘を持つ、ワーキングマザー。難しいことをわかりやすく“マンガ”で伝えることが得意で、ママへの思いをマンガで伝える「B to M メッセンジャー」としても活動中。同僚のライター・りっつと共に、さまざまな「ママ友旅」にチャレンジしている。近著に絵本『やだもん やだもん にこちゃん やー』『やるもん やるもん にこちゃんがやる!』(ポプラ社)など。自身の妊活体験をマンガにした「運命のたまごはどこへ?」が、ムック「赤ちゃんが欲しい(主婦の友社)」2017冬号?2018年秋号にて連載。株式会社京田クリエーション・東京オフィス所属。
Instagram:https://www.instagram.com/aimihara/?hl=ja
くたくた日報:http://tokyo.kyoda.co.jp/author/AIMI/

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豊岡真澄

豊岡真澄

1983年、埼玉県生まれ。元ホリプロ所属。マネージャーの影響で鉄道に目覚め、造詣の深さから鉄道アイドルの先駆け的存在となる。2008年に結婚。引退後は鉄道文化人として活動している。
Twitter:https://twitter.com/masumin147
豊岡真澄の連心通心https://ameblo.jp/masumi-toyooka/

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掲載情報は2019年12月4日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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