さまざまな層に定着しつつある「サウナ」。東京にはおしゃれなサウナが年々増えており、それぞれ個性的なコンセプトをもとに展開しています。今回は、編集部がおすすめのサウナをご紹介。駅からアクセスがよく、立ち寄りやすいサウナや、個室がある・比較的新しいなど、初心者や女性でも利用しやすいサウナを選びました。
【目次】
「SaunaLab Kanda(サウナラボ神田)」は、本格的なフィンランドサウナが楽しめる施設。「サウナを通じて都会の中で自然体験を」というコンセプトのもと、セルフロウリュ(熱されたサウナストーンに自分でアロマ水などをかけ、蒸気を増やすこと。フィンランドでは一般的)が楽しめるサウナを5種類設置しています。写真はベーシックな「フォレストサウナ」です。木の香りが漂ってリラックスできそうですね。
こちらは水風呂の代わりに使う「アイスサウナ」。冷気の温度は、なんとマイナス25度。ラップランド地方の冬の外気をイメージしているのだとか。火照った体にとても気持ちよさそう。
■店舗情報
SaunaLab Kanda 公式サイト
アクセス:東京メトロ半蔵門線・都営三田線・新宿線「神保町」駅から徒歩約3分
「黄金湯」は、1932年に墨田区太平で創業した、歴史ある銭湯。2020年にフルリニューアルし、銭湯らしさを残しつつ、サウナも設置しました。こちらの写真は男湯のオートロウリュサウナ。サウナ室の前には専用の水風呂と外気浴スペースが用意されています。水曜のみ男女入れ替えで女性も利用できます。
黄金湯の特徴は、こちらの番台バー。「黄金湯ビール」と、期間限定シーズナルビール、2種類のクラフトビールを樽生で提供。自家製ノンアルコールドリンクも楽しめます。DJブースからはアナログレコードによるBGMが流れ、人々の交流の場としても親しまれています。
■店舗情報
黄金湯 公式サイト
アクセス:JR「錦糸町」駅から徒歩約6分
日本で初めて完全個室のソロサウナを開業した、「ソロサウナtune」。着替え、サウナ浴、冷水浴、休憩までがひとつの個室で完結するという、思いきりリラックスしたい人にはうってつけのサウナです。足を伸ばしたり寝転がったりするのも自由。好きな音楽をかけたり、自分のタイミングでセルフロウリュもできるので、サウナ初心者にもおすすめ。
シャワールームには、頭上から冷水を大量に浴びることができるオーバーヘッドシャワーを完備。休憩スペースは心地よく休憩できるように、あえて照明を落としているそう。グループ利用(※)ができる広めのサウナ室もあるので、お友達同士でも楽しめます。
※編集部注:男女でのグループ利用はできません
■店舗情報
ソロサウナtune 公式サイト
アクセス:東京メトロ東西線「神楽坂」駅から徒歩約3分
サウナ流行のきっかけになったと言われる『サ道』の作者、日本サウナ大使として活躍しているタナカカツキさんがプロデュース。サウンドシステムを搭載したサウナ室(写真)など9つのサウナ室と、関東最深級を誇る「SYVÄ(シバ)」(シバは、「深い」という意味)など4つの水風呂を設置。男女の浴室は日替わりになっていて、すべてのサウナ室を楽しむことができます。
施設内で利用できるアメニティの選定など、細部にまでこだわる「渋谷SAUNAS」。1階のラウンジスペースでは、グルメガイドの2つ星を16年連続で獲得している「精進料理 醍醐」の4代目・野村祐介氏監修のカジュアルヴィーガンフードをいただくことができます。
■店舗情報
渋谷SAUNAS 公式サイト
アクセス:JR「渋谷」駅から徒歩約6分
「泉天空の湯 有明ガーデン」は、ベイエリア「有明」で2020年に誕生した複合施設「有明ガーデン」の中にあります。温泉施設内にあるサウナなので、サウナ初心者も気軽に利用できるのが良いところ。ホテル「ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明」と直結なのもとても便利!
サウナは、ドライサウナとスチーム塩サウナの2種類。サウナやスパに関する正しい知識を提供する「サウナ・スパ健康アドバイザー」が在籍しているので、基本的な入浴法を確認してサウナを味わってみるのもいいかも。天然温泉やジェットバス、マッサージバスなども併せて楽しめます。
■店舗情報
泉天空の湯 有明ガーデン 公式サイト
アクセス:ゆりかもめ「有明」駅から徒歩約4分
ご紹介したサウナを見て、「いままでサウナに持っていた印象と違う!」と思った人も多いのでは。個性的なサウナが増えているので、サウナ巡りも楽しめそうですね。おしゃれなサウナでぜひ癒やされてみてください!
掲載情報は2023年4月4日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。