ちょっと特別なスイーツとして、自分へのご褒美や手土産として、根強い人気を誇るフルーツ大福。今回は、東京で買えるおすすめのフルーツ大福を全10品ご紹介します。代表格である「いちご大福」はもちろん、季節ごとにさまざまなフルーツ大福が登場していてとっても個性豊か! フルーツだけでなく、お餅や餡、見た目もお店ごとにまったく違う表情を見せるので、食べ比べるのも盛り上がりそうです。東京旅行のお土産や宿泊先のホテルで食べる楽しみにもどうぞ。
【目次】
JR日暮里駅からほど近い住宅街で、モダンな外観が目を引く「和洋菓子 EDO USAGI」。「お菓子でくすっと笑顔になってもらえるように」との思いから誕生した「妖怪フルーツ大福」シリーズや、和菓子職人考案のこだわりのパフェが人気のお店です。
谷中の墓地からやってきた食いしん坊な妖怪をイメージしたという大福は、フルーツをパクッとくわえた姿がとってもキュート! 1番人気の「妖怪★いちご大福」は、クリスマスやバレンタイン、ひなまつりなど季節のイベントに合わせたアレンジもあるので要チェックです。
定番の「妖怪★いちご大福」「妖怪★あんず大福」のほか、2~3月限定の「妖怪★チョコバナナ大福」、8~12月限定の「妖怪★シャインマスカット大福」など、季節限定商品も含めると10種類以上のラインアップがあります(※)。大福はひとつひとつ手作業で目をつけているので、くわえているフルーツの形も相まって少しずつ表情が異なるのも魅力。「今日はどんな妖怪に出合えるかな?」と訪れるのが楽しみになりそうです。
※編集部注:店頭では常時4~5種類を販売
赤坂駅と乃木坂駅のちょうど真ん中に位置する創業125年の老舗和菓子店「赤坂青野」。看板商品の「赤坂もち」やスティーブ・ジョブズも愛したという「豆大福」といった昔ながらの和菓子で知られる同店ですが、伝統の「大福」をアレンジした季節限定のフルーツ大福が世代を問わず新たなブームを呼んでいます。
年明けから3月末ごろにかけて登場する「いちご大福」は、白と赤のコントラストが映える一品。コシのあるお餅とさらりとしたこし餡、ジューシーないちごの完璧なバランスはまさに職人技です。
いちご大福のほかにも、夏は「レモン大福」、秋は「マスカット大福」、冬(11月中旬~12月末)は他店ではあまり見ない「らむれーずん大福」など、季節ごとのバリエーションもさまざま。中でもラム酒をしっかりときかせた大人味のらむれーずん大福は、毎年発売を待ちわびているコアなファンが多いそう。お酒が好きな方への手土産にも喜ばれること間違いなしです。
柴又駅から柴又帝釈天に向かう参道沿いにある「柴又い志い」。江戸時代に呉服店として創業し、戦後からは茶店として営業を始めた歴史あるお店です。築200年の趣ある木造店舗とともに、お菓子と漬物を一緒に扱うという一風変わったお店としても有名な同店。野菜ソムリエの資格をもつ店主が考案した「野菜ソムリエのフルーツ大福」シリーズは、新たな看板商品として幅広い世代から愛されています。
フルーツ大福は、きめ細かな羽二重餅と淡白な白こし餡を合わせることで、フルーツそのものの味わいを際立たせるのがこだわり。特に「いちご大福」は、夏季には夏に実る北海道の品種を使用しているそうで、季節によっても違った味わいが楽しめます。
いちごのほかにも、みかんやシャインマスカット、キウイ、梨、柿、パイナップル、りんご、ブルーベリーなど季節のフルーツを使ったフルーツ大福が期間限定で次々と登場。奇をてらわないシンプルな大福ですが、その日仕入れたフルーツの甘みや酸味に合わせて餡の比率を調整するなど、野菜ソムリエの心遣いが生み出す繊細な味わいにきっと驚くはず! 下町散歩の立ち寄りグルメにもおすすめです。
2022年に銀座にオープンして以来、進化系高級フルーツ大福の店として話題を集める「金田屋」。竹炭を配合した真っ黒な求肥の大福に、旬の果物をたっぷりとデコレーションした斬新なスタイルで、多くのスイーツファンをとりこにしています。
旬の果物のおいしさを引き立てるのは、北海道産小豆を炊いた白餡とクリームチーズを合わせた特製餡。夏いちごの「赤い妖精」や「すずあかね」をふんだんに盛り付けた看板メニューの「特撰苺」は、酸味と甘みのバランスが絶妙で何度でも食べたくなる味わいです。
「特撰苺」「渋皮和栗のモンブラン」「特蜜林檎」「フルーツ」「バナナショコラ」「ミックスベリー」といった定番6種類に加え、2種のメロンを使った「メロンメロン」や「国産マンゴー」などの季節限定メニューも充実。800円(税込)~とスイーツとしてはやや高価ですが、その分満足感もしっかりとあるので自分へのご褒美やプレゼントにもぴったりです。
学芸大学駅の中央中通り商店街に佇む「いちご大福と茶菓のお店 あか」。イギリスのアンティーク家具を配置したギャラリーのような空間で、「いちご大福」を中心としたこだわりのスイーツが購入できます。
店名にもなっているいちご大福には、甘みと酸味のバランスが良い「女峰(にょほう)」をメインに、全国の産地から直送されたいちごを使用。いちごの品種は常時数種類から選べるので、食べ比べを楽しむ人も多いのだとか。なおいちご大福は、1日200個限定なので、電話予約しておくと安心です。
国産の食材のみを使い、添加物不使用で仕上げるフルーツ大福はやさしい味わい。いちご大福のほかには、夏に宮古島産アップルマンゴーの「アップルマンゴー大福」、秋に熊本県産栗の「モンブラン大福」や黒のダイヤと称される「ビオレソリエス」を使った「黒いちじく大福」といったフルーツ大福が期間限定で登場するのでこちらも見逃せません。
個性豊かなフルーツ大福たちにワクワクしますね! 旬の果物を主役にしたフルーツ大福は、見た目も華やかなので東京土産としても喜ばれること間違いなし。なお、果物の入荷状況によっては発売スケジュールが変更になる可能性もあるので、店舗の公式サイトやSNSも合わせてチェックしてみてください。
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掲載情報は2025年2月4日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。