秋の紅葉シーズンに合わせ、山形旅行で訪れたい紅葉の名所5選を紹介。「蔵王温泉」「山寺(立石寺)」など温泉地や観光地として知名度が高いスポットから、山形駅からもアクセスしやすい「もみじ公園」といった穴場までを厳選しました。

各スポットの紅葉の見頃時期や、紅葉の時期に開催されるライトアップなどのイベント情報、周辺の観光情報も紹介しますので、山形旅行の計画にお役立てください。

【目次】

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①蔵王温泉(山形市)

蔵王温泉周辺の紅葉(写真提供:やまがた観光情報センター)。 写真提供:やまがた観光情報センター

1900年以上の歴史をもつ日本屈指の古湯で、奥州三高湯の1つでもある「蔵王温泉」。江戸時代に蔵王権現の登山口として賑わい、温泉街に発展して以降、観光地として整備が進められてきた場所です。JR山形駅からバスで約40分とアクセスも良く、夏は蔵王連峰の火口湖・御釜、秋は紅葉、冬はスキーや樹氷が楽しめるリゾート地として、季節を問わず多くの観光客が訪れています。

蔵王温泉の温泉街の近くには蔵王ロープウェイの乗り口があり、標高約1,660メートルの地蔵山頂駅へ行けます。蔵王の山肌を眼下に臨む、約20分の空中散歩。赤や黄色、オレンジ色のグラデーションで紡がれた紅葉の絨毯は圧巻です。

蔵王温泉の紅葉(写真提供:やまがた観光情報センター)。 写真提供:やまがた観光情報センター

2026年からは、紅葉の時期にあわせて「蔵王温泉まつり」を開催。温泉に感謝する神事のほか、共同浴場の無料開放や音楽イベント、ウォークラリーなどが楽しめます。

蔵王温泉の泉質は美肌に良いといわれる強酸性の硫黄泉で「美人づくりの湯」として人気。温泉街には共同浴場や足湯、食べ歩きが楽しめるお店も充実しているので、紅葉に包まれる贅沢な湯巡りも味わってみては。

■スポット情報

蔵王温泉観光協会 公式サイト

住所(蔵王温泉観光協会):山形県山形市蔵王温泉708-1

東京駅からのアクセス:山形新幹線「山形」駅で山形交通バスに乗換、「蔵王温泉バスターミナル」下車≪合計約3時間10分≫

例年の見頃:10月上旬~10月下旬 ※温泉街から見上げる山々は9月下旬頃~

イベント情報:「蔵王温泉まつり」例年10月上旬頃に開催予定。2026年は10月2日(金)~10月4日(日)

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②山寺(立石寺)(山形市)

山寺(立石寺)の紅葉(写真提供:山寺観光協会)。 写真提供:山寺観光協会

860年、第三世天台座主慈覚大師円仁によって開かれた霊山「宝珠山 立石寺(りっしゃくじ)」。通称「山寺」として親しまれ、江戸時代にこの地を訪れた松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の名句を残した地としても有名です。

約33万坪の境内には大小30以上の堂塔があり、JR山寺駅から徒歩約10分の登山口から山頂にあたる奥之院までは往復約1時間30分、1,015段の石段を登って向かいます。秋には、山肌全体を彩るカエデやブナなどの木々が鮮やかに色づき、奇岩怪石や各堂塔と織りなす景観はまるで絵画のよう!

山寺(立石寺)のライトアップ(写真提供:山寺観光協会)。 写真提供:山寺観光協会

特に、断崖に突き出すように建てられた五大堂は、周辺の山々を一望できるスポット。視界全体が紅葉に包まれるような絶景に、石段登りの疲れも吹き飛ぶはず。

立石寺では例年、紅葉の時期に合わせてライトアップが実施され、宝珠山周辺から光に映し出された建造物と紅葉を鑑賞できます。なお、立石寺は夜間入山禁止のため、ライトアップ鑑賞は山寺駅近くの「山寺芭蕉記念館」から宝珠山の全景を眺めるのがおすすめです。

■スポット情報

立石寺 公式サイト

住所:山形県山形市山寺4456-1

東京駅からのアクセス:山形新幹線「山形」駅で仙山線に乗換、JR「山寺」駅から徒歩約10分(参拝道の階段入り口まで)≪合計約2時間55分≫

例年の見頃:10月下旬~11月上旬

イベント情報:「山寺宝珠山 秋のライトアップ」例年10月下旬~11月上旬頃に開催。2026年は10月25日(日)~11月8日(日)18時~21時 ※ライトアップされる立石寺は、街灯がないため夜間入山禁止

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③もみじ公園(山形市)

もみじ公園の紅葉(写真提供:山形市公園緑地課)。 写真提供:山形市公園緑地課

JR山形駅からバスと徒歩で15分ほどの場所にある、その名も「もみじ公園」。かつての真言宗の巨刹・宝幢寺(ほうどうじ)の庭園を、江戸時代初期、当時の城主・松平下総守忠弘が、江戸から招いた庭師とともに、山形城の本丸庭園の余石と吉野のもみじを用いて改築したといわれる場所です。

「心」の文字をかたどった心字池を中心とした池泉回遊式の日本庭園は、秋には池を囲むように植えられた約150本のもみじが燃えるような紅に染まります。

もみじ公園の紅葉(写真提供:山形市公園緑地課)。 写真提供:山形市公園緑地課

園内には、国の登録有形文化財である清風荘と、本格的な数寄屋造りの茶室・宝紅庵が併設されています。清風荘と池の間の園路は、紅葉した木々を一望できる絶景スポット。池のまわりのもみじや木々による色彩の競演、そして水面に映る幻想的な風景が訪れる人々を魅了します。

■スポット情報

山形市 公式サイト(もみじ公園)

住所:山形県山形市東原町2-16-7

東京駅からのアクセス:山形新幹線「山形」駅で「ベニちゃんバス東くるりん」に乗換、「清風荘・もみじ公園口」停留所下車、徒歩約5分≪合計約3時間≫

例年の見頃:11月中旬

▼山形駅周辺の観光スポットはこちら

もみじ公園への旅におすすめ

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④天元台高原(米沢市)

天元台高原の紅葉(写真提供:株式会社天元台)。 写真提供:株式会社天元台

夏はトレッキング、秋は紅葉、冬はスキーなどのウインタースポーツが楽しめる「天元台高原」。標高1,300メートルの高原からは蔵王・鳥海・月山・飯豊・朝日の山形五名峰を一望するので、秋には山々を彩るダイナミックな紅葉を、眼前いっぱいに鑑賞できます。

山頂まではJR米沢駅からバスとロープウェイやリフトで到達でき、ロープウェイの車窓から望む湯の入沢(ゆのいりさわ)渓谷の紅葉は必見です。また、気象条件が合えば紅葉と雲海のコラボレーションが見られることも!

天元台高原の紅葉(写真提供:株式会社天元台)。 写真提供:株式会社天元台

ほかにも、天元台高原は展望台や空中庭園、火焔の滝(ひのほえのたき)など見どころ満載で、1日では見切れないほどです。近くには蔵王温泉とならび奥州三高湯に数えられる白布温泉があるので、散策の拠点にぴったり。温泉で散策の疲れをゆっくりと癒やすのもいいですね。

天元台高原では、例年9月中旬に「秋一番フェスティバル」を開催しています。初日はロープウェイ料金が無料になるほか、じゃんけん大会や宝探し、芋煮汁、玉こんにゃくの販売などさまざまな催しがあるので、紅葉鑑賞と合わせて参加してみては。

■スポット情報

天元台高原 公式サイト

住所:山形県米沢市白布温泉天元台

東京駅からのアクセス:山形新幹線「米沢」駅で山形交通バスに乗換、「湯元駅前」停留所下車、ロープウェイで約6分≪合計約3時間≫

例年の見頃:西吾妻山(標高2,035m)稜線付近9月上旬~、リフト山頂駅・北望台(標高1,820m)9月中旬~、中吾妻展望台付近(標高1,500m)9月下旬~、天元台高原付近(標高1,350m)10月上旬~、ロープウェイ付近(標高1,000m)10月中旬~

イベント情報:「秋一番フェスティバル」例年9月中旬頃に開催。 2026年は9月12日(土)~13日(日)

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⑤月山(鶴岡市)

月山八合目(弥陀ヶ原湿原)の紅葉(写真提供:羽黒町観光協会)。 写真提供:羽黒町観光協会

標高約1,984メートル、日本百名山の1つに数えられる「月山」。羽黒山・湯殿山と並ぶ出羽三山の主峰であり、古くから修験道などの山岳信仰の聖地として多くの参拝者が訪れています。ブナの原生林や珍しい高山植物などが見られ、草紅葉をはじめ秋を迎え一斉に色づくさまは息をのむほどの美しさです。

月山中之宮の狛兎(写真提供:羽黒町観光協会)。 写真提供:羽黒町観光協会

紅葉の鑑賞には、特に月山八合目(弥陀ヶ原湿原)がおすすめ。なだらかな湿原には木道が整備されており、約1時間の散策を楽しめます。また、八合目には月山中之宮があり、通称「なで兎」と呼ばれる狛兎が鎮座する人気スポットも。月山八合目までは、例年7月~10月上旬の開山期間のみ、鶴岡駅から路線バスまたはハイヤー(事前予約制)で向かうことができます。

■スポット情報

羽黒町観光協会 公式サイト(月山)

住所(月山ビジターセンター):山形県鶴岡市羽黒町手向字羽黒山147-5

東京駅からのアクセス:上越新幹線「新潟」駅でJR特急に乗換、JR「鶴岡」駅で下車。月山ビジターセンターへは庄内交通バス「荒沢寺・ビジターセンター前」停留所下車、徒歩約1分≪約4時間10分≫、月山八合目へは庄内交通バス「月山八合目」停留所下車≪約5時間≫

※月山八合目へ通じる月山公園線(県道211号線)は、例年10月下旬より翌年6月下旬の期間、月山四合目~八合目までの区間を冬季閉鎖します

例年の見頃:9月下旬~10月上旬

▼鶴岡の宿&周辺観光の記事はこちら

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ウインタースポーツが盛んな冬とはまたひと味ちがった魅力を味わえる、美しく色づいた秋の山形。世界からも高く評価される大自然と伝統が融合した神秘的な旅を、ぜひ紅葉シーズンに合わせて満喫してみてください!

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掲載情報は2026年9月7日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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