こんにちは。フォトジェニックなスポットのためなら、どこへでも駆けつける! 浅草育ちのフォトグラファー石井小百合です。おとな女子も楽しめる、いちご狩りと古民家カフェ巡りの旅先を教えてもらい、友人と栃木県へ行ってまいりました!

まずはJR東京駅から「なすの255号」に乗り約40分、JR小山駅に到着。小山駅西口から、いちご狩りができる「スローライフリゾートいちごの里」までは、市営バスで約25分です。


【行程】


栃木特産「スカイベリー」のいちご狩り!

いちご狩りを楽しむ筆者と友人 たくさんのいちごに囲まれてニヤニヤ。いちごのいい香りに口元が緩みます
スカイベリー

栃木で誕生した新品種「スカイベリー」。このスカイベリー狩りができる農園として、日本最大級の規模を誇る「スローライフリゾートいちごの里」。

栃木の特産スカイベリーは、都内ではなんと1粒800円〜1000円で販売されていることもある貴重な品種なのだとか。これが30分間2000円(時期により変動しますので、行かれる前にチェックを)で食べ放題なんて、いちごの里さん太っ腹すぎます。嬉泣! さっそく一粒手に取ると、ずっしりとした重みが。大粒できれいな円錐形(えんすいけい)がスカイベリーの特徴なのだそう。

スカイベリー 美味しさが詰まっていることがよくわかる、鮮やかな赤色に、ぼてっとしたフォルム
いちご狩り中の筆者 終了間際まで狩りました。もう、ここから離れたくない……!

ひと口食べると、ジュルッと果汁がこぼれ落ちるほどジューシー。甘みと酸味のバランスが良く、上品な美味しさ。食べ放題なのでたくさん食べようと意気込んだものの、パクパク食べるというより、一粒一粒を愛でてから食べたくなるほどの重厚感。

初めてのスカイベリー、食べるたびにため息が出ちゃうほど美味しかった!

栃木の地産地消ビュッフェを満喫!

ビュッフェ 本格ピッツァにパスタなど彩りも豊か

スローライフいちごの里内のレストラン「いちご一会」のビュッフェ。イタリアンを中心に、季節のお鍋や野菜料理も充実。地元で採れた食材がふんだんに使われたビュッフェは、子どもから大人まで楽しめるメニューがいっぱいでした。

デザートのいちごスイーツ デザートはやっぱりいちごスイーツ!

ケーキショップに並ぶような本格デザートも食べ放題に。なかでもいちごのモンブランは、高さを出すための土台となる部分に濃厚チーズケーキが使われていて、時間さえあればいくらでも食べられそうなほど美味。

このほかにもガトーショコラや手作りジェラートなど、大満足のビュッフェでした♪

日光の古民家カフェ「本宮カフェ」へ

JR日光駅 レトロでかわいいJR日光駅

再び小山駅に戻り、そこから宇都宮線でJR宇都宮駅へ、日光線に乗り換え約40分、JR日光駅に到着。

神橋 澄んだ川の色と、朱色が美しい神橋

ここから東武バス・湯元温泉行きに乗り約6分、日光の社寺の玄関口ともいわれる神橋(しんきょう)にやってきました。個人的にも大好きな日光東照宮は、年に一度は訪れる場所。

素敵なカフェがあると聞いてやってきましたが、こんなところにカフェはあったかな……? さっそく行ってみましょう!

本宮カフェ いつもスルーしていた石段の先に、カフェがありました!!
本宮カフェの店内 靴を脱いで上がる、ほっこり温かみのある店内

日光二荒山神社の別宮である、本宮神社の参道に位置する「本宮カフェ」。オープンは2016年、神主さんの住居だった建物をリノベーションして古民家カフェにしたのだとか。江戸時代に建てられた建物は、築320年以上。世界遺産のすぐ近くにあり、古き良き伝統が生かされたカフェです。

なんだかもう、お茶するだけでいいことがありそうじゃないですか。

カフェのテラス席に座る筆者と友人 テラス席で、神聖な空気を感じる私たち
カフェラテと抹茶ラテ 左はカフェラテ、右は抹茶ラテでござる

神聖な空気が流れる場所に、できることなら秘密にしておきたいお気に入りのカフェができました♪

日光ステーションホテルクラシックでゆったり

日光ステーションホテルクラシックの外観
ツインルーム 広々としたツインタイプのお部屋

本日は、「日光ステーションホテルクラシック」に宿泊。日光駅の目の前なのでアクセスも良く、観光にぴったり。モダンクラシックな雰囲気で、友人同士の滞在にも良い居心地♪

夕食 小ふぐの唐揚げやぎんなん、旬の食材がいっぱい

夜ご飯はホテルロビーから直結している和食処「桜」へ。

栃木牛の陶板焼 栃木牛の陶板焼。美しい色味と霜降り加減、たまりません……

日光名物の湯波や栃木牛の陶板焼きなど、地産地消の食材を組み合わせた日本料理に舌鼓。前菜から最後のフルーツまで、どれも美味しくいただきました。おなかだけでなく心まで満たされるような満足感。

ホテル直結なので、このままお部屋に戻ってくつろげるのもいいですよね!

女性専用露天風呂 女性専用露天風呂(写真提供:日光ステーションホテルクラシック)

旅の疲れを癒やしに温泉へ。源泉100%の天然温泉は柔らかい湯ざわり。手足を伸ばしてくつろげる、広々とした露天風呂でリフレッシュできました♪

栃木・鹿沼でカフェ巡り

鹿沼の根古屋路地

翌日は、日光駅から日光で約30分のJR鹿沼駅へ、そこから関東自動車バスに乗り約7分の天神町で下車。根古屋路地へやってきました。

この周辺には古民家をリノべーションしたカフェが立ち並び、カフェ好きの間でも注目されているスポットなのだそう。先には何があるんだろう? と思わせる、路地裏のワクワク感も楽しい! 

ちなみに鹿沼市は7割が森林に覆われていることから、自然豊かでのどかな雰囲気。路地ではアヒルやニワトリがお散歩する姿も見ることができました。

カフェの入り口
カフェの入り口ドア 風情のある入り口
Cafe’饗茶庵の店内

1999年にオープンした「Cafe’饗茶庵(きょうちゃあん)」。オーナーさん自らが改装を施した店内は、レトロでどこか懐かしい雰囲気。窓からは木漏れ日が差し込み、暖かい空間が作り出されています。

店内でくつろぐ筆者 ついつい長居したくなる居心地のいいテーブル席
カフェオーレと自家製スコーンのセット

カフェオーレと自家製スコーンのセットをオーダー。

自家焙煎の珈琲は、上質な酸味とコクが特徴のブラジルやグアテマラの珈琲豆をブレンドしたもの。一滴一滴時間をかけて抽出する水出し珈琲に、ミルクをたっぷり入れたまろやかなカフェオーレ。優しい甘みの自家製スコーンとの相性が良く、永遠にループしたい最強コンビです。最後のひと口まで美味しかった!

アンリロ おとぎ話に出てきそうな、豊かな木々に覆われたアンリロ

続いて向かったのは、饗茶庵のご近所にあるフレンチレストラン「アンリロ」。こちらのレストランは、マクロビオティックやヴィーガン料理など、体に優しいメニューが豊富なのだとか。しかし、残念ながらこの日は満席で入れませんでした。泣

※編集部注:「アンリロ」は2024年12月に閉店しました

アンリロ店内 アンリロ店内(写真提供:アンリロ)
アンリロ店内 アンリロ店内(写真提供:アンリロ)

いくつになっても楽しめるいちご狩りと、誰と行っても楽しめる素敵なカフェの数々。喧騒から逃れてゆったりと過ごせて、大人も楽しめる上質な遊び時間でした。

写真映えはもちろんのこと、心に鮮やかな思い出が刻まれた旅でした。

今回の旅の行程

【1日目】JR東京駅→JR小山駅→スローライフリゾートいちごの里→JR小山駅→JR宇都宮駅→JR日光駅→本宮カフェ→日光ステーションホテルクラシック→和食処「桜」

【2日目】JR日光駅→JR鹿沼駅→Cafe’饗茶庵(きょうちゃあん)→JR鹿沼駅→JR宇都宮駅→JR東京駅

栃木・日光温泉
JR+宿泊 日光千姫物語

1泊2日/東京駅⇒小山駅・宇都宮駅⇒東京駅/夕朝食付き

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