夜の浅草・花やしきはオトナにぴったりだった。春の東京下町さんぽ 首都圏

夜の浅草・花やしきはオトナにぴったりだった。春の東京下町さんぽ

2019.03.20 首都圏東京
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小さい時から夢の職業は旅人、モデルの甲斐まりかです! 最近オフの日は、東京の下町で過ごすことが増えました。そこで今回は浅草・蔵前エリアへ。ど定番スポットに寄りつつ、新しいスポットにも行こうと思います! JR東京駅から山手線でひと駅のJR神田駅へ。そこから東京メトロ銀座線に乗り換えて約10分で浅草駅に到着です。


【行程】


レトロな大人気店! 老舗洋食屋さんでランチ

私にとって、カフェよりワクワクするのは、レトロな世界観に浸れる喫茶店。そして下町・浅草といえば、古き良き喫茶店や老舗のご飯屋さんがいっぱい残っているところ。浅草ぶらりプランは、老舗の大人気洋食屋さん、うますぎて申し訳ないス! 「ヨシカミ」からスタート!

ヨシカミ

週末やランチタイムは、外まで行列がすごいらしい!

温かい「いらっしゃいませ」に迎えられ、店内を見渡すと、タイムスリップした感覚に。赤と白のテーブルクロス、カウンター越しにはおそろいのユニフォームを着たコックさんたち、壁を埋め尽くす手書きのお品書き、そして美味しそうにご飯を食べるお客さん。初めて来たのに、なんだか懐かしい、そんな不思議な第一印象。

ヨシカミ店内

次はカウンターに座って、コックさんが作るのを目の前で見るのもアリだな

美味しそうな料理が並ぶメニューを隅から隅までじっくり読み、オムライスと迷いに迷い、店長オススメのビーフシチューとクリームソーダを注文。

じっくり煮込んだシチューは、お肉がすごく柔らかくて、しっかりとした味付けの絶品。毎日でも食べたいと思えるおいしさ! 次回は絶対オムライス! でもハヤシライスも食べたいな。あと、プリンも。

ビーフシチューとクリームソーダ

赤と白のチェックのテーブルクロスがレトロでかわいい

観光客気分でぶらり散策! 「浅草寺」

美味しいご飯で腹ごしらえをした後は、浅草ど定番スポットの「浅草寺」へぶらり。

浅草寺

写真を撮るなら、このアングル!

観光客気分で「仲見世通り」を散策。

仲見世通り

いつもにぎわっている仲見世通り

人形焼きや揚げまんじゅうなど、いろんな出店の中に、美味しそうなきびだんご屋さんを発見。デザートがわりに、いただきます!
久しぶりに食べる、きびだんごのきな粉味って、また懐かしい味のひとつ。たっぷりかかったきな粉の香ばしさが、甘さ控えめなお団子の味とバランスぴったり。しかもここのきびだんごはミニサイズなので、一人前5本でも、甘酒とともにペロリといけちゃう!

一瞬で全部食べちゃいそう!

一瞬で全部食べちゃいそう!

そして浅草寺に来たからには、おみくじも引いてみた。前回引いた時に凶だったのが、すごく苦い思い出になったけれど、今回はまさかの大吉! わー! 今年はいい年になりそうだな〜!

大吉

なかなか出ない大吉!

ホッピー通りで一杯いかが?

人混みをちょっと離れ、浅草寺から徒歩4分ほどでたどり着いたのは、浅草の人気スポットのひとつ、「ホッピー通り」。
今や観光地になっていますが、昔から地元の人に愛されてきた場所。明るいうちから楽しそうに飲んでる人たちの誘惑に負けて、私も軽く昼から一杯しちゃいます。

黒ホッピーとアテ

焼酎を黒ホッピーで割って飲みます

お店オススメのメニュー、牛すじ煮込みとともに、初ホッピーいただきまーす!
ホッピーは、ビールが高価だった時代に生まれた飲み物。味はとてもビールに近いけど、苦味はビールほど感じないので飲みやすいかな。

ホッピーを飲む筆者

ビール好きな人なら、ホッピーも気に入るかも!

非日常的なことを経験すると初めて来た感覚になり、見慣れた場所でも観光気分になりますね。ホッピー通り、大人数の友達とわいわい何軒か回れたら最高だろうなー。

大人のための夜のロマン遊園地「ルミヤシキ」

ホッピー通りから徒歩3分ほどの場所にあるのが、「浅草花やしき」。浅草の定番デートスポットであり、日本最古の遊園地ともいわれています。でも今回は、いつもより少し大人な雰囲気の花やしきにやって来ました。週末の18:30〜21:00(営業日時は時期によって変わりますのでご注意を)は、大人のための夜のロマン遊園地「ルミヤシキ※」として、イルミネーションを眺めつつ、いつものアトラクションも楽しむことができるんです!

※2019年度は12月で終了

筆者

イルミネーションが映えるフォトスポットでもある

ゲームコーナーがあったので、ぬいぐるみ目当てに射的に挑戦。結果は……一発も当たらず残念賞。でも、とても楽しかったから、結果オーライ!

射的を楽しむ筆者

怖いアトラクションが少し苦手な私は、「お化け屋敷は昼よりも怖さが増している」と聞いただけで鳥肌が……その代わりにロマンチックさが増したメリーゴーランドへ。昼よりもイルミネーションが映えるのでロマンチック感倍増!

メリーゴーランド

私もデートで来たいなと思ったメリーゴーランド

周りのお客さんも、やはり大人ばかり。そしてとっておきスポットが、お化け屋敷が入っているビルの最上階。ここから浅草の夜景を撮ると、アトラクションの背景に浅草寺とスカイツリーがバッチリ映ります! ベランダもイルミネーションで装飾され、特にカップルにイチ押しです。浅草デートの最後に、夜景を見ながらその日を振り返るの、素敵だなー!

ルミヤシキからの夜景

右に浅草寺、左にスカイツリーが見えます

今日は美味しい洋食屋さんから始まり、浅草のシンボルが眺められる夜景で締め。この後、2018年10月にオープンした浅草駅からのアクセスがよい「ホテルグレイスリー浅草」に宿泊しました。

明日は蔵前方面を散策していくプランです!

スケロクダイナーで、おしゃれな朝食!

浅草近辺に一泊したら、絶対に朝食を食べに行きたいのが「スケロクダイナー」。ホテルグレイスリー浅草からは徒歩10分ほどの場所にあります。中に入ると、海外のカフェのような高い天井におしゃれなインテリア。外国人観光客にも人気の理由がわかった気がする!

スケロクダイナー

暖かい日には外でコーヒーが気分

スケロクダイナー店内

キッチンが見えるお店って、なんだかワクワクする

3階はパン屋さんになっているので、ここで出されるパンはすべて自家製。選べる朝ごはんは、パン系のメニューがオススメです! 私はアボカドトーストと自家製ホットジンジャーを。

アボカドトーストと自家製ホットジンジャー

アボカド好きにはたまらない朝食

外の光が入るダイナーで食べる朝食は、とても気持ちいい! 

倉庫を改装したカフェ@蔵前でお茶

朝食を食べ、ひと休みしたところで、ものづくりの街として歴史がある蔵前方面へぶらり。近年は若いクリエーターが集まる場所として、また雑貨屋さんなどいろいろなショップが立ち並ぶ場所としても知られています。

ショップをのぞきながら散策すると、倉庫を改装した良い雰囲気の「イリヤプラスカフェ カスタム倉庫」を発見。中はとても広く、2階ではイベントも開催されるようで、私が訪れた時は写真展が開催されていました。

イリヤプラスカフェ カスタム倉庫

いろんな席があるけど、窓際がオススメ

朝食をおなかいっぱい食べたけれど、スイーツは別腹! オススメされたフレンチトースト※とウィンナーコーヒーを、エントランス近くの日当たりのいい席でいただきます! フレンチトーストは、ふわふわなのにとろっとしてて、生クリームとの相性抜群。

※現在、フレンチトーストの提供はなし。

フレンチトーストとウィンナーコーヒー

あま〜い匂いがまた、たまらないのです

道路に面した席は、人間観察の特等席。目の前を過ぎていく犬を連れた親子や、カップルの様子を見るのもまた楽しみのひとつ! ウィンナーコーヒーを飲みながら下町に暮らす方たちの日常をまったりと眺めつつ、1泊2日の旅を終えました。

下町の定番スポットと新しいスポットに触れ、美味しいご飯もたくさんいただきました。まだまだ魅力的なスポットがあるエリア。また来たいな。
皆さんもぜひ、ひと味違う「東京下町」を楽しんでください!

掲載情報は2020年2月21日更新時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

今回の旅の行程

【1日目】JR東京駅→浅草駅→ヨシカミ浅草店→浅草寺(仲見世通り)→ホッピー通り→ルミヤシキ→浅草駅

【2日目】浅草駅→スケロクダイナー→イリヤプラスカフェ カスタム倉庫→蔵前駅→JR東京駅

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東京・浅草JR+宿泊 ホテルグレイスリー浅草

1泊2日/仙台駅⇔東京駅

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この記事を書いた人

甲斐まりか

東京生まれ、タイと日本のハーフ、育ちは海外。現在は、VoCE、BAILA、リンネル、MAQUIAなどビューティを中心に人気女性誌でモデルとして活躍。将来の夢は、小さい時から旅人! 旅した33カ国中、好きな国はポルトガルとベトナム。旅の目的は、愛用しているフィルムカメラで撮る綺麗な夕日と地元の美味しいご飯。
Twitter:https://twitter.com/mari_ka95
Instagram:https://instagram.com/mari_ka95?

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