今回の列車旅ポイント
「たまアリ」や「SSA」と呼ばれ、毎年多くのコンサートが開催されている、埼玉県の「さいたまスーパーアリーナ」。アリーナクラスでありながら他会場よりもキャパが大きいこともあり、遠征で訪れる方も多いはず。
今回はアイドルおたくの千紘が、さいたまスーパーアリーナへのアクセス情報や、会場付近のおいしいグルメ情報、暇つぶしにおすすめのスポットを紹介します。
まずはJR大宮駅周辺に予約したホテルに荷物を預けに行きます。東北・北海道新幹線、上越新幹線など新幹線5路線の停車駅でもある大宮駅は、さいたまスーパーアリーナのあるJRさいたま新都心駅まで1駅2分、歩いても30分かからないくらいなので、宿泊先におすすめです。
「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」を利用すれば、新幹線往復きっぷとホテルがセットでお得に申込みできます。どれくらいお得になるかは、記事下部で具体的にご紹介しています。こちらをチェック!
コンサートで使わない荷物は先に預けて身軽になっておくのが吉。大宮駅はとっても大きな駅で、駅構内でごはんやおやつも買えますし、商業施設もたくさんあって本当に便利です。忘れ物をしたときはもちろん、ライブの参戦服やメイクがなんとなくしっくりこないなーというときも、何でも調達できそう!
さて、お昼ごはんで腹ごしらえです。さいたま新都心駅周辺のお店はライブ前のお客さんで混み合っているのとチェーン店が多いこともあり、せっかくなので埼玉で人気のお店を求めて、大宮駅から列車で約10分、JR浦和駅へ。
ライブの前に体にいいものを食べようとやってきたのは「こもれび食堂+」さん。駅から10分ほどと少し歩きますが、ファンの多い人気店です。
19席の店内でじっくりとごはんを味わうスタイルなので、時間に余裕を見ておくと安心かなと。
木のテーブルが並ぶ優しい雰囲気の店内で注文したのは「一汁五菜のこもれびプラスプレート」。管理栄養士さんが毎週週替りでメニューを考えていて、金曜日に入れ替わるそうです。ごはん、お味噌汁、そして5つもおかずがついているなんてとっても贅沢ですよね!
この日は「春キャベツと海老のキッシュ」「竹の子と大根の塩麹あん」「新じゃが芋とツナのサラダ」など季節を感じるメニューがたくさん。どれも優しいのにしっかり味を感じられておいしいです。「鶏むね肉のチキン南蛮」は、むね肉なのにぷりっとしててびっくり!
お赤飯のような見た目ですが、味は豆ごはんの「黒豆ごはん」は、豆の食感がとってもいい。噛めば噛むほどお米の甘さが舌に伝わります。
おかずを一つひとつ味わって食べるので気持ちよくお腹いっぱいになれるランチで、心も体も健康になれた気がする! みんながコンサート前にこもれび食堂+のランチを食べれば、銀テープを譲り合う人が増えそうです。
いくつになってもデザートは別腹。お腹いっぱいになったものの、甘いものを求めて徒歩12分ほど、「cafe uwaito」へ。
こちらも木を基調としたインテリアで、壁に飾られたドライフラワーがオシャレなお店です。テラス席はご近所のワンちゃん連れにも人気だそう。
注文したのは「ストロベリーラテ」と「uwaitoプリン バニラアイスと苺」!
ストロベリーラテ、最下層の赤がかわいいですね。混ぜるとピンクブラウンみたいな色になって、さらにかわいいんです。
コーヒーの味が濃厚なラテで、苺もふんわり感じます。今は色んなところで手軽にコーヒーやカフェラテを飲めますが、本格的な味わいはやっぱりこういうカフェでしか楽しめないよなーとしみじみ。
プリンはかたくて、スプーンがナイフのように入っていく感覚が気持ちいい。卵にこだわりがあるというプリンは、カラメルがほろ苦くて大人な味わい。クリームととても合います。見た目も味もどこか懐かしくてレトロな感じのプリンです。
プリンとラテと、アクスタやぬいを一緒に撮ると絶対かわいいと思います! ラテアートが楽しめるホットカフェラテや、オムライスも人気メニューとのことなので、今度はランチで来てみたいなぁ。
そして、いよいよ「さいたまスーパーアリーナ」へ。浦和駅に戻り、さいたま新都心駅まで約7分。駅からは徒歩3分ほどでホームからも見えるほど近く、アリーナ会場の中では最強の立地だと思います。
世界最大級の可動システム(すごい)により、最大22,500席のアリーナモードや、最大37,000席のスタジアムモードなど、空間や客席数を入れ替えられる会場なので、一部の女子アイドル界隈では、会場が発表されるとどのモードでやるかよく話題になっているのを見かける気がします。
さいたまスーパーアリーナに隣接していて、さいたま新都心駅、JR北与野駅とは2階デッキでつながっている「けやきひろば」には、コンビニ、ドラッグストア、カフェ、レストランがずらり。ベンチで休憩する人も多いですね。開場前から使用できるロッカーもあります。
また、駅の逆側には「コクーンシティ」という商業施設もあるので、こちらでも暇つぶしが可能。コクーン1、2、3、パークサイドビルという4棟が立ち並んでいてなかなか圧巻です。
コンサート後は、大宮駅のホテルへ戻ります。
2日目は、大宮駅周辺を観光します。足を延ばす余裕がある方には、大宮駅から列車に乗って30分弱で行ける川越観光もおすすめですよ。
まずは大宮駅から徒歩10分ほどの「氷川参道」へ。中山道から南北約2キロにわたる参道は全国でも指折りの長さで、大宮のシンボルになっているそう。
ケヤキなど、650本の樹木が並んでいるという参道はとっても心地良くて、マイナスイオンを感じます。鳥のさえずりもたくさん聞こえて癒やされる!
大きくて迫力満点な「二の鳥居」。ここにたどりつくまでベンチもたくさんあったので、軽食を食べたり、座ってのんびりしたりするのも良さそう。
そのままさらに徒歩約10分、「武蔵一宮 氷川神社」へ。大宮駅からだと片道だけでも徒歩20分ほど。いっぱい歩いて昨日食べたものがゼロになっていく気がする!!!
本殿にたどりつくまでに小さな橋があるのですが、池に橋や木が鏡のように映っていてめちゃ美しい!
池の端から橋が入るように撮るのも美しいので、ぜひアクスタ&ぬい撮りスポットのアイデアとしてご活用ください!
手水舎にはこの日美しいお花が飾られていました。花手水が用意されている日もあるようなので、タイミングが合えばラッキーですね!
武蔵一宮 氷川神社は2000年以上の歴史があると言われており、約280ある氷川神社の総本社だそう。出雲大社の流れを汲んだ本殿は縁結びのご利益があるとのことなので、推しとのご縁、良席祈願にもってこいですね!
参拝したあとは、「ふくろ絵馬」とお守りを購入。ふくろ絵馬の巾着は、白・赤・桃・橙・黄・青・藍・黄緑・緑・紫の全10色あるので、ぜひ推しのメンカラを選んでみてください! 木の絵馬と違って、お願いごとや名前を書いた紙を巾着の中に入れるので、人に見られないのが安心ですね。みなさん、巾着の表面にも一言書いてました!
お守りは、毎月限定で入荷されるレースの「縁結守」が人気で、ほかにも季節限定のものが発売されることも。今回は、デザインがかわいくて一目惚れした「身守」をお迎えしました。
そしてこの旅の最後は、「大宮ナポリタン」のランチ。徒歩約20分で大宮駅付近に戻ります。「鉄道のまち大宮」としても知られる駅周辺には洋食店や喫茶店がたくさんあり、鉄道員や工場マンが愛したナポリタンは昔から名物として定着しているのだとか。
旧大宮市に店舗があって、埼玉県産の食材を一種類は使っていることが「大宮ナポリタン」を名乗る条件だそうです。
今回訪れたのは、「洋食 ひいき屋 大宮西口店」。東口にももう1店舗あるお店で、メディアで取り上げられることも多い人気店。行列ができる日も多いので、時間の余裕を持って訪れるのがおすすめです。
名物の「大人のナポリタン」を注文。まずはセットのサラダが運ばれてきて、シャキシャキレタスに……待って!? なんだこのドレッシング! めちゃくちゃおいしい! ちょっと衝撃のおいしさでした。
たまごや人参の甘さがいい仕事をしていて、和風に仕上げることでドレッシング独特の酸っぱさがなくて、子どもも大好きな味だと思います。テイクアウト販売もしているそうで、看板には、「本日お渡しのドレッシングの賞味期限は……」と、4日後の日付が書かれていました。賞味期限5日、新鮮なことが伝わります。
そしてナポリタンは、コクと甘みのあるソースが麺にしっとりと絡んでいておいしい! ケチャップを混ぜたようなThe純喫茶のナポリタンと、とぅるんとしたクリーム系パスタの間のような大人の味わいでした。
こちらもシャキシャキ野菜の食感がうれしい。埼玉県産の小松菜を使っているそうです。ウインナーもきのこもいっぱい入っていて食べごたえがありました! ごちそうさまでーす!!
東京からもアクセスしやすい埼玉県、観光地としては川越も有名ですごく楽しいエリアなのですが、さいたまスーパーアリーナ付近の大宮や浦和でも、人気店のおいしいグルメを堪能したり、神社散策したりと楽しい時間を過ごせます。今回紹介したお店もぜひ参考にしていただき、楽しい遠征にしてくださいね。
掲載情報は2025年7月16日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
コンサートはもちろんのこと、音楽フェスやスポーツイベント、就職セミナーなど幅広い用途に使用されているさいたまスーパーアリーナの周辺情報を紹介しました。さいたま新都心駅の隣駅である大宮駅を経由すれば、アクセスの利便性が高いのも魅力ですよね。さいたまスーパーアリーナへの「推し旅」には、列車と宿がセットでお得に申込みできる「JR東日本びゅうダイナミックレールパック」がおすすめです。
今回ご紹介した旅のプランで、列車と宿を別々に申込みした場合と料金を比較してみると、単純計算で5,490円(※)もお得に旅ができます。大宮駅に宿泊すれば、翌日の帰りにも便利ですし、少し足を延ばして川越や東京方面への観光も楽しめますよ。
【今回の旅プランの場合】
A. JR東日本びゅうダイナミックレールパックで申込みした場合
旅行代金(目安額):23,600円(おとな1名)
B. 列車と宿を別々に申込みした場合
旅行代金(目安額):29,090円(おとな1名)
<内訳>
新幹線の指定席特急券と乗車券 21,300円
ホテル公式サイトで申込みした宿泊費 7,790円
★単純計算(B―A)で5,490円もお得!
※旅行代金は、2025年6月19日時点の2025年7月17日に出発する場合の金額です。
※往復JR+宿泊(2名1室利用時)のおとな1名の旅行代金で比較しています。
※ダイナミックレールパックは、価格変動型の個人旅行商品です。申込操作時期により同一内容でも旅行代金が異なる場合があります。
※ダイナミックレールパックの旅行代金に含まれるのは、往復JR+宿泊のみです。現地での移動・飲食等にかかる費用は含まれておりません。
今回の旅の行程
【1日目】JR大宮駅→JR浦和駅→こもれび食堂+→cafe uwaito→JR浦和駅→JRさいたま新都心駅→さいたまスーパーアリーナ→JRさいたま新都心駅→JR大宮駅(ホテル)
【2日目】JR大宮駅→氷川参道→武蔵一宮 氷川神社→洋食 ひいき屋 大宮西口店→JR大宮駅