冬の旅行、服装はどうする?防寒アイテム選びと荷物をコンパクトにするコツ
寒い場所を旅する時、服や小物など、防寒アイテムはどうしよう? と悩んでしまいますよね。気合を入れて着込んでしまうと、地元を出発するときには暑そうだし、浮いてしまいそう……。それに、防寒グッズはかさばって荷物が増えてしまう……。
そこで今回は、究極のミニマリストAさん、おしゃれが最優先のBさん、アウトドアブランドを愛用するCさん、旅好きの女性3人に寒さ対策だけではなく、利便性やファッション性も兼ね備えた冬のアイテムを紹介してもらいます。荷物をコンパクトにパッキングするコツもあるのでぜひ参考にしてください。
ミニマリストはかさばらない小物で上手に防寒
冬は防寒グッズで荷物がかさばってしまいがち。極寒の地を旅することがあるというAさんは、暖かさを重視しながらも、軽くてかさばらない小物を取り入れているミニマリストです。
冬旅に欠かせない愛用アイテムは?
ニュージーランドのブランド、アイスブレーカーのカットソーです。高品質の羊毛を使ったメリノウール素材なので薄手なのに暖かく、チクチクしないのがお気に入り。冬はニットの下に着るととても暖かいです。吸湿性が高いので、冬の室内で汗をかいてもすぐに乾き、風邪を引く心配もありません。
三首(首、手首、足首)を守るアイテムって?
スコットランドカシミヤ フィンガーレスグローブは、小物でありながらも防寒という意味でかなりいい仕事をしてくれます。手首がすっぽり隠れるサイズでとにかく暖かい&指先が空いているので、スマホ操作もラクラクです。
旅先ではGoogle Mapsが片時も手放せないので、いちいち取ったり着けたりする必要がないグローブは役立ちますよ。カシミヤなので手触りも抜群です!
冷え対策の基本「三首対策」として、部分用カイロは欠かせません。この「巻きポカ(部分用カイロ)」は、黒いベルトの中に小さなカイロを入れて手首・足首に巻くもの。このままだとちょっとダサいですが、靴下をはいてブーツを履いてしまったり、手首まである手袋をしたりすれば目立ちません。
これだけで暖かさが全然違いますよ!
かさばらないけど暖かい、そんなアイテムは?
花王 めぐりズムの「蒸気の温熱シート」は、バッグの中の荷物の隙間に入るだけ入れていきます。肌に直接貼るタイプなので、普通のカイロに比べて体の芯まで暖まるのがうれしい。
お腹と腰に貼れば、たくさん着込んで厚着をしなくても寒さをしのげるので、ミニマリストとしては欠かせないアイテムです。
編集部:寒い場所に行く時は厚手のアウターでどうにかしたくなりますが、インナーや小物での防寒も効果的ですね!
暖かさとおしゃれはどう両立させる?
冬でもおしゃれを楽しみたい人にとって、寒い場所でも全身着膨れするのは避けたいですよね。
Bさんはインナーやカーディガンの組み合わせ、小物に自分らしいおしゃれポイントを入れて楽しんでいるそう。
どうやっておしゃれと暖かさを両立させているのか、気になります!
冬のあったかコーデは?
冬は住んでいる所と旅先の温度差が大きいので、温度調節ができるように薄手のインナー×カーディガンを組み合わせています。
この写真のように組み合わせています。カーディガンをお気に入りのものにするとおしゃれも楽しめますよ!
おしゃれに使えるポイントアイテムは?
モコモコのファー帽子は、かわいいし暖かいしお気に入りのアイテムです。暗めのアウターを着てもこの帽子が差し色にもなりますし、とにかく暖かいので外に出るのが億劫じゃなくなりますよ!
編集部:帽子やカーディガンなど、自分らしさを出せるアイテムを知っておくと、コーディネートを考えるときに参考になります。
アウトドアブランドのアイテムが大活躍!
山登りやスキーの旅が多いCさんは、旅でもアウトドアブランドのアイテムを愛用しているのだそう。
北海道などの寒いエリアは施設内がとても暖かく、歩くと汗だくになり、外に出ると汗が冷えて寒い……を繰り返すことになるので、体に負担になってしまうことも。そんなお悩みを解決する、冬旅で活躍してくれるアイテムを聞いてみました。
冬の旅に欠かせない、アウトドアアイテムは?
ウエスタンマウンテニアリングのダウンジャケットは、冬旅のマストアイテムです。
フリースに比べてダウンは軽くて暖かくてコンパクトなので、北海道や東北などの寒いエリアに行くときはこれにソフトシェルを重ねて着るのがお気に入りです。
冬服ならではの悩みを解決してくれるアイテムは?
みやがわスポーツのハイカーサコッシュは、着膨れしてしまう冬に活躍するアイテム。
とにかく大荷物で移動するので、財布・スマホ・ハンカチ・チケット類などは、すぐに取り出せるよう、ハイカーサコッシュに入れています。文庫本やiPad miniが入るサイズ感なので、列車旅にもおすすめです。
かさばる冬服をコンパクトにパッキングする工夫は?
冬の旅では、フリースよりもコンパクトに収納できるダウンジャケットを選んだり、アウトドア用の圧縮できるドライバッグを使ったりして、出来るだけかさばらないようにしています。
たとえば、フリース・Tシャツ3枚・ブラトップをORTLIEBのドライバッグに入れて圧縮してみると、片手で持てるほどの大きさに。これならリュックに入れても場所をとりません。
圧縮も手で簡単にできるので、旅先での荷物整理にも便利ですよ!
行く場所が雪や雨なことが多いので、防水機能付きの圧縮袋を使っています。自転車旅や登山などで使う人が多いらしく、かなり圧縮できるのでおすすめです。
編集部:アウトドアで通用する機能性&暖かさなら、列車旅でも安心して使えそうですね!
ファッションを工夫して、もっと自由に冬の列車旅を
寒さ対策はもちろん、利便性やファッション性も兼ね備えた冬のファッションアイテムやかさばらない防寒アイテム、コンパクトにパッキングするコツをご紹介しました。冬は服装を考えたり荷物をまとめたりするのが億劫で旅から離れがちですが、寒い冬だからこそ見られる景色や出会いがあります。ご紹介したアイデアを参考に、冬だけの特別な列車旅に行ってみてくださいね。
掲載情報は2020年1月31日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。