東北首都圏

小規模だけど見どころ満載!鉄道好きが推す鉄道博物館6選【首都圏・東北編】


【目次】


列車は乗るだけではなく、眺めるだけでも楽しいもの。東日本エリアには、鉄道博物館(埼玉県)などの大規模な博物館だけでなく、小規模ながらも個性的な展示が魅力の鉄道博物館がたくさんあります。

そこで今回は、びゅうたびで素敵な列車旅を提案してくれている久野知美さんと南田裕介さんに、見どころたっぷりのおすすめ鉄道博物館を教えてもらいました。

まずは、女子鉄アナウンサーの久野知美さんにお聞きしました。

① 原鉄道模型博物館(神奈川県横浜市)

原鉄道模型博物館」は、2012年にオープンした比較的新しい博物館です。JR横浜駅から徒歩5分の場所にあり、アクセスも抜群! ファミリー層向けに作られた博物館ですが、展示模型がおしゃれで館内も洗練された雰囲気なので、子どもだけでなく大人も楽しめます。

原鉄道模型博物館の入り口

原鉄道模型博物館の入り口です

鉄道模型に魅せられた原信太郎(のぶたろう)さんが収集した、鉄道模型や鉄道関連のコレクションが展示されています。貴重な収集品を後世に残すために、日本で初めて鉄道が開通した横浜にオープン。日本の鉄道模型だけでなく、ヨーロッパ・アメリカを中心とした世界中の鉄道模型が展示されているのが特徴です。SNS映えする美しい模型が多く、鉄道ファンでなくても楽しめること間違いなし!

鉄道模型の展示

世界の美しい鉄道模型が展示されています

見どころは、車内でスイーツのコースを楽しめる九州の観光列車「或る列車」のモデルとなった模型です。 デザイナーの水戸岡鋭治さんが、この博物館に展示されていた模型をもとにデザイン・設計したそうです。

また、軌間※の幅の広い1番ゲージ(45ミリ)の大きなジオラマがみられるのも、鉄道ファンにはたまりません。

※鉄道の2本のレールの頭部内側の幅

② 京急ミュージアム(神奈川県横浜市)

横浜駅から徒歩7分の場所にある京急ミュージアムは、「『本物』を見て、触れて、楽しむ」をコンセプトに、京急グループ本社の1階に2020年1月、オープンしました。

京急ミュージアム オープニングセレモニーでの久野さん

京急ミュージアム オープニングセレモニーに参加しました!

館内に入ると、昭和初期から活躍したデハ230形・デハ236号がお出迎え! 引退後、川口市立科学館で保存されていた車両を譲り受け、修復したものを展示し、その車内には、京急の歴史を紹介するコーナーが設けられています。

近くにある大迫力の京急ラインジオラマは、沿線風景を再現した逸品。模型の先端に取り付けたカメラの映像を見ながら、運転体験をすることができます。

館内の京急ラインジオラマの様子

長さ約12メートルサイズの巨大ジオラマ

お子さんと楽しめる「マイ車両工場」では、プラレールの車両に色鉛筆などでイラストを描いて楽しめます。

マイ車両工場の工作スペースの様子

オリジナルデザイン車両の工作体験ができるコーナー

※4月5日までは入館するのに事前申込が必要な日があります。お出かけの際には、ホームページをご覧ください。

③ 青梅鉄道公園(東京都青梅市)

JR青梅駅から徒歩15分の場所にある青梅鉄道公園は、鉄道開業90周年記念事業として、旧日本国有鉄道(国鉄)によって開設されました。国指定重要文化財を含めた、貴重な鉄道車両が屋外展示されています。明治、大正、昭和期に活躍したSLが数多く展示され、見ごたえがあります。

屋外のSL車両の展示

状態の良いSL車両

国指定重要文化財のED16形電気機関車や、丸く愛らしいフォルムが特徴の0系新幹線の展示も見逃せません。

屋外に展示された0系新幹線

0系新幹線と記念撮影も!

次は、久野さんのマネージャーでもある南田裕介さんに、おすすめスポットを3つ紹介していただきます。

④ 青函トンネル記念館(青森県東津軽郡)

JR三厩(みんまや)駅から町営バスで約27分の場所にある、青函トンネル記念館。津軽海峡下に掘られた海底240m、総延長53.85kmの青函トンネルの軌跡を、当時の資料や映像などを交えてわかりやすく展示しています。

南田裕介こちらは以前にびゅうたびの取材で訪れて、とても感動した場所。トンネルの仕組みを、工夫を凝らしながらわかりやすく紹介しています。

津軽海峡の断面模型の展示

津軽海峡の断面模型を展示している

南田裕介「青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号」に乗って地底へ潜る体験は、非日常そのもの!

地下坑道のトンネル写真

今も利用されている地下坑道の一部

展示を見てから地底に入り、さらにもう一度展示を見ることで、青函トンネルへの理解がより深まります。私も展示室を2回、見学してしまいました!

青函トンネルの歴史を体感できるのはもちろん、先人の情熱と技術の集大成ともいえる一大プロジェクトに触れ、胸が熱くなります。

※2020年4月17日まで冬季休業。お出かけの際には、ホームページをご覧ください。

⑤ 旧新橋停車場(東京都港区)

JR新橋駅から徒歩5分、日本の鉄道発祥の地・汐留にあるのが旧新橋停車場。列車ファンにとって、場所自体にその存在意義が感じられます。

南田裕介基本的には企画展が行われており、鉄道以外についての展示もちらほら。列車好きの方は、鉄道展示の日程を事前に調べてから足を運ぶことをおすすめします。

旧新橋停車場の外観の写真

レトロな外観も魅力

南田裕介現在の物流はトラックが中心ですが、当時は鉄道が主役でした。汐留駅は貨物駅があった為、鉄道の物流拠点として鮮魚や野菜などが発着していました。旧新橋停車場の1階には、当時の駅舎の遺構が展示され、今はなき駅舎が実際にその場所にあったということを証明しています。

気軽に訪ねることができ、しかも無料。都内観光のついでに立ち寄ってみては。

創業時の線路の様子

館外には、創業時の線路が展示

⑥ くりでんミュージアム(宮城県栗原市)

東北新幹線のJRくりこま高原駅から栗原市民バス若柳線の若柳中町で下車し、徒歩5分のところに位置するのが、くりでんミュージアム。今は廃線となったくりはら田園鉄道の施設で、車庫だった場所を博物館として再利用しています。当時の駅舎が「旧若柳駅」として残っています。

旧若柳駅の駅舎

保存されている駅舎

南田裕介展示エリアは、アトラクションゾーンとミュージアムゾーンの2つ。アトラクションゾーンでは、レールバイクや気動車に乗車できます。M153、ED203、ワフ7形やト10形などの車両も保存され、M153は実際に車両の中に入れるんです。

ミュージアムゾーンは、くりはら田園鉄道の貴重な資料の展示が盛りだくさんで、歴史好きにはたまりません! 硬券にダッチングマシンで日付を入れ、はさみを入れる体験は、くりでんミュージアムならでは。沿線の様子を再現したジオラマもあり、当時の様子を見て、触れられるのが魅力です。

ジオラマの展示

ジオラマの展示は見ているだけでワクワクします!

南田裕介今にも走り出しそうなほどリアルに展示されている「くりでん」を見ていると、活躍当時の様子が浮かび、感慨深くなりました。

隣接されているくりでん芝生広場のほか、近くには直売所くりでんもあり、家族連れで丸一日楽しめるのもうれしいポイント。想像力を刺激されるさまざまな展示で、今はなき「くりでん」を身近に感じてみませんか?

くりでんの車両写真

今にも走り出しそうな車両

鉄道ファンでなくても楽しめるスポットから、ちょっとディープなスポットまで、個性豊かな博物館がそろいました。鉄道の歴史に触れることで、列車旅がより楽しくなるはず。休日は、見どころたっぷりの鉄道博物館に足を運んでみませんか?

掲載情報は2020年2月28日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※2020年3月5日現在新型コロナウイルス感染防止のため閉館中の博物館があります。お出かけの際は公式サイト等をご確認ください。

教えてくれたびゅうたびライター

久野知美

久野知美

(ホリプロアナウンス室 女子鉄アナウンサー)
ホリプロ所属のフリーアナウンサー・女子鉄。鉄道好きが高じ、テレビ朝日系「テンション上がる会?」、BSフジ「鉄道伝説」はじめ、鉄道関連のテレビ、ラジオ、イベントに多数出演。鉄道会社の車内自動アナウンスも担当。現在は、テレビ東京「なないろ日和!」、NHKラジオ第1「鉄旅・音旅 出発進行!」、 FM NACK5「スギテツのGNRR」ほかにレギュラー出演中! 3冊目の著書『京急とファン大研究読本』(カンゼン)が絶賛発売中。
Twitter:https://twitter.com/tomomi_kuno
Instagram:https://www.instagram.com/tomomi_kuno/
Blog: https://ameblo.jp/tomomi-kuno/

南田裕介

南田裕介

1974年生まれ。奈良県出身。子どものころから鉄道が大好きで、全国各地へ鉄道旅に出かける。静岡大学卒業後、株式会社ホリプロに入社、現在はスポーツ文化部アナウンス室担当。タレントのマネジメントをする傍ら、自らも鉄道関連の番組(テレビ朝日『タモリ倶楽部』、日本テレビ『笑神様は突然に…「鉄道BIG4」』、CS日テレプラス『鉄道発見伝』など)やイベントに出演する。著書『鉄道たずねて三千里』(主婦と生活社)。
Twitter:@yyyyminamida
Instagram:yusukeminamida
LINE blog:https://lineblog.me/yyyyminamida/

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びゅうたび編集部

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