【目次】
暖かい日差しが気持ちよく、お出かけ気分も高まる春。花畑を空色に染め上げるネモフィラや、一面を真っ赤に囲むつつじ、すてきな模様を描き出す芝桜など、見頃を迎える花がたくさんあります。今回は、ゴールデンウィークでもゆっくりと春の花を鑑賞できる来年こそ見に行きたい関東近郊の穴場スポットを5か所ご紹介します。
JR高崎線・熊谷駅から「森林公園」行きの国際十王交通バスを利用して約30分で到着する「国営武蔵丘陵森林公園」。東京ドーム65個分という広大な丘陵地につくられた、全国で初めての国営公園です。
公園には、雑木林を中心に、池や湿地、草地などが広がっていて、さまざまな動植物が生息。自然を身近に感じられる場所として、人気のスポットになっています。
四季折々の花々を楽しめるのも魅力の一つ。ゴールデンウィークに見頃を迎えるのは、花畑を空色に染めるネモフィラや、藤の花をさかさまにしたような姿が特徴のルピナス、明るい黄色、白、オレンジの花々がかわいらしいアイスランドポピーなど。春らしい、色とりどりの花々が織りなす美しい景色を楽しむことができます。植物園展示棟の横に咲く、おもちのような姿のユキモチソウも見逃せません。
Yamachan様
@m_yama_yama
【ご本人コメント抜粋】
国営武蔵丘陵森林公園。
ネモフィラも咲いてました
【びゅうたび編集部より】
空色のじゅうたんを敷きつめたような美しさです。
真樹様
@usako0225
【ご本人コメント抜粋】
母を連れて武蔵丘陵森林公園へ。
アイスランドポピーとネモフィラが見頃
【びゅうたび編集部より】
カラフルな花畑は、まるで絵本の中の世界。
広い園内の移動には、公園の各入口(南、中央、西)付近にあるサイクリングセンターで借りられる、レンタサイクルを利用するのがおすすめ。春の光をたっぷり浴びながらサイクリングを楽しむことができます。
藤岡市の市の花である「藤」をテーマにした公園が、「ふじの咲く丘」。JR八高線・群馬藤岡駅から市内循環バスで約15分の場所にあり、藤の花の見頃である4月下旬から5月中旬には、「藤岡ふじまつり」が開催されます。
敷地面積2.3ヘクタールの広々とした園内に咲き乱れる、45種類の藤の花は圧巻。紫だけでなく、白やピンクなどさまざまな色や形の花を楽しむことができます。一番の見所は全長250mにもおよぶ、シャンデリアのような巨大な藤棚。やさしい藤の香りに包まれながら、上から降り注ぐ藤の花の美しさを堪能できます。
もちづき様
@mochi1photo
【ご本人コメント抜粋】
#群馬県 #藤岡市# ふじの咲く丘
【びゅうたび編集部より】
大きな藤棚は迫力がありますね。
YUMIX様
@yumix580
【ご本人コメント抜粋】
藤まつり。とっても綺麗だった。
【びゅうたび編集部より】
白い藤の花も可憐ですてきですね。
藤岡ふじまつりでは、藤岡市の物産市や藤の即売会、野外コンサートなど、さまざまなイベントが行われます。期間中は、日没とともに園内がライトアップされ、幻想的な雰囲気の中で、昼間とは違った藤の花の姿を見ることができるのも魅力です。
JR水戸線・常磐線の友部駅から市内周遊バスで約15分の「笠間つつじ公園」は、標高143mの富士山(ふじやま)にある、市民の憩いの場です。園内には約8500株25種のつつじが植えられており、見頃を迎える4月中旬から5月上旬にかけては、小高い公園一面が真っ赤に染まります。
Makoto Nishikawa様
@sudachi.kun
【ご本人コメント抜粋】
#つつじ #つつじ祭り #花
【びゅうたび編集部より】
美しく咲くつつじの花は青空によく映えます。
園内のいたるところで、美しいつつじの花を楽しむことができるのですが、中でもおすすめの鑑賞スポットは、笠間市内を一望できる展望台。色鮮やかに咲き誇るつつじが織りなす絶景に圧倒されます。
Dai Watanabe様
@dai38dai
【ご本人コメント抜粋】
ツツジと夕焼け
仕事帰りに寄ってみたら綺麗に空が焼けてくれました
【びゅうたび編集部より】
夕焼けとつつじの赤が作り出す、まさに絶景です。
ふもとから、富士山の山頂まではゆっくり歩いて30分ほど。清々しい春の日差しを浴びながら、ハイキングを楽しむのもおすすめです。
毎年、つつじの見頃にあわせた4月中旬から5月上旬には「笠間つつじまつり」が開催されます。ゴールデンウィーク中にはさまざまなイベントが行われるので、要チェックです。
2.9ヘクタールの敷地に広がる、26万株の芝桜が見事な「みさと芝桜公園」。JR高崎線・高崎駅から群馬バスの「箕郷」行き、または「伊香保温泉」行きに乗り約30分、箕郷営業所で下車して「はるな郷」行きに乗り換え、約10分で到着します。
芝桜が一斉に花を咲かせる見頃は、桜が散る4月上旬から5月上旬。公園内の一番のみどころである芝桜の丘では、「織姫が置き忘れた桃色のはごろも」をイメージしてデザインされた赤、白、ピンクの芝桜が帯状に連なって、美しい模様を描き出します。丘全体をおおいつくす色鮮やかな芝桜のじゅうたんは、この世のものとは思えない美しさ。芝桜の花のほのかな香りを楽しめるのも魅力です。
misa様
@misa.style.2007
【ご本人コメント抜粋】
#群馬県 #みさと芝桜公園 #芝桜
【びゅうたび編集部より】
小さな花で描く模様は見事ですね。
Yukio Iwamoto様
@yukio.iwamoto
【ご本人コメント抜粋】
みさと芝桜公園。見頃になってました。初めて行ったのですが、
管理が行き届いていてなかなか良いです。
【びゅうたび編集部より】
小さな芝桜の花。じっくり見るととてもかわいらしい姿ですね。
芝桜の開花にあわせて開催される、「みさと芝桜まつり」にもぜひ足を運んでみて。地元の採れたて野菜や梅干しなどの売店が出店するほか、芝桜模様にアレンジした芝桜だるまも購入できます。
東武東上線・東松山駅から市内循環バスで約30分、「東松山ぼたん園南」で下車して徒歩約10分にある「東松山ぼたん園」。東松山市の花であるぼたんの魅力を広めるために1990年に開園した、日本最大級のぼたん園です。
園内に植えられたぼたんは、約6500株150品種。毎年4月中旬ごろから色鮮やかな花をつけ始め、ゴールデンウィークの頃に最盛期を迎えます。赤やピンクだけでなく、白や黄色、紫、黒など珍しい色の花も。大きさもさまざまで、小さくて可憐な小輪の花や、艶やかな大輪の花など個性的な花々が咲き誇ります。
nonchan2222flower様
@nonchan2222flower
【ご本人コメント抜粋】
#東松山ぼたん園 #東松山ぼたんまつり
【びゅうたび編集部より】
黄色のぼたんの花もかわいらしいですね。
花の見頃の4月中旬から5月上旬には「ぼたんまつり」を開催。期間中は、さまざまなイベントが行われるほか、東武東上線の東松山駅から臨時バスが運行するので、公園まで約15分でアクセスできます。
nao様
@nao.030916
【ご本人コメント抜粋】
この広い敷地いっぱいに咲き乱れる牡丹は実に見事でした。
牡丹はつぼみも美しい。
【びゅうたび編集部より】
一面に広がるぼたんの花、思わずうっとりします。
また、園内にある大型複合遊具は、東松山市内で最大級の大きさで子供たちから大人気です。芝生広場や展望台などもあるので、家族でゆっくりと公園を満喫してみては。
心地よい季節の中で迎えるゴールデンウィーク。自然に囲まれ、色とりどりの花を眺めるだけで、気分まで晴れやかになります。春ならではのすてきな景色を堪能しに、ちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
掲載情報は2020年4月21日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。