ワンハンドで食べられる気軽さもあり、日本の伝統食ながら近年改めて注目を集めているおにぎり。お米や具材のセレクトはもちろん、炊き方や握り方に至るまで、それぞれのこだわりが詰まったおにぎり専門店も多数登場しています。
今回はJR東京駅構内や隣接した大丸東京店にあるおにぎり専門店を5つ紹介。テイクアウトだけでなくイートインに対応したお店もあるので、乗り換えの合間の軽食にもぜひ利用してみてくださいね!
【目次】
JR東京駅の八重洲中央口近くの改札内にある「ほんのり屋 東京本店」は、「三角形のどこから食べても具が出てくる」のがブランドのこだわりで、毎日店舗で炊いているごはんは、強火で一気に炊き上げるので冷めてもふっくら。お米は会津産コシヒカリで、東日本大震災後の風評被害の際にも変わらず使用を続けてきたこともあり、地元生産者とは深い信頼関係を築いているそうです。
おむすびは「梅干し(種抜き)」や「おかか」といった定番具材を中心とした約15種類。日替わりの具とだしが自慢の味噌汁との相性も抜群です。イートイン席があるので、列車の待ち時間などに気軽に食べられるのもうれしいポイント。テイクアウトの場合はモバイルオーダー利用で並ばずに受け取れますよ。
JR東京駅構内には、マルコメ社とコラボした「ほんのり屋×marukome グランスタ東京店」もあります。味噌汁の味噌の種類を自分で選べるという遊び心のあるお店なので、こちらもぜひチェックしてみてください。
JR東京駅の改札内、八重洲南口周辺のグランスタ東京 京葉ストリートエリアに店を構える「おむすび百千」。なんと60種類以上のおむすびを展開しており、おむすびがズラリと並んだショーケースは圧巻! お米は、おもに長野県飯山産みゆき米の中でも選りすぐりの「幻の米」をお米マイスターが厳選。冷めてもお米本来の甘みや粒立ちが感じられるので、おむすびにぴったりのお米です。
ラインアップは、「明太子」「昆布」などの定番や、「あくまのおむすび」といったオリジナルに加えて、日本全国47都道府県のふるさとの味を表現したおむすびなどもあり大充実。好奇心を刺激されてあれこれ試したくなるので、何度も訪れる常連客も多いそう。ぴょんと具材が飛び出した天むすなど、写真を撮りたくなるような映えるメニューも豊富です。
スタイリッシュな店構えが目を引く「TARO TOKYO ONIGIRI グランスタ東京店」は、JR東京駅八重洲地下中央口と丸の内地下中央口の中間あたりにあります。オリジナリティ溢れる創作系おにぎりが豊富で、山形県産雪若丸の白米のほか、具材に合わせて玄米、黒米の3種類から選べるのも人気の理由です。海苔が別添えで提供されるスタイルも、パリパリの海苔好きは見逃せません。
おにぎりは13~14種類がそろい、「天然 焼き紅鮭」「炙り生たらこ」などの定番メニューに加えて、国産うなぎに老舗漬物店「吉岡屋」の奈良漬けを合わせた「静岡県産うなぎ 奈良漬添え」といったグランスタ東京店限定の味もあるので要チェックです。こだわりの豪華な具材とカラフルなお米の組み合わせは華やかで新鮮! 一度食べると、おにぎりの常識が覆されるかもしれません。
■店舗情報
TARO TOKYO ONIGIRI グランスタ東京店 公式サイト
場所:グランスタ東京B1 スクエア ゼロエリア 改札内(詳細はこちら)
営業時間:8時~22時(日曜・祝日は~21時※翌日が休日の場合は22時まで営業)
イートイン席:なし
JR東京駅八重洲南口改札を出てすぐ、右手側に見える「金のおにぎり専門店 ぼんたぼんた 東京八重洲南口店」。ふわふわに握られたおにぎりは、「最初のひと口目から具材がしっかりと楽しめるように」という思いから、とにかく具だくさん! 普通の白米に比べて糖質やカロリーを抑えながら、旨みと栄養素はしっかりと残して精米された金芽米や、玄米特有の食べにくさを軽減した金芽ロウカット玄米を使用しているのも特徴です。
常時店舗に陳列される商品は18種類ですが、実際のおにぎりのラインアップは60種類以上! 味付けにもこだわった具材は意外な素材を組み合わせた個性的なものも多く、いつ訪れても新鮮な驚きがありそうです。「焼き鯖高菜まみれ」など東京駅八重洲南口店限定のメニューや限定ボックス入りのセットメニューもあるので、ぜひ試してみてください。
JR東京駅八重洲北口改札を出てすぐ、東京駅に隣接した大丸東京店の地下1階に、お米屋さんが手がける「米屋のおにぎり屋 菊太屋米穀店 大丸東京店」があります。お米の選定からその日の気温や品種に合わせた水加減の調整、お米のおいしさを活かす握り方など、お米のプロならではのこだわりが随所に感じられるおにぎりです。外はしっかり、中はふんわりの絶妙なバランスで、どこか懐かしさを感じる味わいにハマるリピーターも多いのだとか。
具材はお米本来の味を最大限に引き出せるものを厳選し、10~12種類をラインアップ。奇をてらわない定番の味が中心ですが、お米の旨みを存分に味わうなら、やはりシンプルな「塩にぎり」がおすすめ。丁寧に焼いてつくられた赤穂の焼き塩や、焼き海苔とのハーモニーも相まって、おにぎりの魅力を再確認できそうです。
朝食やランチ、おやつなど、列車旅のお供に大活躍のおにぎり。こだわりの詰まった専門店の味は、自分用だけでなくお土産にも喜ばれそうですね。ご紹介したお店は、いずれも乗り換え時にもアクセスしやすい場所にあるので、JR東京駅を訪れた際はぜひチェックしてみてください!
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掲載情報は2025年6月5日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。