桜の代名詞・ソメイヨシノよりも早い時期に開花し、濃いピンク色の花が特徴的な「河津桜」。静岡県賀茂郡河津町が発祥で、例年2月上旬から3月上旬が見頃です。関東にも数多くの河津桜の名所があり、開花時期にはライトアップや桜祭りなどのイベントも開催されています。
今回は、関東の中でも都心からのアクセスが良い東京23区内や多摩地区、神奈川にある河津桜の名所を5選紹介。人気のスポットはもちろん、静かに楽しみたい方にぴったりの穴場スポットもあるので、首都圏への旅行やお出かけの参考にしてみてください!
※編集部注:ご紹介する見頃やイベントなどの情報は2026年1月時点のものになります。詳細や最新の情報は各公式サイトをご確認ください
【目次】
写真提供:江戸川区
東京都江戸川区と墨田区、江東区の境界を流れる「旧中川」。江戸川区内の河川敷沿いに河津桜や大寒桜、ソメイヨシノなど約275本の桜並木があり、2月中旬~4月上旬頃まで道行く人の目を楽しませてくれます。河津桜は江東新橋からふれあい橋の間に植えられており、JR平井駅からのアクセスが便利です。
写真提供:江戸川区
旧中川では河津桜の開花時期に合わせたイベントなどはないため、落ち着いた雰囲気の中でじっくりと桜見物・撮影ができます。東京スカイツリーやふれあい橋をバックにした美しい桜が楽しめ、デートにもぴったりです。
写真提供:江東区
東京都江東区が誇る桜の名所「大横川」。茂森橋から弁天橋の間(木場公園東側付近)の川の両岸に約100本の河津桜が植えられています。木場駅から徒歩約2分というアクセスのしやすさから、開花時期の例年2月中旬頃から多くの花見客で賑わう人気スポットです。
写真提供:江東区
川の両岸に咲き誇る河津桜の濃いピンク色と、東京スカイツリーをはじめとしたランドマークとのコラボレーションが楽しめるのも魅力。タイミングによっては川沿いの菜の花と一緒に楽しむこともできるので、大横川に掛かる橋や川面、下町情緒溢れる風景など、お気に入りの撮影ポイントをぜひ探してみてください。大横川では河津桜の開花に合わせたイベントはありませんが、近くには木場公園もあるので、河津桜見物のあとに散策してみるのもおすすめです。
写真提供:小田野中央公園まちづくりの会
JR高尾駅からバスと徒歩で約15分、総面積約3万1,000平方メートルの「小田野中央公園」は、八王子市と八王子市民が協働で公園を整備する「手づくり公園事業」により開園した公園です。浅川沿いに約620メートルの長さがあり、その遊歩道脇の河津桜並木は公園の代名詞的存在。開花は都心よりもやや遅く、例年3月上旬〜中旬頃に見頃を迎えます。
写真提供:小田野中央公園まちづくりの会
毎年3月の第3日曜日に実施される「さくらまつり」は、2008年の公園開園以来続く定番イベントです。例年、地元中学校吹奏楽部の演奏や地元小学校の発表、ダンス、太鼓、バンド演奏など地域ならではのステージがあり見ごたえ十分。そのほか、焼そばや豚汁、餃子などの出店もあり、アットホームな雰囲気の中でお花見を楽しめます。
※編集部注:悪天候の場合中止になることがあります。実施情報については公式サイトなどをご確認ください
■スポット情報
住所:東京都八王子市西寺方町400-先
アクセス:JR「高尾」駅から西東京バスで「小田野中央公園」停留所下車、徒歩約2分
例年の河津桜の見頃:3月上旬~3月中旬
河津桜の本数:約40本
写真提供:一般社団法人三浦市観光協会
河津桜の名所と名高い「三浦海岸」。三浦海岸駅から小松ヶ池公園までの約1キロメートルの沿線に、約1,000本の河津桜が植えられています。見頃を迎える2月中旬~2月末頃には菜の花も開花するため、河津桜のピンク、菜の花のイエロー、そしてタイミングによっては京急久里浜線の赤い車両とのコラボレーションが楽しめるのも人気の理由です。
写真提供:一般社団法人三浦市観光協会
河津桜が楽しめる2月中旬から3月上旬までは、例年「三浦海岸桜まつり」が開催。三浦海岸駅前に設置されるテント村では地元の商店やカフェが出店するほか、周辺には多くの協力店もあり、地元グルメを楽しみながら散策できます。2026年の三浦海岸桜まつりは2月5日(木)~3月3日(火)の開催を予定。多くの人で賑わうため、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。
写真提供:TUDOI合同会社
JR松田駅から徒歩約20分。松田山の中腹に位置し、相模湾や富士山を見渡せる絶景スポットとして知られる「西平畑公園」。毎年2月中旬~3月初旬頃には園内に約360本植えられた河津桜が咲き誇り、桜と雄大な自然のコラボレーションを求めて多くの観光客が訪れています。広い園内には花を主体としたガーデンにドッグランも併設。さらに子どもの館、自然館などの施設があり、1日中楽しめる人気の観光スポットです。
写真提供:TUDOI合同会社
桜の時期には、河津桜と菜の花の美しい共演やミニ列車に乗車して通る桜のトンネル、大型ブランコからの桜と富士山の眺望など、見どころたっぷりです。例年、開花時期に合わせて「まつだ桜まつり」が開催され、ハーブ館周辺に飲食・物販のテントが並ぶほか、野点などのイベントも行われます。2026年のまつだ桜まつりは2月7日(土)〜3月8日(日)を予定。開催期間中は松田駅からシャトルバスの運行もあるので便利です。
■スポット情報
住所:神奈川県足柄上郡松田町松田惣領2951
アクセス:JR「松田」駅から徒歩約20分、または小田急小田原線「新松田」駅から徒歩約25分(まつだ桜まつり開催中は臨時駐車場の開設および松田駅からシャトルバスの運行あり)
例年の河津桜の見頃:2月中旬~3月初旬
河津桜の本数:約360本
ソメイヨシノに比べ、早い時期から楽しめるということで、年々人気の高まっている河津桜。開花している期間が長いので、見物の日程をゆっくり決められるのも魅力です。桜祭りなどのイベント開催中は、周辺の道路や駐車場の混雑も予想されるので、列車などの公共交通機関を利用するのが安心。ぜひ暖かくしてお出かけください!
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掲載情報は2026年1月22日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。