初夏に見頃を迎えるホタル。ホタルが生息する静かな水辺で癒やされませんか。今回は、関東エリアでホタルが見られる名所を5選紹介。どのスポットも列車やバスでアクセスできるので、暗い夜道の運転や駐車場を気にせずホタル観賞に集中できますよ。
ご紹介するスポットの中には、ゲンジボタルだけでなく、珍しいヘイケボタルが見られる場所も。見どころのほか、例年の見頃時期、ホタルの種類や数、イベントや周辺の観光情報も紹介しています。ホタル観賞のマナーとあわせて、お出かけ前にぜひチェックしてみてください。
【目次】
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ホタル観賞に適した時間帯は日没から1〜2時間後の、20時頃がおすすめです。暗いため、足元に注意しながら静かに楽しみましょう。
足元が整備されていない場所もあるため、動きやすい服装で出かけると安心です。蚊やブヨなどの被害を避けるために、肌の露出は控えるとよいでしょう。
ホタルは繊細な生き物。触ったり、捕まえたりしないようにしましょう。また、強い光を受けると飛べなくなり、死んでしまうことも。懐中電灯やカメラ、スマホの画面などの光は絶対に当てないようにしましょう。
写真撮影の際は、フラッシュ機能が切ってあることを必ず確認しましょう。
小雨程度の雨であれば見られることが多いです。ただし、風が強い場合はホタルが飛翔しない可能性が高いでしょう。
そのほか、スポットによってはLED内蔵の光る靴などの発光物の持ち込みや、写真撮影、観賞中の飲食、喫煙、ペット同伴などを禁止している場合もあるので、事前に公式サイトなどを確認しておくと安心です。
写真提供:一般社団法人湯河原温泉観光協会
温泉郷として知られる湯河原にある「万葉公園」。水の清らかな温泉地ならではの取り組みとして、ホタルの保護育成を行っています。幼虫までを公園内の「ほたる小屋」で過ごしたのち、地元小学校の児童たちの手によって放流され、その後自然発生するゲンジボタル。100匹以上が一斉に乱舞する光景は圧巻の一言です。
湯河原町では、ほかに藤木川、千歳川・新崎川沿いにも天然のホタルが数多く生息しており、町全体でホタルを楽しめます。JR湯河原駅からバス利用で行けるのもうれしいポイントです。
「ほたるの宴」の様子例年、万葉公園ではホタルが飛翔する時期に合わせて観賞イベント「ほたるの宴」を開催、2026年は5月29日(金)〜6月7日(日)の日程で実施予定です。金・土・日曜はキッチンカーの出店があるほか、イベント本部では手持ち提灯や園内にある「狸福(りふく)神社」に奉納する絵馬の販売も。狸福神社は縁結びの神様として有名なので、デートにもぴったりです。
■施設情報
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566
アクセス:JR「湯河原」駅から奥湯河原行バスまたは不動滝行バスで「落合橋」停留所下車すぐ
例年のホタルの見頃時期:6月上旬
ホタルの種類・数:ゲンジボタル・約100匹
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写真提供:ロマンの森共和国
緑に囲まれた総合レジャー施設「ロマンの森共和国」。1991年から手掛けてきた巨大ビオトープ「ホタルの谷」では例年多くのホタルが羽化し、5月下旬頃からゲンジボタルが、6月上旬頃からはヘイケボタルが美しい光の乱舞を見せてくれます。
ゲンジボタル・ヘイケボタルのどちらも観賞するなら、6月上旬頃に訪れるのがおすすめ。なお、ホタルの谷では、土・日曜は写真撮影が禁止されているのでご注意ください。
写真提供:ロマンの森共和国
約40万平方メートルの敷地を誇る園内には、大きなアスレチックや釣り堀、ボートなど、子どもから大人まで楽しめるアクティビティが充実。浅い小川が流れる地形を生かした「ロマン渓谷」は、水遊びはもちろん、渓流釣りも楽しめるので、ホタル観賞とあわせて自然を満喫したい方におすすめです。
■施設情報
住所:千葉県君津市豊英659-1
アクセス:JR「木更津」駅またはJR「安房鴨川」駅から木更津鴨川急行バスで「ロマンの森共和国」停留所下車すぐ
※木更津駅行きの最終バスは16:59発、安房鴨川駅行きの最終バスは19:54発となりますのでご注意ください(2026年5月時点)
例年のホタルの見頃時期:ゲンジボタル5月下旬~6月中旬、ヘイケボタル6月上旬~6月下旬
ホタルの種類・数:ゲンジボタル・非公開、ヘイケボタル・非公開
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写真提供:みなかみ町観光協会
「月夜野ホタルの里」は、1989年に「ふるさといきものの里100選」に選ばれたことをきっかけに、ホタル保護に力を入れている地区。最盛期には数百匹ものホタルが飛翔し、幻想的な光景が広がる名所です。
最寄りのJR上毛高原駅から徒歩約3分、観賞コースは約2キロメートルと、30分程度でまわれる手軽さも魅力。また、南側・北側の気温差で発生のピークがずれることや、ゲンジボタル・ヘイケボタルの両方が生息していることで、ホタルが見られる期間が比較的長いのも特徴です。
写真提供:みなかみ町観光協会
例年6月下旬頃には、観賞コース近くでホタルの飛翔時期に合わせたイベント「みなかみえんにち」を開催。キッチンカーの出店やワークショップなどもあるので、ホタル観賞までの時間を賑やかに過ごせそうです。周辺には水上温泉郷、月夜野・上牧温泉郷などがあるので、ホタル観賞のあとにゆっくりと温泉を楽しんでみては。
■施設情報
住所:群馬県利根郡みなかみ町月夜野1532
アクセス:上越新幹線「上毛高原」駅から徒歩約3分
例年のホタルの見頃時期:6月中旬~7月中旬
ホタルの種類・数:ゲンジボタル、ヘイケボタル最盛期にはそれぞれ数百匹(※)
※ホタルの発生状況はみなかみ町公式サイトをご確認ください
▼上毛高原駅周辺の温泉・上牧温泉の記事はこちら
月夜野ホタルの里へのホタル観賞におすすめ
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写真提供:東吾妻町役場
日本名水百選にも選ばれた「箱島湧水」を源とする鳴沢川で、例年6月上旬から7月中旬にかけて見られるゲンジボタルやヘイケボタル。その流域を「箱島ホタルの里」と名付け、地区住民を中心とした「ホタル保護の会」が、ホタルと人間が共存できる環境づくりに取り組んでいます。
最寄りのJR小野上駅からは徒歩約25分。ホタル保護地は全部で3ヵ所あり、駅から徒歩で向かうなら「第2保護地」がおすすめです。
写真提供:東吾妻町役場
例年、シーズン中は地元ボランティアによる「ホタル鑑賞会」を開催。ホタル観賞のポイントや注意点を教えてもらえます。箱島ホタルの里周辺の、湧水由来の美しい川水やのどかな自然の風景に癒やされること間違いなしです。
■施設情報
住所:群馬県吾妻郡東吾妻町箱島
アクセス:JR「小野上」駅から徒歩約25分
例年のホタルの見頃時期:ゲンジボタル6月上旬~中旬、ヘイケボタル6月下旬~7月中旬
ホタルの種類・数:ゲンジボタル・約60匹、ヘイケボタル・約550匹(ピーク時)
▼箱島ホタルの里から車で15分ほど。伊香保温泉の記事はこちら
箱島ホタルの里へのホタル観賞におすすめ
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写真提供:茨城県都市整備課
日本三名園の1つに数えられる「偕楽園」。園拡張部にあるその名も「蛍谷(ほたるだに)」では、ホタルの成虫と卵の放虫を行うなど、ホタルの環境整備に取り組んでいます。偕楽園までのアクセスは、JR水戸駅からバスと徒歩で約25分と少し距離がありますが、その分、静かな環境でホタルを観賞できるのが魅力です。
写真提供:茨城県都市整備課
約300万平方メートルにもおよぶ広大な敷地内には、徳川斉昭が自ら設計した「好文亭」や、日本最古級の噴水「玉龍泉」、荘厳な雰囲気漂う孟宗竹林など、歴史と自然を体感できるスポットが満載。1日ではまわり切れないほどの広さなので、夕暮れ時まで充実した待ち時間を過ごせそうです。
■施設情報
住所:茨城県水戸市見川1-1251(偕楽園公園センター)
アクセス:JR「水戸」駅から茨城交通バスで「好文亭表門」「偕楽園東門」「偕楽園前」停留所下車、徒歩3~5分
例年のホタルの見頃時期:5月下旬~6月上旬
ホタルの種類・数:ゲンジボタル・1日最大15匹
偕楽園へのホタル観賞におすすめ
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ホタルが見られるのは、地元の方々を始めとした多くの人々の地道な努力の賜物です。観賞の際はマナーとルールをしっかり守って、ホタルが安心して生息できる環境を残していきたいですね。
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掲載情報は2026年5月19日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。