暖かくなると、のんびりとローカル線の旅に出たい気持ちが高まります。今回は、列車に詳しいライターの蜂谷あす美さんに教えてもらった、おすすめの関東ローカル線6選をご紹介。都心からサクッと行けて、ローカル線の良さにどっぷり浸れるところばかりなので、鉄分補給にぴったりです。
【目次】
群馬県桐生市の桐生(きりゅう)駅と栃木県日光市の間藤(まとう)駅を結ぶ「わたらせ渓谷鐵道」。「わ鐵」の愛称で鉄道ファンから親しまれています。見どころたっぷりのローカル線です。
東京駅から約30分と、アクセス抜群の鶴見駅を起点とする「JR鶴見線」。扇町駅を終点とする本線、大川駅を終点とする大川支線、海芝浦駅を終点とする海芝浦支線の3つの路線がある、風情たっぷりの路線です。
東京都八王子市の八王子駅から埼玉県を経て、群馬県高崎市の高崎駅までを走る「JR八高線」。沿線には豊かな自然や歴史スポットが点在しているため、途中下車しながらプチトリップを楽しむのも良いですね。
埼玉県北部を運行する「秩父鉄道」。羽生駅から三峰口駅を結ぶ秩父本線と、武川駅から三ヶ尻駅を結ぶ貨物専用の三ヶ尻線があり、東は関東平野、西は秩父盆地と、平野部と山間部のどちらも楽しめる路線です。
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京成上野駅から成田空港駅までをつなぐ京成本線。京成成田駅で本線から分かれて、東成田駅までを結ぶのが「京成東成田線」です。
大月駅から河口湖駅まで全長26.6キロメートルを走る「富士急行線」。JR新宿駅から起点となる大月駅までは、JR中央線の特急列車を利用すれば約1時間で到着するので、都心からのアクセスも抜群です。
※編集部注:2021年4月現在、ドリンクサービスは休止中です。
車窓からの絶景や、個性的な駅舎、レトロな車体など、鉄道ファンでなくても楽しめる魅力が詰まったローカル線。都内近郊で、たっぷり旅情を感じながら、プチ旅行へ出てみてはいかがでしょうか。
掲載情報は2021年4月16日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。