長岡まつり大花火大会を120%楽しむ方法を、花火マニアが教えます!!

長岡まつり大花火大会を120%楽しむ方法を、花火マニアが教えます!!

日本の夏の風物詩といえば「花火」。一瞬の光が織り成す芸術は、観る人すべての心に感動を刻みます。

はじめまして。これまで国内100カ所以上の花火大会を観覧&動画撮影している“花火マニア” 安斎幸裕です。100カ所は多いと思われるかもしれませんが、日本で1年間に開催される花火大会は、なんと1000カ所以上!中でも全国規模の人気を誇るのが、新潟県長岡市で開催される「長岡まつり大花火大会」(以下、長岡花火)。今回は長岡花火を徹底的にご紹介するべく、準備で盛り上がっている長岡市へ取材に行ってきました。

日本三大花火のひとつ「長岡花火」とは

この空の花

毎年8月2日・3日に開催される長岡花火。日本三大花火のひとつに数えられ、2日間で約2万発の花火が打ち上げられます。信濃川の広大な河川敷が会場になっており、他では見ることのできないビッグスケールの花火が打ち上げられます。打ち上げ場所を挟んで2つの観覧会場が用意されており、右岸は川面に映る花火が楽しめるエリア、左岸は打ち上げ場所から近くダイナミックな花火が楽しめるエリアと、見る場所によって変化が楽しめます。国内外からも多くの観覧者が訪れ、その数は、なんと100万人超え!一般の観客はもちろんマニアにも大人気の花火大会です。

日本三大花火といえば、秋田県大仙市で開催される「大曲の花火」、茨城県土浦市で開催される「土浦全国花火競技大会」、そして「長岡花火」を指しますが、花火業者が熟練の技を競い合う競技大会である前者2つに対し、長岡花火は「慰霊・復興・平和への祈り」を込めた花火大会なのです。

一発一発に“長岡人”(長岡発展に寄与した先人をはじめ、長岡に住む人、長岡に携わる人すべて)の想いをのせて打ち上げるのが長岡花火の特徴です。

見どころ&注目のプログラム

長岡花火はオープニングからフィナーレまで、目が離せないプログラムが目白押しです。どれも大注目ですが、マニアとして特に注目の見どころを3つご紹介します。

1)正三尺玉

正三尺玉

長岡花火の象徴「正三尺玉」。花火玉は直径が約90cm、開花幅が約650mにもなる、超大玉花火です。大きさや色合いはもちろん、注目は「音」。耳が張り裂けそうな爆音と体で受ける衝撃は迫力満点です。

また長生橋(上流のトラス橋)と正三尺玉の重なりは絶好のシャッターチャンス! 今年は長生橋80周年でライトアップもされますので、ぜひ長生橋と花火のコラボレーションをカメラに収めてください。

2)復興祈願花火・フェニックス

復興祈願花火・フェニックス

打ち上げ幅(全長)約2km、約5分間にわたって打ち上げられる「復興祈願花火・フェニックス」も大人気です。2004年10月の中越地震からの復興を願って打ち上げがスタートしました。死んでも蘇ることで永遠の時を生きるといわれる不死鳥・フェニックスは、まさに中越地震からの復興の象徴。花火で型どった黄金色のフェニックスが5分間に2回、夜空へ力強く羽ばたきます。2回とも見逃さないようにしてくださいね。平原綾香さんの「Jupiter」にのせて打ち上げられるので、口ずさみながら観覧してみてください。自然と涙が溢れてきますよ。

3)天地人花火

天地人花火

長岡花火を一躍有名にした花火プログラムが「天地人花火」。音楽にシンクロして打ち上げられるミュージックスターマインです。この花火を担当するのが、2016年の全国花火競技大会「大曲の花火」で、もっとも美しい花火を打ち上げた花火業者に授与される花火界最高の賞・内閣総理大臣賞を受賞した花火業者「野村花火工業」です。

野村花火工業は芯入花火(何重にも同心円を描く花火)に定評がありますが、私は「空間の使い方が一流」だと思っています。虎の尾や扇といった小型煙火~大玉花火まで、上中下の空間をうまく利用した打ち上げ方をじっくりと楽しんでください。

この3つ以外にも、長岡花火で打ち上げられる花火はどれも中小花火大会のフィナーレ級の迫力です。とにかく派手で、大玉花火もバンバン打ち上がります。オープニングから圧倒されること間違いなしですよ!!

長岡花火財団発足で新プログラム登場!

1879年に小さな花火大会からスタートし、今では海外からも注目されている長岡花火。2017年4月には新たな運営組織として「長岡花火財団」が発足しました。「長岡花火の深化」「広報宣伝の強化」「組織力の強化」を掲げる、長岡花火に特化した専門機関です。

長岡花火財団

発足したばかりの組織です

長岡花火事務局長の佐々木秀俊さんにお話を伺ったところ「長岡花火財団が発足したことにより、今までできなかった年間を通じたプロモーションが実現します。より多くの方に長岡花火を知っていただき、長岡に足を運んでいただきたいです」。語り口からも、花火に懸ける想いが充分に伝わってきます。

今年は長岡花火財団発足記念花火も打ち上がるとのことで、一ファンとして、今から待ち遠しくて仕方ありません。

快適に長岡花火を見るためのポイント

長岡花火に初めて行く人も多いと思いますので、ポイントをいくつかご紹介します。

1)観覧会場ヘは余裕をもって到着を!

長岡駅や駐車場から花火会場へ向かう道路は人! 人 !人! 通常は徒歩約30分ですが、花火大会の日は1.5倍ほどの時間がかかりますので、17時過ぎには長岡駅を出るようにしてください。遅くとも花火打ち上げ開始の1時間以上前、18時には会場入りできるよう、逆算して会場へ向かう準備をするとよいでしょう。

また、人混みを避けようとすいている道を行ってみようとしないように。行き止まりだったり、道に迷ったりと、結局遠回りするハメになることも。焦らずゆっくりと、人の流れに沿って会場を目指してください。

2)花火会場近くまで車で来るのは避けて!

会場付近には駐車場がいくつか用意されていますが、オープンと同時に満車になることも珍しくありません。また、せっかく駐車できても、花火大会終了後は大渋滞で、ちょっとやそっとじゃ動けません。

会場まで車で移動するのは避け、隣の駅などに駐車してから電車で会場入りする「パーク・アンド・ライド」をおすすめします。はるかに楽で帰りもスムーズですよ。

3)買い出し&トイレは事前に!

会場内には屋台等がありません。花火会場に着く前、長岡駅や駐車場付近のコンビニで買い出しを済ませましょう。また会場に向かう路上には屋台も点在しています。

また、トイレも大混雑しますので早めに動き、打ち上げ開始30分前までには済ませておくようにしましょう。

4)花火ひとつひとつに盛大な拍手を!

長岡花火は「慰霊・復興・平和への祈り」を込めて打ち上げられる花火大会です。各プログラムが終わったら、打ち上げ協賛企業や花火業者へ、アナタの祈りを込めた盛大な拍手をお願いします。

5)FM三尺玉を聴きながら、さらに長岡花火を楽しむ!

長岡市のコミュニティーラジオ「FMながおか」は、8月1~3日限定で特別番組「FM三尺玉」を放送します。

パーソナリティ・佐野護さんに話を伺ったところ、「FM三尺玉は長岡花火を楽しむためのツールです。会場にいる人はもちろんのこと、会場の外で長岡花火を見ている方にも楽しんでいただける放送を心がけています」とのこと。

FM三尺玉 佐野さん

佐野さんの生中継が花火をさらに盛り上げます。

当日は、駐車場の空き情報や花火スポンサーの紹介、また花火打ち上げ時は花火玉の種類・プログラムの解説などを実況生中継。長岡花火をさらに楽しむツールとして、ラジオを聴きながらの花火観覧をおすすめします。カーステレオや防災ラジオでも聴けますよ(80.7MHz・8月1~3日放送)。

このようなポイントを押さえて、安心安全に長岡花火を観覧してください。繰り返しになりますが、人の多さ(人出)には充分注意して、余裕をもって行動してくださいね!

【番外編】お土産・グルメなど、長岡を楽しみ尽くすスポット

長岡花火を見に行く際に、私が毎年訪れているスポットもご紹介します。花火を見るだけでなく、長岡の観光も一緒に楽しんでみてください!

1)ながおか花火ミュージアム

長岡駅西口から大手通沿いを花火会場に向けて歩くこと5分。「ながおか花火ミュージアム」には、花火玉(三尺玉・尺玉等)・花火を打ち上げる筒のレプリカが展示され、触れることもできます。ハイビジョンモニターでは長岡花火の映像も流れ、予習・復習におすすめです!

ながおか花火ミュージアム 三尺玉レプリカ

実際に見て・触って、大きさを実感できます!

2)まちなか観光プラザ

おみやげの購入は「まちなか観光プラザ」へ! 毎年ここで自分へのお土産を買うのが楽しみのひとつ。 花火柄Tシャツやタオル、文房具、インテリア雑貨など、さまざまな花火グッズが並んでいます。今年はどんな新作があるのか、毎年楽しみにしています!

まちなか観光プラザ 店内

さまざまな花火グッズが並び、ワクワクします

3)長岡のソウルフード、フレンドのイタリアン

長岡市のグルメといえば、名店フレンドの「イタリアン」です。焼きそばにミートソースがかかっており、初めて見たときには「なんだこれは?」と思いました。一口食べてみると意外と薄味で、どこか懐かしくも感じる味。麺も柔らかく、ソースとうまく絡み合います。今ではこれを食べなければ長岡へ来た気がしなくなりました。まさにソウルフードですね。

イタリアン

変わったビジュアルですが、実においしいんです

4)生姜醤油ラーメン・五平

国営越後丘陵公園・臨時駐車場を利用する人には、「長岡拉麺食堂 五平」のラーメンがおすすめです。生姜が効いた薄口醤油味のスープと細縮れ麺は、どこか懐かしく、体も心も温まる一杯です。なんと今年は7月1日~8月3日の間、丼ぶり・麺・具材で花火玉をアレンジした、五平オリジナルの「長岡花火ラーメン」が新メニューとして提供されます。

長岡拉麺食堂 五平のラーメン

長岡はラーメン激戦区。中でも五平の生姜醤油はおすすめ!

日本三大花火のひとつ・長岡花火。見どころ・ポイントなどを押さえて観覧し、街の食や文化に触れることで、さらに楽しむことができます。

打ち上げる人の想いがあり、そこに携わる人の想いがあります。それもぜひ知ってください。「慰霊・復興・平和への祈り」を込めた長岡花火を、それぞれの想いを胸に、じっくりと楽しんでいただけたらと思います!!

【写真提供】 吉田勝幸 佐々木美加

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