本州の最北端・青森。ほかの地域にはない自然や歴史が多く残り、家族やカップルでの旅行、女子旅、ひとり旅など、幅広い旅行シーンにぴったりです。今回は、青森の自然や風景などを堪能できる、旅好きびゅうたび編集部おすすめの観光スポットをご紹介します。
十和田湖や奥入瀬渓流などの定番スポットから穴場まで幅広くご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
青森を代表する名勝地・十和田湖。青森と秋田の県境に広がる十和田火山の噴火によってできたカルデラ湖で、奥入瀬(おいらせ)渓流の源です。古くは修験道の修行の場として、また鉱山として開かれ、明治時代に詩人・大町桂月(おおまちけいげつ)によって、その存在が知れ渡りました。東北の冬の厳しい寒さでも凍らないことから、「神秘の湖」と呼ばれています。最大水深約327mという深さは、日本で3番目。
その青く澄んだ湖面の美しさと、季節の移り変わりとともに変化するたたずまいは、人々の心をとらえてやみません。紅葉の名所としても知られ、シーズン時には、秋の彩りを満喫しに訪れる人であふれています。
勿忘草様
@memelesmonei
【ご本人コメント抜粋】
#青森県#十和田市#十和田湖#世界最大#二重カルデラ湖
【びゅうたび編集部より】
一面青色の景色で美しいですね
十和田湖の美しさを体感するなら、十和田湖遊覧船に乗るのがおすすめ。湖上からの絶景ビューポイントを、クルージングで快適に巡っていきます。角度や季節によって、十和田湖のいろいろな姿が見られるのは、遊覧船ならでは。のんびりと、湖上散歩を体験しましょう。
十和田湖を水源とし、焼山で蔦川と合流する奥入瀬渓流。原生林の中を流れる、国指定の特別名勝・天然記念物で、青森を代表する観光スポットです。遊歩道が整備されているため、いくつもの小さな流れや大小の滝、切り立った崖などの絶景ポイントをチェックしながら、およそ14kmの流れに沿って散策が楽しめます。
minkim様
@minkim31
【ご本人コメント抜粋】
奥入瀬渓流カメラ旅2日目
ついに上流へ
【三乱の流れ】
奥入瀬らしい写真!
【びゅうたび編集部より】
清流やコケむした岩がフォトジェニック!
奥入瀬渓流沿いに立つ「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」は、野趣あふれる露天風呂や、青森の食材をふんだんに使用した料理が好評。施設内には青森のりんごにこだわったビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」も。大自然の中で、リゾート気分をゆったり満喫できる宿です。自分へのごほうびにぴったり。
1泊2日/東京駅⇔八戸駅/夕朝食付き
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再検索をお願いします。
はる -hal-様
@hal_ari
【ご本人コメント抜粋】
夏休みもそろそろ終わりです。帰ります。ここは3回行ったけど、1度も晴れずで、リベンジしたい場所。
【びゅうたび編集部より】
蔦沼が水鏡になって、幻想的な世界が広がっています
明治から大正にかけて活躍した文人・大町桂月がこよなく愛し、晩年まで暮らしたという蔦温泉。ブナの原生林に囲まれ、温泉の近くには桂月の墓も建っています。
蔦温泉を囲む自然林は「蔦の森」といわれ、「蔦沼」をはじめとする大小6つの沼が点在し、遊歩道「沼めぐりの小路」が整備されています。これらの沼は、約2キロ離れたところにある赤沼を含めて、「蔦の七沼」と呼ばれます。
森の中で最大の蔦沼は、素晴らしい景観が魅力なので、ぜひ見に行きたいトレッキングスポット。八甲田の山並みを映し出す水面は、まさに神秘的です。特に秋は、赤や黄色の紅葉が、鏡のような湖面に映えて絶景です。森林浴で、癒しのひとときを楽しみましょう。
なおにゃん様
@nao_nyan0801
【ご本人コメント抜粋】
二度目にしてやっと赤く染まる蔦沼に出会えました
早起きして来たかいがありました
【びゅうたび編集部より】
鏡のような湖面に映る真っ赤な紅葉は絶景!
「蔦温泉旅館」は歴史を感じさせる造りで、ゆったりとくつろぐことができます。浴室はいずれも、ブナとヒバの木材を使った情趣あふれる湯殿。湯船の下から、ナトリウム・カルシウム硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉がこんこんとわき出しています。自然散策の後は、歴史ある名湯に浸かってリラックスを。
ICHIRO ASAKAWA様
@ichilow_asakawa
【ご本人コメント抜粋】
蔦温泉で夏の疲れを癒してます
【びゅうたび編集部より】
一度は行ってみたい、風情ある秘湯の一軒宿です
十和田市は、アートをテーマに町づくりをする「Arts Towada(アーツトワダ)」に取り組んでいます。官庁街通りや商店街など、街中や屋外空間にさまざまなアート作品を展開するというプロジェクトで、美術品だけでなく、人々の心を揺り動かすさまざまなイベントなども含まれ、見どころもいっぱい。
アーツトワダの中核となっているのが、「十和田市現代美術館」。「アートを通した新しい体験を提供する開かれた施設」をコンセプトに、草間彌生(くさまやよい)や奈良美智(ならよしとも)など、国内外で活躍する現代アーティストの作品を展示しています。基本的に1室1作品の展示で、すべて十和田市のために作られた作品ばかり。官庁街通りや広場に点在する立体アート、外壁一面に描かれた絵画、館内の空間と一体化したインスタレーション作品などを鑑賞しながら、現代アートの世界を見学できます。
常設展示のほか、企画展も随時開催。館内には、休憩スペースやカフェもあり、ゆったりとアートに浸ることができます。
hxxkooo78様
@hxxkooo78
【ご本人コメント抜粋】
#colorful#colorfulphotography #草間彌生
【びゅうたび編集部より】
入館しなくても現代アート作品を鑑賞できます
KAZUMI様
@k.a.z.u.m.i.o.d.a
【ご本人コメント抜粋】
何とかと煙は高いとこに登りたがる~、はい、その何とかです。
高いとこ大好きです。
ロープウェイ有ったら乗ります
【びゅうたび編集部より】
ゴンドラからは360度景色が見渡せます
約1,585mの大岳を主峰として、赤倉岳、硫黄岳など10の山々が連なる北八甲田と、櫛ヶ峰などの6峰を指す南八甲田を合わせて八甲田山と呼びます。
日本百名山にも選ばれている八甲田山は、湿地帯が多く、貴重な湿生植物・高山植物の宝庫。木々が豊かに生い茂る森林、可憐な花々に出会える湿原、神秘的な湖沼などの見どころがたくさんあります。
山頂まで連れていってくれるのが、八甲田ロープウェー。標高差約650mを、10分程度で上ることができます。津軽平野の雄大な景色を一望でき、高度が上がるとともに変化する植生や、真上から見る森林は圧巻。さらに、秋になると山の頂上からどんどん色づき、そのグラデーションを楽しむことができます。
hideaki161211様
@hideaki161211
【ご本人コメント抜粋】
#夕日 に照らされて紅葉が燃える様でした。
【びゅうたび編集部より】
ロープウェーから眼下の紅葉を満喫
八甲田ロープウェー山頂公園駅で降りると、8の字型の散策コース「八甲田ゴードライン」があり、気軽にハイキングを満喫することもできます。
Naoki Sawahata様
@sawap1031
【ご本人コメント抜粋】
写真は八甲田ゴードラインの途中の山々!
とてもきれいな景色で、絶景でした!
【びゅうたび編集部より】
八甲田山の美しい自然を間近に楽しめますね
八甲田連峰の西麓には、「ヒバ千人風呂」と呼ばれる大浴場が有名な酸ヶ湯温泉があります。強酸性泉で疲労回復にも効果があるとされているため、八甲田山で散策を楽しんだ後にゆっくりと疲れを癒すのも良いでしょう。
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向山 充様
@mukaiyama326
【ご本人コメント抜粋】
どこを切り取っても美しい燃える山
【びゅうたび編集部より】
滝と紅葉が一体となっていて、絵のような美しさです
「中野もみじ山」は、1803年、弘前藩主・津軽寧親(やすちか)公が京都から楓苗を取り寄せて移植して以来の、青森の紅葉狩りの名所。紅葉の見頃は、例年10月中旬~11月上旬とされており、燃えるような紅葉が滝と渓流に映え、鮮やかで感動的な空間が演出されています。秋の紅葉シーズンは、ライトアップ演出も開催され、紅葉をよりいっそう美しく引き立てます。
津軽の伝統工芸である、顔と胴体が一本の木で作られた津軽系こけしを鑑賞するなら、「津軽こけし館」へ。中野もみじ山から徒歩約10分のところにあります。
1階はおみやげ用こけしの売店や、実際にこけし職人の仕事を見られる実演コーナー、2階は津軽系こけしをはじめ、全国から集められたこけしや、ろくろの回転を利用して木材を削り、加工した「木地玩具(きじがんぐ)」と呼ばれる木のおもちゃが展示されています。こけしアートコレクションには、各界の有名人や著名人が自作したこけしも並びます。
きみどりこけし様
@green_kokeshi
【ご本人コメント抜粋】
行って来ました#津軽こけし館!
#夢のパラダイス
予定時間をオーバーするほど夢中になる場所
何度でも来たくなるね
【びゅうたび編集部より】
1体ずつ細かな違いを比べるのも楽しそう
黒石市にある「ランプの宿 青荷(あおに)温泉」は各室に電灯がなく、宿がすべてほんのり灯るランプの明かりに満たされます。一度は行きたい、山あいの一軒宿です。1929年開湯の宿で、今も静寂に包まれた湯治場の風情を残します。
混浴露天風呂や、総ヒバ造りの内湯がある「健六の湯」など、4つのお風呂が敷地内に点在。月明かりや雪明かりでの湯あみは、どこか幻想的です。
りんご公園の一角には、「弘前シードル工房kimori」もあります。シードルとは、りんごを原料にして造られる発泡性のワインのこと。りんご本来の味を引き出した無濾過のシードルは、穏やかでやさしく、手作り感のある味わいです。天気のいい日は、りんご畑をのんびり眺めながらシードルが試飲できるという、最高のシチュエーション!
コズ(kozue)様
@kozue.yoshi
【ご本人コメント抜粋】
青森と言えば、りんご
本場の味を求めてシードル工房kimoriさんに
りんご公園内にあるkimoriさん
木守は農家さんの昔からある風習の言葉なんだとか
青森県りんご愛ハンパないです!
【びゅうたび編集部より】
種類豊富なシードルは、おみやげにもぴったり
りんごのお菓子といえばアップルパイ。弘前には、アップルパイを提供する店がいっぱいあります。どこも個性的で、それぞれ味が違うので、食べ比べるのも楽しいはず。弘前公園のそばにある「珈琲はなまる」は、落ち着いた雰囲気の喫茶店。中でもアップルパイは、紅玉を丁寧に下ごしらえし、ジューシーでほどよい酸味に仕上げられています。香り高いコーヒーとの相性も抜群。
1泊2日/東京駅⇔弘前駅/夕朝食付き
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東北地方で唯一、現存天守を持つ弘前城は、弘前藩代々の居城として、1611年に落成。1895年から、弘前公園として一般に開放されました。天守だけでなく、城門、やぐら、三重の水濠や土塁が当時の姿で残る城は全国でも珍しく、9棟が国の重要文化財に指定されています。
二の丸与力番所から東内門の間にあるのは、樹齢推定130~140年のソメイヨシノ。1882年、旧藩士・菊池楯衛(きくちたてえ)によって植えられた、日本最古のソメイヨシノといわれています。
季節のイベントも多数開催され、春の「弘前さくらまつり」では、ソメイヨシノを中心に約2600本もの桜が咲き誇り、満開時には外濠を覆い尽くすほど。西濠の桜を貸しボートに乗って見るのもおすすめです。
秋に行われるのは「弘前城菊と紅葉まつり」。歴史ある弘前城の天守と、紅葉と大輪の菊のコラボレーションは見ごたえがあります。さらに、ライトアップされた夜の弘前城は幻想的。木々や城跡の景観が映えるのはもちろん、濠の水面に映る姿も深みを増し、弘前公園の美しさをよりいっそう際立たせます。
みどり様
@mi_dori87
【ご本人コメント抜粋】
リフレクションが綺麗♪
【びゅうたび編集部より】
夜の弘前公園は幻想的な美しさです
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弘前の桜を満喫。一度は見てみたい花筏の絶景に酔いしれる
1104様
@ogb157.555
【ご本人コメント抜粋】
三色でまとめられた素敵建造物
【びゅうたび編集部より】
赤い屋根が双子のように並ぶ「旧弘前市立図書館」
弘前は、レトロな洋風建築物がたくさん残る街としても有名です。八角形のドーム型双塔が特徴的な「旧弘前市立図書館」は、青森を代表する大工棟梁であり、洋風建築の祖ともいわれる堀江佐吉らにより、1906年に建造。ルネッサンス様式を基調に、随所に和風様式も取り入れられています。
1904年、旧第五十九銀行の本店本館として建造されたのは、「青森銀行記念館」。国指定の重要文化財で、堀江佐吉の最高傑作と呼ばれる、美しい建物です。ギリシャ地方原産の植物・アカンサスの葉が柱にデザインされていたり、階段に精巧なザクロの形の飾りが取りつけられていたりと、随所に細やかな意匠が凝らされているのが見どころ。
内部の見学も可能で、特に、2階大広間の天井は、「金唐革紙(きんからかわし)」という全国でも珍しい貴重な壁紙が全面に使われています。
mytrip diary様
@islandtrip2019
【ご本人コメント抜粋】
#東北 #青森 #弘前 #青森銀行記念館 #銀行 #建築 #レトロ #オシャレ
【びゅうたび編集部より】
防火のために日本の土蔵造りも取り入れているそうです
「旧東奥義塾外人教師館」は、青森初の私立学校として創立された東奥義塾に、英語教師として招かれた外国人の住居。こちらも堀江佐吉が設計したものです。1900年の建築といわれ、当時の暮らしぶりが再現されています。1階のカフェで、優雅なティータイムを過ごすのもいいでしょう。
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比叡山、高野山と並ぶ日本三大霊場のひとつで、霊験あらたかな青森のパワースポットとして知られる恐山。862年、天台宗の僧・慈覚大師円仁(えんにん)が開いたといわれています。総門をくぐると正面に地蔵殿が建ち、左手に岩肌から火山ガスが上がる荒々しい風景が広がっています。
あの世とこの世の境目である「三途川」が流れ、賭博地獄、重罪地獄などと呼ばれる場所があり、賽(さい)の河原の向こうには、宇曽利山湖が横たわります。小石を積み上げた石積みや、輪廻転生を表す風車なども境内のあちらこちらに見られ、その現実離れした風景は圧巻。
開山期間は毎年5月~10月。7月20~24日の恐山大祭と、10月上旬の恐山秋詣りの時期は、亡くなった人と話せるイタコの口寄せが行われます。
また、恐山境内には温泉が湧いています。冷抜(ひえ)の湯、古滝の湯、花染の湯、薬師の湯の4つの湯小屋があり、入山者は無料で利用できます。
【ご本人コメント抜粋】
イタコさんが
まさか、いらっしゃるとは…
びーっくり
ボロボロ泣いてきた
【びゅうたび編集部より】
イタコの口寄せを体験できるチャンスは年2回。大行列になることも多いのだとか
■びゅうたびライターがイタコの口寄せを体験した記事はこちら
恐山の大祭でイタコに母を口寄せしてもらう
バルジ様
@galactic_bulge
【ご本人コメント抜粋】
大間崎にあるモニュメント
マグロの一本釣りはユーモアがあって、微笑ましかった
【びゅうたび編集部より】
大間の漁師に一本釣りされた440kgのマグロがモデルだそうです
本州最北端の地「大間崎」は、北海道まで津軽海峡を挟んでわずか17.5kmという近さで、大間マグロの産地として有名。晴れた日には、約600m先の弁天島の向こうに、北海道の山並みを間近に望むことができます。マグロ一本釣りのモニュメントと、「こヽ本州最北端の地」の碑が立っており、記念撮影のスポットとしても人気。
毎年10月上旬には、マグロ好きにはたまらない一大イベント「大間マグロ感謝祭」が大間町で開催され、大勢の人でにぎわいます。豪快な包丁さばきで見ごたえ充分のマグロ解体ショーや、解体されたばかりのマグロ、新鮮な昆布やもずくなど特産物の即売が行われます。
伊藤弘幸様
@hiroyuki_ito0523
【ご本人コメント抜粋】
さすがに大間のマグロは美味かった〜
【びゅうたび編集部より】
たくさんの大漁旗が飾ってあります
現地で大間マグロを味わいたいなら、漁師が釣った極上マグロが食べられる店「魚喰いの大間んぞく」がおすすめ。新鮮なマグロ丼や刺身定食をメインに、アワビやウニなど海の幸が盛りだくさん。マグロの水揚げから加工まで、完全自社加工で提供しており、年間を通して極上の大間マグロがお値打ち価格で味わえます。
Saya Azuchi
@azaz388
【ご本人コメント抜粋】
#大間のマグロ #大間んぞく #青森
【びゅうたび編集部より】
おなかも心も大満足できそうです!
mika様
@mika_kukka
【ご本人コメント抜粋】
世界自然遺産 白神山地 白神の森遊山道へ行ってきました。
熊鈴を付けて、虫除けスプレーを体に振りまくり、杖や虫除けのうちわを持っていざ!
神秘的な森、きらびやかな緑、木々、苔、不思議なキノコ
素晴らしい景色を見て来ました
【びゅうたび編集部より】
自然の奥深さを満喫できますね
秋田~青森を結ぶJR五能線(ごのうせん)は、全国的に知られるローカル線です。人気の理由のひとつは、日本海の絶景を眺めながら、世界遺産の「白神山地」、SNSで話題の「青池」などにアクセスできるから。
白神山地は、東アジア最大級の広大なブナやミズナラの原生林の総称。青森と秋田にまたがる約13万ヘクタールに及ぶ広大な山域を持ち、そのうち世界遺産登録地域は1万7000ヘクタール弱。樹齢数百年を超えるブナの大木が現存していて、貴重な生態系が残っています。
散策には、初心者向けに整備された「白神の森遊山道」がおすすめ。
また、大小33の湖沼を巡る「十二湖散策コース」も、歩きやすく人気があるそうです。休憩所なども整備されているので、体力に自信がなくても安心です。特に人気のスポットは、インクを流したようなブルーが美しい青池。時間帯によって、微妙に色合いが変化するのも神秘的。
日本海の波打ち際に湧くのは、鉄分を含む茶褐色の湯。「黄金崎不老ふ死温泉」は、水平線に沈む夕日を堪能できる、人気の宿です。混浴風呂と、女性専用風呂があり、潮風を感じながらのんびり入浴できます。
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neco_chi様
@miekoishibashi
【ご本人コメント抜粋】
#ねぶた #星野リゾート青森屋
【びゅうたび編集部より】
ねぶたの迫力は圧巻です!
「星野リゾート 青森屋」は、温泉や食、祭りなどを通して、青森の自然と文化を体感できる宿。館内にはねぶたがあちこちに飾られ、ホタテ釣り体験ができたり、酒場が並んだりと、縁日のようなムード満点。さらに、ねぶた祭りの跳人(はねと)体験などのアクティビティも楽しめます。これでもかというくらい、青森らしさを体験できるおもてなしにあふれています。
心地よく疲れを癒してくれる温泉は、木々に囲まれ、池に浮かんでいるような露天風呂「浮湯」と、青森のヒバをふんだんに使った「ひば湯」。客室にはBUNACO照明や南部裂織、八戸焼など、青森の工芸品が備えられ、上質なくつろぎの空間を演出しています。
約22万坪という広大な敷地は、四季折々の自然の風景が美しいです。疲れたら、温泉の足湯に浸かってひと休みしましょう。
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津軽鉄道は、津軽五所川原~津軽中里間を結ぶローカル列車。車窓に広がるのどかな田園風景を見ながら、のんびりした列車の旅が楽しめます。津軽鉄道の冬の名物はストーブ列車! 毎年12~3月の間、だるまストーブを設置した列車が走ります。ストーブでスルメを焼きながら、体も心もホッと温まる列車の旅をどうぞ。
沿線には津軽が生んだ文豪・太宰治の故郷・金木町があり、太宰にちなんだスポットが集まっています。
「太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)」は、終戦直前に故郷へ疎開した太宰と妻子が暮らした、生家である津島家の離れ。この家で、多数の作品を執筆しました。現存する貴重な太宰の居宅です。
Kaori様
@runrun55kao
【ご本人コメント抜粋】
太宰治疎開の家
実家は豪邸の斜陽館。
疎開の時に離れにいたらしい。
離れもじゅーぶんに立派です!
【びゅうたび編集部より】
多くの作品が生まれた、太宰の書斎です
太宰の生家である太宰治記念館「斜陽館」は、堀江佐吉が建設に携わったもので、国の重要文化財に指定されています。青森のヒバをぜいたくに使った、宅地約680坪の大豪邸には、ため息が出るばかり。特に2階には、シャンデリアやゴージャスな壁紙・カーテンなどが配置され、ヨーロッパの宮殿のよう。
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ウミネコの繁殖地として天然記念物に指定されている「蕪島(かぶしま)」。ここを起点として南東に続く種差(たねさし)海岸は、三陸復興国立公園の北の玄関口。白い砂浜と、緑の芝生地、そして荒々しい海岸段丘の景観が同時に眺められる風光明媚な場所で、「日本の白砂青松100選」にも選ばれています。
海岸沿いの散策ルートを歩くと、種差海岸の眺めを一望できる「葦毛崎展望台」、砂の上を歩くとキュッと音が鳴る「鳴き砂」で知られる「大須賀海岸」、北三陸では珍しい白い砂浜が広がる「白浜海水浴場」、広大な天然の芝生が波打ち際まで続く「種差天然芝生地」など、変化に富んださまざまな自然の景色が見られます。
八戸市鮫町にある、ぜひ訪れたい名店が「海席料理処 小舟渡」です。「海抜0メートル食堂」の異名をもち、磯の香りと大海原を楽しみながら、新鮮な魚介類を味わえます。海の幸をぜいたくに使った豪華な海鮮丼や、八戸の郷土料理であるウニとアワビのお吸い物「いちご煮」も食べることができます。
on_off様
@on_off_02
【ご本人コメント抜粋】
#八戸市 に行ってきました #小舟渡食堂 #磯ラーメン #海の上でランチ #おいしいごはん
【びゅうたび編集部より】
波しぶきがかかりそうなほど、海が目の前!
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Midori Nomura様
@midori_n812
【ご本人コメント抜粋】
浅虫水族館
10年近く行ってなかったよ…展示頑張ってた
【びゅうたび編集部より】
トンネル水槽では、海の中の様子をじっくり眺められますね
浅虫水族館は、青森周辺に生息する生き物をはじめとした多様な水生生物を、約300種・1万点展示している本州最北端の水族館です。「陸奥湾の海」を再現した長さ約15mの海底トンネル水槽は、青森の豊かな海の中を歩いているような迫力! ホタテやホヤなどの養殖の様子を間近で見られるほか、生きたウニやヒトデ、イソギンチャク、ヤドカリ、カニなどを直接手に取って観察できるタッチコーナーもあり、子どもたちに大人気です。
老若男女問わずファンが多いのは、イルカショー。ねぶた囃子をイメージした音楽と、イルカたちのダイナミックなジャンプパフォーマンスとのコラボレーションは、青森ならではの光景です。
aka様
@akafamily88
【ご本人コメント抜粋】
可愛い甥っ子とお嬢ー連れて
久しぶりの水族館
【びゅうたび編集部より】
イルカショーは一年中楽しめます
浅虫温泉は、平安時代の僧・円仁が発見したとされる、青森有数の歴史ある温泉地。もともとは麻を蒸すのに温泉を利用しており、「麻蒸」が転じて「浅虫」になったとのこと。青森駅から青い森鉄道で約20分とアクセスもいいため、青森市内観光の拠点としてもおすすめ。
「南部屋 海扇閣」は、展望風呂と和室がすべて海に面し、ロケーションが最高の旅館。夜には津軽三味線の生演奏も楽しめます。
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龍飛崎は津軽半島最北端の岬。「日本の灯台50選」に選ばれている美しい白亜の龍飛崎灯台や、龍飛砲台跡のほか、太宰治文学碑、吉田松陰碑なども立ち、数々の文人や著名人がめでた絶景であることがわかります。
Takeshi Fukuda様
@kenkenpa34
【ご本人コメント抜粋】
龍飛岬です。
【びゅうたび編集部より】
青い空に白い灯台が映えますね
龍飛崎は、石川さゆりさんが歌って大ヒットした名曲「津軽海峡・冬景色」の歌詞に出てくるスポットでもあります。そのため、「津軽海峡冬景色歌謡碑」は、ボタンを押すと曲が流れる仕組みになっており、訪れた人々を楽しませてくれます。
サリー様
@yuki777sallylove
【ご本人コメント抜粋】
その昔天候不良で、辿り着けなかった竜飛崎
目的は、津軽海峡冬景色を歌う事♪
【びゅうたび編集部より】
現地で石川さゆりさんの歌声が聴けると、テンションが上がりそうです!
362段の階段が続く、全国唯一の「階段国道」である国道339号線で岬に行くのもおすすめ。この国道339号線沿いにある展望スポットの「眺瞰台」は、標高約470mで、360度の大パノラマが広がる展望台。眺めのよさは抜群で、津軽海峡や龍飛埼灯台などを一望でき、天気がよければ北海道が見える日も!
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港町・八戸の一日は朝市で始まります。JR八戸駅前、JR本八戸駅近くの三八城(みやぎ)神社など、市内の9ヵ所で朝市が立ちますが、最も活気にあふれているのが陸奥湊駅前朝市。常設の市場には約60店の魚菜店が並び、道端にも店が出ます。
朝早くから新鮮な魚介や、手作り野菜を販売する威勢のいい声が飛び交い、活気に満ちあふれている、まさに八戸の台所。おいしい朝食を食べるため、地元の人もたくさん訪れるそうです。にぎわいのピークは、朝4~7時頃。市場内には食事コーナーもあり、買った刺し身などをその場で食べられるのも魅力です。早起きして朝市を巡りましょう。
朝市と同じく、八戸の庶民文化を代表するのが横丁文化。中心街には8つの横丁が並びます。その中でも「八戸屋台村みろく横丁」は、三日町通りと、六日町通りの商店街を貫く屋台村。青森の食が満載の寿司屋、ラーメン屋、居酒屋などがテーマパークのように軒を連ね、気軽に入りやすい店も多いので、観光客に人気です。
NOBU様
@nobu5900521
【ご本人コメント抜粋】
八戸と言えばここが有名らしいので行ってきました!
【びゅうたび編集部より】
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掲載情報は2024年6月28日更新時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。